匂いを見る少女 最終回(第16話)視聴感想(あらすじ含む) ユチョン、シン・セギョン主演韓国ドラマ

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パク・ユチョン(박유천)、シン・セギョン(신세경)、ナムグン・ミン(남궁민)、ユン・ジンソ(윤진서)主演SBS水木ドラマ

匂いを見る少女(ネムセルル ポヌン ソニョ:냄새를 보는 소녀)

の最終回(第16話)視聴感想(あらすじ含む)です。

匂いを見る少女 キャスト・登場人物紹介(あらすじ含む) ユチョン、シン・セギョン主演韓国ドラマ

 

匂いを見る少女

 

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匂いを見る少女 作品データ

  • 韓国SBSで2015年4月1日から放送の水木ドラマ
  • 脚本:イ・ヒミョン(이희명) 『屋根部屋のプリンス』『野王(ヤワン:야왕)』
  • 演出:ペク・スチャン(백수찬) 『タチャ(타짜)』『王の女(ワンエヨジャ:왕의 여자)』
  • 3年前、バーコード殺人事件で妹を失った無感覚的な一人の男と、事故に遭って奇跡的に生き返ったが以前の記憶を全部失った超感覚所有者の一人の女性の物語
  • 視聴率 最終回(第16話)10.8%

 

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匂いを見る少女 最終回(第16話)視聴感想(あらすじ含む)

最終回にして自己記録を更新し10%超えも果たしました。

ユチョン主演なので放っておいても海外には売れますが、やはり1位と10%超えというのは体裁を保つためにも必要な要素だったでしょう。

 

作品の完成度の観点から言うと少々残念な出来でした。

前半の途中まではけっこう面白かったんですよ。けれど、途中から明らかにネタ切れのための間延びが見られ、クォン・ジェヒの最期なんかは非常にあっけない描写でした。

 

悪が滅びるのもこれまた刹那と表現したかったのであれば、もう少し描写の仕方があったのではないかと思います。ボクがムガクなら握った鉄パイプを止めずにガンガンにぶん殴ってましたけどね(汗)

 

結局ベタで全くひねりのないハッピーエンドで終わってしまいましたね。それでも、これはこれでほのぼのとしてよかったです。

ただ、チョリムがチェヒに拉致され、その後に爆薬が仕掛けられた新居に乗り込んだムガクがふっとばされかねないという描写も、見ていてまったくハラハラせずに、のほほ~んと視聴していたんですよね~。

このような視聴心理になったのは、最終的にハッピーエンドになる確信があったからなのは言うまでもありません。

逆に、サッドエンドを持ってきていれば、これらの描写も後々フックとして生きていたわけです。もっとも、昨日も記述したように、サッドエンドを持ってきた場合にはファンからの大バッシングが待っているため、製作陣もなかなか選択できないですね。

 

写真立てがないことでモデルルームだと気づいたムガク。その後に爆弾処理班が爆弾を撤収して偽装を行うあたりは、事前に読めてしまいました。これもまたハッピーエンドを前提とした推測です。

また、バーコード連続殺人事件が終了し、靴を片方間違えて履く事件の描写がありましたが、ああいった描写はホントはいらないんですよね~。

 

意外と好評と評判のシン・セギョンですが、やはり他の女優だったほうが良かった気がします。いつも言われていることですが、この世代の女優が不足しているんですよね~。

 

続いてユチョンです。クオリティーはしっかり保っているものの、抜け出すにはなにかひとつ足りない印象です。個人的には『彼の素があまりにもいい人すぎる』からではないかと思っています。

スリーデイズの時にも書いたはずですが、一度とんでもない狂気を帯びた悪役の方をやってみたほうが良いのではないかと考えます。

 

もう一つ注文したいのは走り方。これもまたいい人がにじみ出てる印象を持つのですが、手が下から出る『女の子走り』なんですよね~。

サスペンスも含んだ緊迫のシーンでこの走り方はいただけません。走り方も含めた身のこなし方も演技の一部ですので、これはぜひ改善して欲しいです。

視聴率を獲得するには、既存のコアファンだけでなく、たいしてファンでない視聴者も幅広く取り込まなくてはなりませんからね。

小さなことですが、男子目線だとこれは非常に気になる部分です。誰か言ってあげる人はいないのでしょうか?

