テバク(大撲) 第6話あらすじ チャン・グンソク、ヨ・ジング主演韓国歴史ドラマ

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便殿。大同法への各地の反対が大きいため、全土への展開は時期尚早との話が出ている。

眼疾で狀啓(チャンゲ:장계)を読むのも大変なのに、耳まで遠くなりそなたたちの声がよく聞こえないと言い、世子にどう考えているかと問う粛宗

過労なので御医に脈を取らせますと、世子

『譲位する』と、粛宗。

皆でひれ伏し撤回してくれという。

目も耳も悪いのに上位させないというので、世子に代理聴政(テリチョンジョン:대리청정)させればいいなと、粛宗。

 

粛宗と延礽君(ヨニングン)の独対。

『私は、王冠をかぶる代わりに刃を握ります。民らを搾取する貪官汚吏たちの腕と脚を斬り、王家に反逆する逆族を捕まえ、殿下が行くその道の前に立ち、先に道を開きます』と、延礽君。

『確かに。そう言葉のように容易いようか?それが王になることより大変なことだ、こいつ。何をか知ってほざけ』と、粛宗。

『恐れいります、父上』と、延礽君。

『狂ったやつ。貴様がどんな刃をつかむのか、見ているぞ』と、粛宗。

 

御命をお収めくださいと臣下とともに待罪する世子。その途中で喀血する。そして、誰にも気づかれないようにそれを拭う。

粛宗は世子を呼ぶ。

『いつからだったのだ?一体いつから、そのように血を吐くのだ?お前のその喀血だ!体もよくない奴が、早くやめて、代理聴政を受け入れろ!』と、粛宗。

 

延礽君(ヨニングン)、どうしてそう顔が暗いのだ?世子邸下の代理聴政に心が困難なのか?もしかして、玉座が遠ざかるか?このまますべてのことが壊れるか?と、淑嬪崔氏。

いいえ、あるとすれば、ただ兄上の健康ですと、延礽君。

あなたが心配することではないと、淑嬪崔氏。

 

代理聴政をお受けくださいと、李昀(イ・ユン:이윤)に話す延礽君。自分が目となり耳となり手足となると。

 

木を倒している最中に、キム・チェゴンに出会うテギル

そばに蛇がいると目配せされ、その蛇を捕まえて食らう。

 

ソリムに夜這いを仕掛けようとしてテギルに気づかれ殴られる餓鬼

テギルはそのままソリムを連れて逃げる。

途中の山中で、今からでも戻れば許してくれるかもしれないと言い出すソリム。そして、一両を返し、一人で行け、私がいなければ一人で逃げられるんじゃないの?と言う。

その一両を首にかけるテギル。

『生きても一緒に生きて、死んでも一緒に死なないと!一緒に行こう。故郷に戻らないと、はやく!オレが責任を負ってやる』

すると、トラが二人を襲おうと近づいてくる。

『オレが3つ数えると山の下に走っていけ。絶対に振り返らずに、無条件に走れ。どうにかなるだろう、1・2・3!』と、テギル。

 

ソリムとともにテギルの方へ行く追手。

 

トラはキム・チェゴンに一刀両断にされる。もう一匹いるので死にたくなければ戻れと、キム・チェゴン。

 

簀巻にされ殴られるテギル。その後、一両を奪われた瞬間、記憶が戻り始める。

 

泥地に埋まったテギルに剣士が近づく。

カニを食わせ水を飲ませる武士。キム・チェゴンだ。

『またお前か?お前はなんだ?』と、キム・チェゴン。

『オレたち賭けをするか?オレが死ぬのか生きるのか?ハハハ』と、テギル。

『生き残れ』と言い去って行く、キム・チェゴン。

彼の後ろ姿に父を見て、記憶がよみがえるテギル。

『親父、心配するな、オレは死なない。親父を殺したそいつ、そいつの首を刎ねる前に、絶対に死なない、死なないと!』と、心のなかでつぶやく。

 

まだテギルの眼差しが死んでないのを確認する餓鬼。

望みは何だ?金か?とテギル。そしてオレがそれで稼いでやるとも。

「それ」とはちょうど彼らがやっていた闘牋(トゥジョン)だ。

父に習ったイカサマの腕を見せ、餓鬼を納得させ漢陽へ行くことになる。

 

 

他意を持ったらどうなるのかわかってるだろう?と、餓鬼。

オレはただの銭の犬だと、テギル。

 

 

テギルを連れてホンメの闘牋房(トゥジョンバン)に乗り込む餓鬼。そして、約束通りテギルを再び買えという。その代金は500両だ。

納得の行かないホンメ。

餓鬼は賭けに誘い込み、ホンメが勝てばタダでくれてやるが、テギルが勝てば500両だと言う。

連戦連勝のテギル。キオクを失ったふりは続けている。

走行するうちにタムソ李麟佐(イ・インジャ:이인좌)が現れる。

説明するというホンメ。

そなたの弁明は後で聞くと、イ・インジャ。

オレを知っているのか?と、テギル。

知っているとも、ペク・テギルと、イ・インジャ。

イ・インジャの胸ぐらをつかみ、あんたなんだ?知っていることを言え、すべて全部!と、テギル。

すまないという言葉を言ってやることは出来ぬな、貴様が自ら選択したことなので、記憶を失ったこともお前の勝手であり、お前の運命ではないのか?と、イ・インジャ。

良いだろう、それならオレと一戦交えろ、オレは必ず聞かねばならない、あんたが知っていること、すべて全部!と、テギル。

 

互いに牌を引く二人。

その牌にそなたの運命がかかっているなと、イ・インジャ。

『運命?獣のくちばしから出る言葉じゃないようだが?白面書生(ペンミョンソセン:백면서생)、いや、イ・インジャだったか?』と、テギル。

テギルが記憶を失ってないことを知るイ・インジャ。

『どうして殺した?どうして殺した?オレの親父をどうして殺したんだ!』と、テギル。

テギルの手は九揃いだった。

けれど、イ・インジャの手は十揃い(チャンテン:장땡)だった。

これが全部か?私を捕まえるために準備した牌が他にあるなら見せてみろと、イ・インジャ。

騙し手だ!とテギル。そして、闘牋房(トゥジョンバン)で騙し手をしたら?と問う。

手首を斬るんじゃないか?と、餓鬼。

一度で手首、二度目で首だと、ホンメ。

証拠があるのか?と、イ・インジャ。

餓鬼に調べさせると8の牌が出てくる。

テギルはイ・インジャの胸ぐらをつかんだ際に、彼の袖の中に牌を入れておいたのだった。

こうして、イ・インジャは手首を落とされそうになる。

『ペク・テギル・・・』と、イ・インジャ。

『何してる、斬れ!』と、テギル。

 

 

テバク 第7話あらすじ に続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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