華政(ファジョン) 第3話あらすじ チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ

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チャ・スンウォン(차승원)イ・ヨニ(이연희)キム・ジェウォン(김재원)主演MBC月火歴史ドラマ

華政(ファジョン:화정)

の第3話あらすじです。

華政(ファジョン:화정) キャスト(出演者)・登場人物紹介 チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ

 

 

華政(ファジョン:화정)

華政(ファジョン:화정) 作品データ

  • 韓国MBCで2015年4月13日から放送開始の月火ドラマ
  • 制作会社:キム・ジョンハク プロダクション 『イ・サン』『トンイ』『太王四神記』等
  • 脚本:キム・イヨン(김이영) 『イ・サン』『トンイ』『馬医』
  • 演出:キム・サンホ(김상호) 『男が愛する時』『アラン使道伝』
  • あらすじ:高貴な身分である公主(王女)に生まれたが、権力闘争の中で死んだ人で偽装したまま生きていった貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)の人生を扱ったドラマ
  • 視聴率 2015年4月20日 第3話10.9%

 

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華政(ファジョン) 第3話あらすじ

光海君の憂い

『その子をお守りください媽媽(ママ:마마)。近づくその日、胎中の子を必ず』

格菴(キョガム:격암)南師古(ナム・サゴ:남사고)の予言を思い出しうなされて目覚める仁穆大妃(インモク テビ:인목대비)。そして、箱に収めていた彼の腕輪を見る。

 

ムンギョン銀商襲撃事件が起こる。7名の庶子が東莱から漢陽(ハニャン:한양)へ運ばれていた銀を強奪した事件だ。カクシタルをかぶっていた。

 

1613年(光海5)、正月、テポルム、文武百官の朝会。ほとんどの臣下は便殿にあらわれなかった。しかも宴をも拒んだため中止となる。

交河遷都論(キョハチョンドロン:교하천도론)を主張し、女真族のヌルハチに対抗すべく遷都をすべきだと光海君(クァンヘグン:광해군)世子(セジャ:세자)時代、壬辰倭乱(イムジンウェラン:임진왜란)を経験した彼の正論的主張だった。

民生に負担がかかるからと躊躇する李德馨(イ・ドッキョン:이덕형)

別室で、大同法の普及により民生は安定したし、すべての民が知っていることだと主張する鄭仁弘(チョン・イノン:정인홍)

けれど、京畿道だけで施行されているので、全国というわけには行かないことを指摘する李元翼(イ・ウォンイク:이원익)

民のためかと前置きし、お二人はそうでも、あちらに座る西人(ソイン:서인)たちは自分たちが建てた王ではないからただ反対しているだけだろうと嫌味を言う。

西人の一人が言葉に気をつけろと昔の官職で李爾瞻(イ・イチョム:이이첨)を呼ぶと、自ら大司憲(テサホン:대사헌)だと言い換える。司憲府(サホンブ:사헌부)の長なのでかなり出世したといえる。

世子時代から自分を認めてない西人が多勢で、自分を押す北人(プギン:북인)だけでは意思どおりにやりたいことができない状況に憤る光海君。それでも最後まで相談して行うのが政治だと、イ・ドッキョン。

去る5年間やってきたが、良くなったのは?自分でない他のものが王であったら違ってなかったか?と、光海君。さすがに声を荒らげるイ・ドッキョン。

今回の案件は譲歩できないのに、今回だけは領相であるイ・ドッキョンも彼らと一つであることに消沈する光海君。だんだんと離れていく島になっていくようだとその心情を吐露する。

 

木に登り引っかかっている凧を取ろうとする貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)。塀の向こうではテポルムの祭りが行われており、民たちの賑に興味津々だ。

公主らしく振る舞うことにうんざりしている貞明公主。馬上で書物を読むホン・ジュウォンを見つける。もちろん、幼い日に出会ったことは覚えていない。

チェ尚宮に急に呼ばれて落ちるように飛び降りる。気絶しそうになるチェ尚宮。そして、司僕寺(サボクシ:사복시)に関連することでも小言をいっている。適当に謝る貞明公主。

向こうから仁穆大妃と永昌大君(ヨンチャンデグン:영창대군)がやってくる。二人にとって黙っていたほうが良いため、さっきのことは秘密にすることに。宴の中止を伝える大妃。

 

正式に宴の中止を手日に伝える金介屎(キム・ゲシ:김개시)。そんなケシを妖かしのように言う大妃付き尚宮。先王にも遣えていたのに光海君にも遣えているからだ。5年過ぎてもその言いようかとたしなめる大妃。

考えるほどにひどい日々だった、臨海君(イメグン:임해군)は原因不明の死を迎え、晋陵君(チンルングン:진릉군:遠縁の王族)は賜死となったのだ。

つぎは誰か?いつテグンの居所に?と、心配を募らせる大妃。そのため、考えているだけではダメなのだ、文の返答は受けたか?と、尚宮に問う。

イ・イチョムとキム・ゲシがまた何かを企んでいる。8歳になった永昌大君を奉るに違いない西人を壊滅させるために、ムンギョン銀商襲撃事件を利用するようだ。殿下は簡単には動かないだろうと、ケシ。するようになるはずだと、イ・イチョム。