彼にはぜひ成功してもらいたいので、老婆心ながら若いうちに直すべきところは直して欲しいと思います。

 

タイ人ファンは大喜びに違いない!

自転車での新婚旅行中に、ムガクがタイ語を話していたのわかりました?

水着姿を見られないのは残念、今になって言うけどオレはビキニがすげー好きだとムガクが言い、実は中に来ているとチョリムが返したシーンです。

夫婦なんだから見せろと、ムガク。今はタイミングじゃないと、チョリム。

『だめだ、オレたち自転車に乗ってタイに行こうか?(片手でワイをして)サワディーカップ、テグク カン カップ』

サワディーカップは『こんにちは』の男性バージョンです。

テグクは韓国語でタイのことです。ほんとはタイまたはムアンタイと言わないといけませんでしたが、韓国語と混ざっちゃったようです。カンは方向を示すときなどに使い、カップは『です』と言う意味です。

二人はプーケットに新婚旅行に行く予定だったのでしょうね。それともサムイやパンガン島?

いずれにしても、タイのファンは喜んだことでしょう。

 

エンディング

『チェ巡警と一緒にいる今の時間・この空気・この風景、一生忘れられないようよ。だけど(どうして)涙がでるんだろ。風のせいのようだわ』と、チョリム。

『泣き虫だからそうなんだよ』と、ムガク。

『ところで、もう、チェ巡警じゃなくて、ほかの呼び名で呼ばないと』と、ムガク。

『う~ん、それなら、ヨボ、タンシン、チャギ、この3つから選んでみて』と、チョリム。

※ヨボ(おまえ:おまえさん)、タンシン(あなた)、チャギ(ハニー)という感じかな?

『愛してる、おまえ(ヨボ)』と、ムガク。

『愛してるわ、あなた(タンシン)』と、チョリム。

 

ムガクのスマホに着信。

 

その後も自転車で走る二人。事件を解決しに行こうかと、ムガク。

誰の電話も受けるなって!誰の電話を受けたのよ?イェ刑事?キ刑事?係長?と、チョリム。電話はヨムミからだった。

話にならない、ひとつも気にならないと、口では言う二人だったが、内心は気になってしょうがない。けっきょく自転車の方向を変えて、事件解決のために走る二人。

 

匂いを見る少女 おしまい

韓国ドラマあらすじ団

コメント

  1. keiko より:

    今日も的確なコメントで「まったくだわ!」「そうそう その通り」って^0^
    ゆちょペンですが今回の作品は残念で残念でなりません。
    ゆちょペンの中にも私と思いが一緒の方、大勢いますよ!

    制作陣も作家もゆちょんにおんぶに抱っこ状態で^▽^;
    ゆちょん自身は頑張っていたと思いますよ!
    彼は常々、悪役をやりたいと言ってます。(私も賛成です)

    今回、ドラマ・映画のオファーを沢山いただいてても・・・・・
    本当に演じたいものが少なかったのかな?!
    その中で入隊しちゃうので何か一つはファンに残さないと・・・・
    って想いで選んだのかと・・・・勝手に思ってます。
    ファンにのこしたPVだと思えばいいかと ^^;

    後、オクセジャの作家さんだったので最後までシナリオ出来てなくても信頼して選んだのかなぁ~と
    見事にコケちゃいましたが~ ^□^;

    ドマラって作家さんの力量で面白かったりつまらなかったり色々!
    この作家さんのオクセジャはフロックだったのでしょうか?!
    作家の事は良く判らないので・・・・
    個人的にはオクセジャは好きでしたので今回 本当に残念!

