奇皇后 第27話あらすじ&感想後半

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ハ・ジウォン(하지원)チュ・ジンモ(주진모)チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ

奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第27話感想&あらすじ後半です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

奇皇后 キャスト・登場人物紹介

奇皇后(きこうごう)人物相関図

 

奇皇后

 

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奇皇后あらすじ

禅位宣告

タナシルリが後宮に飲ませた湯薬のせいで怒り心頭の行省主(ヘンソンジュ)達が皇宮に乗り込んでくる。

事態を重く見ているというヨンチョルは、事もあろうに彼らに対して、後宮やお前たちを追い出す事を考えていると言う。

どうしてお前たちは娘を後宮に入れたのか?皇帝を利用して権力を手に入れようと目論んだのではないか?能力のないものが権力を手に入れるのは不忠だ、簡単に手に入れられると思っているのか?と、彼らを強烈に牽制するヨンチョル。

自分が死んでも国を滅ぼす事はできない。わたしに対抗しようとせっず忠勤に励め、わかったらおとなしく帰れ、二度は許さない、と言い、続け碗を床に叩きつける。

彼らの気勢を一気に弱める方法があるから、タファンに独対(単独面談)を申し込んでおけとタプジャヘに命ずるヨンチョル。

大明殿にタファンが行くと、すでにヨンチョルがいた。9人の皇帝に仕えたと言うヨンチョル。そして、

『至尊の他の言葉は絶対孤独です。権力の他の言葉は孤独な人です。いま陛下はとても孤独でかわいそうです。 それで、お言葉まで忘れてしまわれたのでしょう。

したがってわたくしは、もう陛下のその重い荷物をおろして差し上げようと思います。 禅位をなさるのはいかがでしょう?幸い陛下には子供がいます。 皇子に皇権を下されば、皇后が垂簾聴政をすることになるでしょう。

わたしは陛下に長々と長寿されるように願っています。 体に合うこともないその厄介な龍袍、もうやめてお脱ぎください。

陛下がうかつな行動をすれば、もう一度この皇宮の中に血の風が吹くでしょう。 その時は私の慈悲を望まないでください。陛下の任務は終わりました、フ、フ、フ、フ』と、ヨンチョル。

ヨンチョルが思ったより早く行動にでていることに焦るタファン。

 

仲違い

漢字の勉強をしようとしないタファン。『わたしが何を捨ててここに来たのかわからないのですか?』と、スンニャンワン・ユのことかと、タファン。

『わたしにとって大切なモノを全て失って、全て捨てて来ました』と、スンニャン。

『わたしも、わたしもおまえのために捨てるのだ。わたしの父のための復讐、皇帝の身分、すべておまえのために、おまえのために捨てるのだと言っている』と、タファン。

『わたしのためのことだと言わないでください』と、スンニャン。

『おまえのためのことだ。おまえが死ぬのが、わたしが死ぬのよりさらに怖いから。だから、すべて出し置いて、なんの欲心もなくおまえと生きていきたい。ヤンイ、おまえとともに。

ただ毎日いっしょにご飯を食べ、一緒に寝て、一緒にこうして歩きながら。(手を握るタファン)おまえとふたりで、こうして生きてはだめなのか?』と、タファン。

『わたしの血にぬれた恨みを晴らしてくれることができる唯一の方だ、そう信じていました。なのに、しばらくむなしい夢を見たようです。二度と陛下を求めはしません』と、スンニャン。

『使い道がないから、ただ捨てる・・・そういう意味か?』と、タファン。

『ただわたしは、おまえにとって、復讐に対する道具でしかないのか?』と、タファン。

『お嫌ですか?もう陛下はわたしにとって、なんの意味もありません。皇宮内の壁と同じ存在です。いえ、それにも劣る存在です。』と、スンニャン。

『おまえは心を捨てたまま、抜け殻でわたしに来たのだな』と、タファン。

『陛下が助けてくださらなくても、わたしの復讐は止まりはしません』と、スンニャン。

『立ち止まれ。このまま行けば、おまえを二度と求めはしないぞ』と、タファン。

『求めないでください』と、スンニャン。

怒り花瓶を割るタファン。『そうだな、二度と求めはしない、二度と・・・』と、タファン。

 

復讐の誓い

タファンをどう教えていいかわからず、師匠の知恵を借りたいとタルタルを呼ぶスンニャン。答えはあなたの中にある、いまは学ぶ側ではなく教える側だ、すでに形勢は決まっているとしか言わず去っていくタルタル。

スンニャンにはそれだけで十分だった。『喉が渇いた者が井戸を掘る方法でしょう』と、パク・ブラに言うスンニャン。

すでに15日。タファンがスンニャンを呼んだ日数だ。タナシルリは日々数えていた。皇后にもかかわらず同情の目で見られているのだと嘆くタナシルリ。そして、あの二人のせいだ、我慢するだけ我慢したから、明日スンニャンに思い知らせてやると、タナシルリ。

『陛下、わたしを無視した結果がどうなるの、さあ一度しっかりと見てください』と、タナシルリ。

 

朗報

ムソンの消息がわからず気をもむワン・ユパン・シヌは乞食のふりをして探りを入れる。そして、チョッコを見つけ驚く。早速近寄り柵越しに話をする。チョッコは宦官だと知れ金持ちの婦人に追い出されたのだと言う。

さらに、人を探しているというパン・シヌ。『まだ、スンニャンに会えてないのか?スンニャンを探しに来たんじゃないの?』と、チョッコ。

乞食姿のまま帰るパン・シヌ。ムソンのことは分からないが他の消息がわかったと、満面の笑顔だ。

『殿下、スンニャンが、スンニャンが生きていました!死なずに生きていました!』と、パン・シヌ。チョッコから聞き、ぺガンが救ったそうだと伝えると、涙するワン・ユ。

 

タナシルリの復讐

再び計略により朝礼の時間が伝えられず遅刻するスンニャン。また言い訳するのか?内訓を諳んじてみよ、一句でも間違えば罰を与えるというタナシルリ。(※内訓:婦女子のための教養の書)

見事に諳んじるスンニャン。いつ学んだのかと聞くタナシルリ。夜学んだとスンニャンが答えると、よく時間があったものだと言う。

けれど、どのみち罠にかけられる状況だ。タナシルリは、内訓をわかっているにもかかわらず遅れたので、より罪が重いと、内訓100冊の写しを命じ、終わるまで飲食はさせずコプソルに監視させるという。

書庫の中で死ぬか、すべて書くか・・・陛下の承恩(スンウン:승은)は毒薬より苦いことがすぐに分かるはずだと、タナシルリ。

警備をしつつほくそ笑むヨム・ビョンス。飲まず食わずだからこれでも飲むだろうと、汚水を差し入れるヨナ

スンニャンの様子を聞き、すでに3日も書庫に閉じ込められていることを知るタファン。すぐに書庫へ行く。

ヨム・ビョンスがタファンを止めようとするが、胸ぐらをつかみその制止を振り切る。陛下の命があればおまえの首を跳ねると、コルタ

タファンが中に入るとすでにスンニャンはぐったりしていた。『ヤンイ、ヤンイ!』と、スンニャンを抱きかかえるタファン。

 

奇皇后 第28話前半へと続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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