ドクター異邦人 第1話あらすじ・感想2/2 フンとチェヒ、強制収容所へ、チェヒとの再会、父の死

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イ・ジョンソク(이종석)パク・ヘジン(박해진)チン・セヨン(진세연)カン・ソラ(강소라)主演のSBS水木ドラマ

ドクター異邦人(タクト イバンジン:닥터 이방인)

の第1話あらすじ・感想(ネタバレあり)2/2です。

あらすじは韓国放送時のものです。

ドクター異邦人 キャスト・登場人物紹介

 

ドクター異邦人

 

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ドクター異邦人 あらすじ

フンとチェヒ

ポータブルカセットプレイヤーでワンダーガールズの『Tell me』を流しながら踊る大学生になったフン。 (この曲は2007年に発表されている)

そのカセットを一つ2ドルで販売するフンだったが、もちろん韓国の曲などを販売することは違法行為なので、違法出版物を取り締まる109常務(委員)から追いかけられることに。

恐らくいつもの隠れ家なのだろう。階段を駆け上がりドアを開けようとするがドアが開かず109常務に迫られてしまう。すると不意にドアが開き引き込まれる。ソン・ジェヒだ。

ソン・ジェヒと顔と体を寄せ合い、死角になる場所へ移動し難を逃れるフン。心臓の拍動を感じるだろうと、フン。109常務に見つかってはいけないのでじっとしてろと、ソン・ジェヒ。それでも『運命だ』と、フン。

『心臓の拍動、それは、人ごとにみんな違うんだ。顔が同じ人がいないように。(チェヒを抱きしめ耳を自分の胸に当て)聞いてみろよ。だけど、おまえとオレは全く同じだろう?』と、フン。

口とは裏腹に従順な様子で抱きしめられるチェヒ。『だから運命なんだよ、おまえとオレは』と、フン。自分を抱いていたフンの手を払うチェヒ。

『オレ、決めたんだ』と、フン。『私も決めたわ』と言い、フンの耳を引っ張りパク・チョルにすべて話すと言い連れて行く。運命の相手に本当にこうするのかといっても、取り付く島がない。

 

フンはチェヒを抱え上げ見晴らしの良い場所へ連れて行く。そして跪き、両親が自分のことを嫌いなのは知っているが運命は変えられないと、指輪を取り出しプロポーズをする。

危険を犯してカセットを売っていたのも、この指輪を買うためだったのだ。こんなことのために危険なことをと小言を言うチェヒに、だから早く結婚してくれればいいと言うフン。

拒否して去る素振りを見せつつ、ちゃっかり指輪を奪おうとするチェヒ。その手を捕まえ、オレと結婚するんだぞと、念を押すフン。『わかった、結婚するわ。まあ、100年後に』と言い、指輪をはめて去っていくチェヒ。

チェヒが逃げた先にはパク・チョルがいた。講義も聞かずに何をしている?と、フンに小言を言うパク・チョル。一応謝りながらも通り去りチェヒのところへ行くフン。

はめた指輪を見せるチェヒ。それに満足して、胸に飛び込めと両手を広げるフン。さすがにそれは出来ないと、お腹を小突くチェヒ。その様子を眺めるパク・チョル。

 

強制収容所へ

自転車で野道を走る二人。自分が急にいなくなったらどうする?と問うソン・ジェヒ。世界中を探さないとなと答えるフン。

その答えに満足して、父があなたに会うというから夕食に来てくれと、チェヒ。父はほんとうに怖い、かっこ良くしてきてとも言う。

 

おめかししたフンだったが、父とともに定期的に郊外に診察に行く日だったため、チェヒの家にすぐには行かれなくなる。

今日一日だけ抜けさせてくれといったのだが、待っている患者を考えろ、それでも抜けたければそうしろと父に言われ、抜けることが出来なかった。

診断装置のない状況で治療をしなければならない状況で戸惑うフン。頭に描いた絵を手で感じろというパク・チョルのアドバイスのもと、見事に治療を敢行する。

パク・チョルは花束をフンに渡し、他の人達は自分が受け持つと言い、チェヒの家へフンを行かせる。

 

チェヒの家の予備鈴を鳴らすが誰もでない。様子がおかしいので部屋にはいると、家の中は荒らされていた。フンを呼ぶチェヒの声が外から聞こえ、外を探すフン。稲光とともに雨が降り始める。

影からチェヒがでてくる。『怖い』と言いフンに抱きつくチェヒ。近づく追手。チェヒはおもむろにフンにキスをする。引き離される二人。

『私を忘れたらダメよ、わかった!』と、連れて行かれるチェヒ。抵抗するフンは当局者に殴られ気絶してしまう。

家で正気を取り戻すフン。彼女の父が朝鮮総連出身で粛清を受けたようだと父から聞く。チェヒは何も悪いことはないというフンだったが、おまえまで疑われると止められる。

自分の夢を理解してくれる唯一の人だと言い父の制止を振り切り、チェヒを探しにこうとして家のドアを開けるフン。すると、家の前には当局者が待っていた。

 