    走り方!!
    私も気になってましたぁ~ ^^
    直接 ゆちょんと話す事が出来れば・・・言いたいですよ!私!

    セギョンは本当にヘタクソ!の一言に尽きます!
    彼女以外の人は居なかったのかしら~??????

    後、ジェヒはどうして殺人を犯すようになったのかも判らず・・・・
    消化不良状態です ^□^;
    ナムグンさんも良い演技だったので あのラストは・・・・お粗末過ぎですよ!

    最初から あれもこれもと欲張りすぎて結局 どっち付かづでまとまらず
    本当に残念な作品ですよね!

    ゆちょんには除隊後 ラブコメ卒業してもっと内容の有る作品に出て欲しいと
    切に願っています!
    「ヘム」のような作品に!

    ドラマも良いけれど・・・・
    映画に出演して欲しいですね!
    悪役で! ^□^ 

    今日はプロデューサーの日♪
    お口直し出来るので幸せです♪♪♪

    • arasujidan より:

      なるほど、ファンの間でも賛否両論があるのですね。
      当初出演が噂されていたスジだったら数字は上がってたでしょうね。
      もっとも、恋愛が発覚したので、ダメだったかもしれませんが・・・。
      とにかく若い女優不足をなんとかしないとドラマ界は斜陽になってしまいます。

      というより、ドラマの数が多すぎて量産ばかりしてるので、どんどんネタが尽きて作りが荒くなっているのですよね。
      しばらくは悪循環が続きそうです。

  2. manyamicky より:

    いつも楽しく読ませていただいています。
    先日ユチョンのファンミに参加してきましたが、ドラマについての感想を求められて、「え?なに?」みたいにとぼけてました。
    一応ドラマファンミだったのに。たぶん、満足してないから何にも言えないのだろうと思いました。映画「海霧」のときのうれしくて堪らない様子とは正反対でした。
    ただ、セギョンさんとのやりとりはほとんどアドリブと言ってました。
    私もそうじゃないかと思っていたので、うれしかったです。
    キスシーンの解釈とかも、意見を出してシナリオの設定を変更したそうです。アドリブというよりも素が出ちゃってるみたいな感じで、ファンとしては美味しすぎるドラマでした。スジちゃんではいろんな意味でここまで楽しめなかったかも。
    走り方は私もず~っと気になっています。ライブでもたまに全速力で走ってるときは、ちょっと笑えます。スピードはものすごく速いけど。
    でも、彼は結構頑固なので、誰かに言われても敢えて変えないかも。
    「眉タトゥーや肌の手入れを勧められるけど、眉毛が半分しかないのも頬のアバタも(それが自分だから)気にいってる」って、インタビューで言ってました。
    走り方を含めて外形を変えるつもりがないなら、視聴者の集中を削がないよう演技力を高めるしかないですね。兵役後は映画中心にするつもりなんだろうと想像してますが。
    これからも、他のブログにはない興味深い分析を楽しみにしています。

    • arasujidan より:

      ユチョン自身も今回のドラマはあまり気に入っていない可能性があるということですね。
      なるほど~。

      走り方は直しそうな気がするんですけどね~。
      おっしゃってる眉毛やアバタは整形につながることで、演技ではない作為的な部分です。
      けれど、走り方は話し方のように演技の部分ですから。
      たしかにその個性を押すほうがリアルかもしれませんが、そのことによって作品に違和感が出るほうがよくないと思うのです。

      除隊後は映画中心ですか。
      たしかに、映画のほうがじっくりと演技を練ることができるから、そちらを好む俳優さんも多いですね。
      けれど、やはり韓国はドラマだと思います。
      映画にシフトした俳優は海外での露出が減ってしまうので、コアなファン以外は『何してるの?消えたの?』って思ってしまうんですよね。
      ファンにしても、2時間だけの映画より16時間見られるドラマのほうが嬉しいですよね?(笑)

  3. manyamicky より:

