奇皇后 第38話あらすじ&感想2/3 論功行賞、賜薬

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ハ・ジウォン(하지원)チュ・ジンモ(주진모)チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ

奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第38話感想&あらすじ2/3です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

奇皇后 キャスト・登場人物紹介

奇皇后(きこうごう)人物相関図

 

奇皇后

 

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奇皇后あらすじ

論功行賞

論功行賞が始まる。チャン侍郎に教旨を読めと命ずるタファン。予想通りぺガンが大丞相に任命される。怪訝な顔をする行省主たち。続いて驚きの発表が次々となされる。

オ・グァン正一品太師(テサ:태사)プ・サギ正一品太傅(テブ:태부)ソル・ドガン正一品太保(テボ:태보)にそれぞれ任命される。こうしてぺガンへの権力集中はなくなった。そして、ワン・ユは高麗王への復位 が許される。

三公はすでに無くなった官職だと主張するペガン。けれどタファンは論功行賞の結果そうなったので、三公制で合議しろという。ペガン一人は面白く無い。

続いてスンニャンの皇后冊封を発表しようとする。けれど、これには皇太后の待ったがかかる。タナシルリの処遇が決まってないため、それが終わってからにしようというのだ。

これが終わればタナシルリの処刑を命ずるからというタファン。それならそれが終わってから発表してくれ、それでも遅くないという皇太后。スンニャンもそうしましょうと タファンをなだめる。

 

タファンが自分を警戒しているのかと憤るペガン。部下は直接問うてみてはどうかと言う。そこに皇太后がやってきて、陛下が決定したことではなく、スンニャンの策だという。

そのころスンニャンはタルタルと会っていた。三公は名誉職で苦肉の策だったというスンニャン。叔父上はそう思ってはいない、権威とは使い手によって剣にも盾にもなるからだと、タルタル。

行省主たちを陛下の敵にすることはできなかったというスンニャンに、叔父上に背を向けるということはすべてを失うことにもなると、タルタル。

ぺガンはたったそんなことで陛下を捨てる方ではない、誤解があるようなら説明してくれとタルタルに頼むスンニャン。

ぺガンもまたスンニャンを信じ裏切るはずはないというが、皇太后にまくしたてられ信頼が揺らぐ。行省主達が皇后への柵封に賛成するということはどう説明するのか?と、皇太后。

皇太后はモンゴル至上主義のぺガンの心を揺さぶり、アユシリタラが帝位につけば高麗の血筋ということになると言い、この国を守るのは大丞相だけだという。

 

トンマンパン・シヌが茶を飲みつつマハの話をする。そして会わせてくれと頼むパン・シヌ。ワン・ユに瓜二つの姿を見て涙を流すパン・シヌ。さらに足の星型のアザも確認する。タナシルリが死ぬと後ろ盾も無くなることをも心配する。

皇太后がタナシルリの元へ行く。『何の用で自分に会いたいというのか?』と、皇太后。タナシルリは皇太后に跪きマハをどうか助けてくれ、皇太后しかマハを守ってくれる人はいない、自分は死んでも構わないと涙する。さらに皇太后にすがりつく。それを拒否する皇太后。

皇太后はスンニャンがタファンを操っている、この機会に皇室と縁戚になるのはどうか?美しい姪が一人いると聞いたとぺガンに告げる。また、そうすれば、一気に三公を超える権力を手中にできるとも。

ぺガンはタルタルを呼び、姪のパヤンフドゥに皇后教育をさせろという。すでに頑なになってしまったぺガンは頑強な国家を作るという野心に燃えている。自分の行く手を塞ぐものはスンニャンだろうと許さないという覚悟だ。

 

賜薬

トンマンが宦官を連れて冷宮を訪れ、タナシルリを連行する。刑場では、見聞に来ていた宮女や後宮を威嚇するタナシルリ。『罪人タナシルリは賜薬を受けよ』と、トンマン。その賜薬を地面に投げつけ陛下を連れて来いと叫ぶ。

そこにタファンがやって来る。それも何杯もの賜薬を持って。それらをことごとく放り投げる。最後まで飲まないなら無理矢理にでも飲ませると、タファン。それでも相変わらずで、しまいにはタファンに器を投げつける。

『陛下はすでに、わたしの父と兄を殺し、先帝の恨みを晴らしました。なのにどうしてわたしを殺すのですか?』と、タナシルリ。

しっかり聞けと前置きし、妊娠中のパク才人や数多くの宮女を殺しただけではなく、口の端に上らせるのも恥ずかしいことをしたと、タファン。

『誰がわたしをこうしたのか、まだお分かりでないのですか?』と、全てはタファンのせいだと言い胸ぐらをつかむタナシルリ。それなのにどうして自分だけ罪人になり死ななければならないのかと叫ぶ。

そんなタナシルリを振り払い倒すタファン。最後まで自分の罪を認めないタナシルリは、マハが成長してその時なんというのか?陛下の罪も教えろ、陛下も罪人だ、自分はこのままでは悔しくて死ねないので、賜薬を飲め!というタナシルリ。

『黙れ!』と言い、スンニャンが現れる。よく来たと、タナシルリ。自分の息子を帝位につけようと、わたしをこの様にしたのだと逆恨みするタナシルリ。

『陛下、タナシルリには賜薬はあまりにも過分な処分です。ただちに市中に連れて行き絞刑にしろと命じてください』と、スンニャン。タファンはその通り命を下し踵を返す。

マハに最後に合わせてくれとスンニャンに懇願するタナシルリ。『おまえの息子がどこにいるのだ?偽の息子がいるだろう』と、スンニャン。ファンガク寺の僧を殺して得たことまでも話す。そして、あの世から見ていろ、それを暴きおまえの家門を滅ぼしてやるとも言う。

力なく崩れ呆然とするタナシルリ。

 

奇皇后 第38話3/3へと続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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