16年待ち、血族の血を流した対価がこの程度かと、龍床に座りながらケシを前にして、何もできない現状を嘆く光海君。そして過ぎし日よりもっと思い知ることになると言ったケシに、何がまだ残っているのかと問う。

『今回もおまえは私の選択の役割をするというのか』

 

王宮外へ

弓の名人になっていたカン・イヌ。イヌに久しぶりに会うホン・ジュウォン。

暇をもてあそぶ貞明公主と永昌大君。弟の様子を見て何かと遊びを提案するが沈んだままの大君。けれど。大妃が山寺へ行くので、その隙に街に見物に行こうと言い出す。

以前、大君が内人とかくれんぼをしながら見つけた抜け穴から出て行く二人。出ても躊躇していた公主だったが、大君が一人でも都城見物に行くと言いはるので、側にしっかり付いていてと言い、意を決して行くことに。

シルム見物を楽しむ二人。その場にはチュウォンとイヌもやってきていた。

 

山寺でイ・ドッキョンに会う大妃。王室の安寧、光海君と大君、すべての人のためだと言い強く何かを頼む大妃。帰り際に答えを待つと告げる。

幼い公主には辛いことでは?と、イ・ドッキョン。そうではあるが公主のためでもあると大妃。

突然話を変える大妃。予言を信じるか?以前ここである導師に会ったと大妃。あまりにも信じられない不吉な話をその者から聞いたとも話す。忘れて生きていたが思い出し不安であることも。

 

酒を飲み始めるイヌ。勉強をやめたことを問い詰めるチュウォン。今日は他の話だけではダメか?と、イヌ。

軒下では大君がごちそうを頬張っていた。小水に行った公主は厠の臭いに驚く。そして、使うのをやめる。また、民がメウトゥル(매우틀)を使わないのだなと不思議がる。

※参考 梅の花、世が世なら・・・ (トンイ考2)

厠からの帰り、王が臨海君(イメグン)を殺し、次は大君の番だと噂しているのを聞く。一人が制止するが、知らないものがいるか?と、民。二人は広通橋(クァントンギョ:광통교)妓房(キバン:기방)へと繰り出す。

大君の無銭飲食に怒る店の主人。金とは何だ?と、大君。駆けつけた公主も、飲食をして金を払うとは知らなかったと話す。それでも、そちらの態度は無礼だとも言う。

戻って金は届けるがお前は!と何か言おうとした公主を棒で叩こうとする主人。おそれもなく私達が誰か知っているのかと抵抗する公主。けれど、主人は無銭飲食した二人を叩こうとする。

その間に入ったチュウォンのおかげで事なきを得る。馬上の若様だと気づく公主。金を払って丸く収めたチュウォンは、テポルムでも商売しているところは違う、再び同じ間違いをするなと言い去ろうとする。

呼び止めて名前を尋ね、褒美を取らせると、公主。また、気概のある息子を育てたからと、父親を昇進させてやるとも言う。政丞家の令嬢だとでも?と、笑うイヌ。

誰か知らないが言葉が過ぎると、父のことまで俎上に上げたことをたしなめるチョウォン。自分と父の名、捕盗大将(ポドデジャン)であることを告げるが、全て必要ない、するなら謝罪だと言い去っていく。

理路整然ときっちりとした性格のチュウォンのことを理解してくれと言い、ついて去っていくイヌ。その後イヌは、彼らが王宮や大君だという言葉を使っていたと、不思議がりつつチュウォンに告げる。間違ったんじゃないのか?と、チュウォン。

うわさ話をしていた男たちを再び見つけた貞明公主は、さっき言っていたことを叱責しつつ問い詰める。次は永昌大君だと言っていたことをさっきは聞いていなかったのか、その言葉に衝撃を受ける公主。もう一人の民も、街の犬まで知っている事実だと話す。

 

その頃王宮では、二人がいないことが発覚し大混乱に陥っていた。そのさなか、平服で南漢山城へ行っていた光海君が帰ってくる。疑いの眼差しを向けているかのように見える大妃。

 

ショックを受けつつ王宮に帰ろうとしている貞明公主。寒いという弟に自分のチョゴリを脱いで着せる。日が暮れる。

疊鐘(チョプジョン:첩종)を鳴らし、漢城府(ハンソンブ:한성부)捕盗庁(ポドチョン:포도청)をすべて動員しろと命ずる光海君。

そこに、行方不明の二人の祖父でもある延興府院君(ヨンフン プウォングン:연흥부원군)金悌男(キム・ジェナム:김제남)がやって来る。あからさまに光海君を疑っている彼は捜索権をこちらに渡せと言う。

疑ってるのだろう?と確認する光海君。下問するからと「はい」と答えると、キム・ジェナム。また、その時間、平服を来て何をしに暗行(アメン:암행)していたのかと問う。さすがに憤り声を荒らげる光海君。