    お返事ありがとうございます♪

    本人は年末の映画新人賞の授賞スピーチで「映画をやりたいと言って事務所を困らせている」と述べてますね。ネムボソの編成は既に決まっていて、キャスティング未発表の時期でしたので、まさにあまりやりたくなかったのではないかと思います。
    ただ、ネムボソも3daysに続いてユチョン想定の企画だったそうですし、特に今回はSBS自社制作だったので、断れなかったのではないかと想像しています。もちろん、ギャラもすごくいいみたいですが。
    その代わりと言ってはなんですが、このドラマと並行して、助演で出る映画「ルシッドドリーム」の撮影にも入っています。この映画は確かに面白そうです。監督は「ヘム」に続いて新人ですが、主演は、コ・スとソル・ギョングです。

    う~ん…申し訳ありませんが、ファンとしては、体力に不安のあるユチョンには時間に余裕のある映画の方が安心です。英語も日本語もある程度できるから、海外の映画にもチャレンジできると思いますし。中国語も勉強するつもりと言ってました。武侠モノに出たいそうです(これは冗談かも)。
    歌手というかミュージシャンとしてのユチョンも大好きなので、いずれソロアルバムも出してほしいし、JYJの活動も続けてほしいし。
    何にせよ、本人がやりたいことをやってくれるのが一番ですけれども。
    すっかりドラマと関係ない話になってしまいました。申し訳ありません。

    さて。今日は百想芸術大賞の日です。
    映画新人賞、ユチョンとイ・ミンホの対決と言われていますが、どうなるかドキドキです。巧さという点では、同じく候補になっているカン・ハヌルの方が上のように思いますが、ユチョンとイ・ミンホは難役に挑戦したところが評価されているのかもしれません。
    そして、授賞者は去年受賞したキム・スヒョンくんという豪華さ。
    ユチョンが受賞しても逃しても眠れなくなりそうです。

    ところで、本文中に「彼にはぜひ成功してもらいたいので」とありましたが、理由を教えていただけると嬉しいです。
    arasujidanさんのような理性的な男性に応援していただけるのは、ユチョペンとして心強い限りです。

    長文コメ、失礼しました。また、お邪魔させてください。

    • arasujidan より:

      最後の質問にだけ返信を。
      多くのユチョンペンは日本デビュー以降にファンになったのではないかと思いますが、ボクは韓国でのデビューの瞬間もオンタイムで見ていました。
      もともと2001年にK-POPの方から入ったので、自然に認知したわけです。
      その頃は神話が全盛で、その流れを汲む男性グループとして、否応なしに目につきました。
      だから、かれこれ12年もユチョンを見ていて、親心的な感情があるようなないような。
      そんなところです。
      それに、先述していると思いますが、男から見てもいい人そうなので。
      同性にしかわからない感じってあるじゃないですか(笑)

  4. manyamicky より:

    K-POPの方から…そうだったのですね!びっくりです。
    私は東方神起の3rdツアーから入ったので、ペン歴といっていかどうか分かりませんが、arasujidanさんはずっと先輩ですね。失礼しました。

    同性にしかわからない感じ…確かにそうかも。
    私にとっては、永遠の bad boy♡っていう感じです

    質問に答えてくださって、ありがとうございました。
    これからも楽しみにしています。

  5. yumi より:

    的確なコメントを楽しく読ませていただき、今KNTVで視聴はじめました。なるほど女優さんがミスチョイスですね。でもユチョンはすごく頑張っていますね。自分を捨てているところが、立派です。作品にも恵まれて、本人も魅力がありこれから期待できる人ですね。最近は2年前のような素晴らしい作品がどっとやってくる訳もないみたいで寂しいです。だからファンミやコンサートにも行かなくなりました。今はCSでドラマを見ています。arasujidannさんのを読んでから見るものを決めています。好きなユチョンのドラマなので久しぶりにこちらにおじゃましました。皆さんのご意見も参考になりました。