どこかわからないところへ連れて行かれるフン。着いたところで抵抗してみるも、目の前で父の具合が悪いとい言っていた男性が射殺される。

射殺した男は、『トンム(同志)がパク・フンか?すごく大きくなったな』と言う。かつて自分たちを北へ連れてきた将校だ。

ここは指導者同志の健康を研究管理する場所で、一度入ると出ることは出来ないと言う将校。『ここに来たいと言ったことはありません』と、フン。『党の決定だ』と、将校。

他の医師は指導者同志の主治医になれるかと問う。主治医になるか主治医の丸太になるかお前たち次第だと、将校。脱落者は実験台にされるようだ。フンは躊躇せず中へ入っていく。

 

チェヒとの再会

5年後。頻繁に抜けだすほど図太くなったフンのところに父が訪ねてくる。まだチェヒを探しているのかと問うパク・チョル。当然だと答えるフンにおまえが危険になるからやめろという。

フンが所属している萬壽無疆(マンスムガン)研究所を他国の医師に案内する将校。パク・チョルが通訳をしている。

フンがデモンストレーションの手術を行っている。急に停電するがフンはやめろという命令を聞かず心眼で手術部位を把握しつつ手術をやってのける。停電から回復すると手術はほぼ終了していた。賞賛する他国の医師。

将校チャ・ジンスは印象的だったとフンを賞賛する。共和国最高の施設なのに停電とはと、皮肉を言うフン。

チャ・ジンスは画像を取り出しフンに見せる。数百万ドルの医療機器が無償で入って来るからと、親子間の移植手術をして父親の方を助けろという。

娘が死ぬからと拒否するフン。どうせ収容所にいる人間は皆死ぬと、チャ・ジンス。自分はできないから他の人間にさせろ、もうこれ以上は出来ないと、フン。怒るチャ・ジンス。

 

外に出たフンはその患者の横を通り過ぎる。けれど気になって振り向くと、その患者の腕には自分が結んだ紐があった。顔を見てみるとずっと探していたチェヒだった。

病室にいるチェヒを見ていたたまれない気持ちのフン。彼女の手足は傷だらけだった。父のほうがフンの手を握り、娘を生かしてくれという。

父にも二人の画像を診てもらう。当然チェヒだとは言わない。チェヒの方はすでに状態が悪く、父のほうがまだいい状態だ。父の腎臓を娘に移植すればと問い娘を救うことができると、フン。

ダメだと答えるパク・チョル。医者がすることではないと。医者がすることとはなんだ?と、フン。知らずに聞いているのか?と、パク・チョル。

『この5年間、僕が何をしたのか分かりますか?まともな人の胸も数えきれないほど開きました。拒否反応明らかなのに移植もしたし、検証してない人造血管も仕方なしに持って付けました。 そうして死んでいった人を仕方ないって、医師がすることですか?

それは一体なんですか?父さん。医者だったら少なくとも、人を殺すことはないと思ったでしょう。医者も人を殺す世の中です。そんな所で、俺の女を救おうと人をちょっと、人を殺すというのが、それの何が間違いなんですか?父さん』と、泣きながら気持ちを吐露するフン。

『まさか、この子が・・・』と、パク・チョル。

 

父の方の手術で腎臓を取り出したからなのだろう。手術後にシャワーを浴びながら絶叫するフン。そして次にチェヒの手術が始まる。

男じゃないのか?とチャ・ジンスに言われて緊張するフン。いぶかしがったチャ・ジンスは警備を呼ぶ。そこで、手術装置を支援してくれるそうだと援助の件を話し、チャ・ジンスの気を逸らせるパク・チョル。

こうして手術許可が降りる。さらにパク・チョルは、フンの手術を他の国の医師にも見せたいということを通訳する。

手術後、チャ・ジンスはフンにブタペストへ行けという。拒否するフンだったが、分が入ってこそ設備が手に入るため、諦めないチャ・ジンス。

術後のチェヒを見るフン。『心配するなチェヒ。二度とは逃したりしない』と、フン。

 

父の死

その後、不法侵入していた父がフンのもとに現れる。今回の医師の中に知り合いがいて、フンを脱出させるためにブタペスト行きを手配したのだった。脱出の最後の機会だから行けと強く言うパク・チョル。

チェヒを置いていけないと、フン。彼女も行くことになるし、彼女がおまえにとってどんな意味を持っているのかよくわかっていると、パク・チョル。

さらに、明日になればもう会うこともない、行ってあの子と幸せに暮らせ、自分の心配をすること無くとも言う。

父に謝り、行けないというフン。行けば父が収容所行きになるのはわかりきっている。チェヒはなんとしても自分が守ると、フン。

自分が使う秘密通路を案内するフン。再度考えなおせと、フンの手を握るパク・チョル。そして、フンの後ろ姿を見送る。

急にライトが付く。父が看守から見える場所に姿を現したのだ。

『父さん、ダメだ!』と、フン。フンの方に向かい微笑むパク・チョル。その刹那、銃声が響きパク・チョルは崩れ落ちる。

『父さん!』と、叫ぶフン。

 

ドクター異邦人第2話あらすじ 1/2へ続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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