韓国ドラマあらすじ団

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瀋陽王(シミャンワン)とは? 奇皇后第2話解説(あらすじ含む)

      2014/08/18

ハ・ジウォン(하지원)チュ・ジンモ(주진모)チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ

奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第2話解説(あらすじ含む)です。

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奇皇后 キャスト・登場人物紹介(改訂版)

奇皇后(きこうごう)人物相関図

奇皇后(キ・ファンフ:기황후)

 

瀋陽王(シミャンワン)とは?

ドラマ・奇皇后には実在の人物と架空の人物が入り乱れています。

それなりに実在の人物がいるということで、歴史的な引っ掛かりがあり解説しやすいということもあり、今回は瀋陽王(シミャンワン:심양왕)王暠(ワン・ゴ:왕고)を紹介します。

中国の歴史をそれなりに知っている方ならいざ知らず、高麗王以外に瀋陽王がいることを不思議に思う方もいるかと思います。しかもどちらも高麗王族です。

これにはとても複雑な秘話が隠されているのです。この辺りの事象に絡んだ王は以下の三人です。(忠恵王も便宜上加筆)

  • 第25代 忠烈王(チュンニョルワン:충렬왕:1236-1308、1274-1308)
  • 第26代 忠宣王(チュンソンワン:충선왕:1298、1308-1313)
  • 第27代 忠粛王(チュンスクワン:충숙왕:1313-1330、1332-1339)ワン・ユの父としてドラマに登場
  • 第28代 忠恵王(チュンヘワン:충혜왕:1330-1332、1339-1344) 一応ワン・ユのモデル。本当は暴君。

 

この4人の王は後世の歴史かを泣かせるべく、廃位と復位をしています。ホント、迷惑な話です(笑)

この頃の高麗は元との密接なつながりがあり、元もまた皇帝が数年でコロコロと変わってしまう状況でした。

元の有力者と王族・臣下とも密接に絡み合っていたため、元の状況によって高麗王が変わってしまう側面があったのです。

 

瀋陽(青)と元の首都大都(赤)

瀋陽王瀋陽一体には高麗人の戦争捕虜や降属民、流民が多くいた。

 

瀋陽王の誕生

さて、1298年に即位した第26代忠宣王(チュンソンワン)ですが、あまりに独断かつ強圧な政治手腕が上国の元から嫌気され、その年に廃位とさせられ元に召喚されます。

そのため、上王となっていた父で第25代忠烈王(チュンニョルワン)が王位に返り咲くわけですが、その父王を取り巻く臣下たちは忠宣王を敵視して追い打ちをかけます。

もちろん元に滞在しているため、元の有力者と結託していることは言うまでもありません。

忠宣王はその動きを察知して別の勢力と結託します。そうこうするうちに元で政変が起き、紆余曲折を経て武宗が皇帝に即位します。

この武宗側についていた忠宣王はその功により瀋陽王(シミャンワン)に柵封されるのです。そのため彼が初代の瀋陽王です。

 

2代目瀋陽王ワン・ゴ

奇皇后(きこうごう)ドラマに登場する王暠(ワン・ゴ)は2代目です。

忠宣王(チュンソンワン)は高麗王と瀋陽王の2つの王位を持っていましたが、高麗の王位を1313年に息子の忠粛王(チュンスクワン)に譲ります。

そして、その数年後の1316年に、もう一つの王位であった瀋陽王を寵愛していた甥の王暠(ワン・ゴ)に譲ったのです。

余談ですが、ドラマでは瀋陽王(シミャンワン) となっていますが、1310年に瀋王(シムワン:심왕)に改名されています。そのため、王暠の王位は本来ならば瀋王です。

また、彼の高麗での君号は延安君(ヨナングン:연안군)です。

 

王の諡号に『忠』ばかり付いており、さらに廃位と復位を繰り返しているために複雑極まりないのがこの時代です。

元側の登場人物を割愛してわかりやすく説明したつもりですが、お分かりいただけたでしょうか?

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

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