 

父・洪霙(ホン・ヨン:홍영)から事情を聞きイヌに確認したあと貞明公主たちを探しに行くチュウォン。そして、なんとか見つけ出す。その後、兵に引き渡したのだろう、二人は王宮へと無事辿り着く。

我らの誤りだと大妃に詫びる漢城府判尹(ハンソンブ パンユン:한성부판윤)カン・ジュソン

重臣たちが永昌大君や大妃に駆け寄り、遅れてきた光海君には気づかない。去り際に、一人イ・ドッキョンだけが彼に気づき、いたたまれない状況となる。

 

暑気を

チェ尚宮に詫びる公主。ついに殿下にやられたかと思ったと口にしてしまうチェ尚宮。聞きたいことがあると、公主。

公主が心配でケシを連れて公主の居所にきていた光海君。けれど、声をかけずに帰ろうとしていた。大君に会いに行こうとして出てきた公主に呼び止められる。

場所を渡し橋に移し話す二人。光海君に対し心配をかけ手をわずらわせた旨を謝る公主。その時に小人(ソイン)と、かしこまってへりくだる言葉を使った公主に距離を感じる光海君。

『小人というのだな。私の前でおまえに・・・私の前でただ、お兄さまと言っていたのに・・・。そうだな、わたしの欲心だろう。世のことがどうなろうと、おまえにだけは、そう呼んでもらうということだ』

風が冷たいので遅くなるなと言い去ろうとする光海君。昔、お兄さまと呼んでいたことや、さっきチェ尚宮から聞いたことを思い出す公主。兄はそんな方ではないとチェ尚宮に言っていた。

振り返り光海君を呼び止める貞明公主。

『お兄さま。今日はテポルムです。ご存知でしょ?』と、公主。

振り返り、『貞明』と、光海君。

『覚えてらっしゃいますか?私は殿下から・・・私に暑気をお売りになったのに・・・私の暑気をお買いください、お兄さま。ご覧ください、今年は私がお売りしました。なので、お兄さま。来年はお兄さまがそうなさってください。来年も、のちの年もこのように長い間、必ず・・・』

涙ぐみながら聞いている光海君。遠巻きに二人を見ている大妃。

永昌大君(ヨンチャンデグン)が生き残ることができるなら世の主となるという予言を思い出す大妃。

 

闊衣(ファルイ)

ムンギョン銀商襲撃事件の主導者が獄に入れられている。そこに仮面を持ってやってくるイ・イチョム。西人パク・スンの庶子パク・ウンソにその仮面を見せ不敵な笑みを浮かべる。

 

イ・ドッキョンに頼んだことを父に伝える大妃。ホン・ヨンは名誉を、カン・ジュソンは財をなしているため、どちらになっても大君には強い味方だと大妃。

それでも、領相イ・ドッキョンがこちらの味方になったわけではないと、キム・ジェナム。わかっているがこれからはそうなるようにしなければと、大妃。

ようやく目をお開きになったのですか?と、キム・ジェナム。随分前からだと、あの日大君を王位につかせなかったことを後悔していたという大妃。

 

貞明公主(チョンミョン コンジュ)を呼ぶ仁穆大妃(インモク テビ)。そして、公主の婚礼服である闊衣(ファルイ:활의)を見せる。そしておまえのためのものだとも話す。そう、彼女の婚礼のためのものだ。

イ・ドッキョンがホン・ヨンとカン・ジュソンに会っている。どちらかの子息を駙馬(プマ:부마)にしたいという大妃の文を見せている。その話を盗み聞きするチュウォンとイヌ。

まだ13歳なので撤回してくれ、家族のもとも去らなければならないではないですか!と、公主。永昌大君のためで、おまえだけが助けることができる、それが公主として生まれたお前の運命だと、大妃。

 

怖れ

王宮外に味をしめた大君は再び抜けだそうとしていた。そして、高い石垣の上に立つ。落ちそうになったところを光海君に助けられる。

『危ないところに立とうとしたのだな、お前にはとても高い・・・』

大君に対して言った言葉でもあり、自分に言い聞かせた言葉でもあるかのようだ。

嫌だと言って光海君の手を払う大君。

『私が怖いか?そうだな、私もそうだ。こんなに小さく幼いお前が』と、光海君。

 

 

華政(ファジョン:화정)第4話あらすじに続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント

  1. 韓国史初心者 より:

    とても参考になります。字幕なしで見ているので、歴史の知識が全くなく、こちらのあらすじにとても助けられています~。 分からない言葉を調べながら見ていまして、気づいたことを書かせて頂きます。教化遷都論の”キョハ”は京畿道パジュ市の”交河”の地名のことみたいです。これからも寄らせて頂きます。よろしくお願いいたします~

    • arasujidan より:

      ご指摘ありがとうございます!
      「直したはず!」と思っていたら誤字のままでした。
      第4話前半ではタイプミスは訂正されているのに、おもいっきり抜かっていました(汗)