逆賊:民を盗んだ盗賊 第11話・第12話視聴感想(あらすじ含む)キム・サンジュン、ユン・ギュンサン、イ・ハニ主演韓国ドラマ

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第12話

妓女(キニョ)たちに世の中の話をしてくれ、民が自分に対して何を言っているのかと、燕山君(ヨンサングン:연산군)

けれど、嘘をつけば恨むと言う燕山に対して、真実を言えるはずがない。

そこで、燕山を誹謗する噂を話し始めるチャン・ノクス

こうしてノクスは燕山の耳となることに。

命をかけて行うが、上手くやれば小さな賞が欲しい、会いたい人がいるとノクス。

 

王が怒ることについて調べねばならないと、キルドン。

 

世祖(セジョ)魯山君(ノサングン)の死体を山中に捨て、息子の後宮に手を付けたという噂を燕山に伝えるノクス。

そんな噂が蔓延していることで、大監や儒生たちが自分を無視していると思う燕山。

そして、そのままにしておけない、記録に残った噂なら罰を与えられると、記録を残す者は誰なのかと問う。

史草を残すのが史官で、増広試で感心したパク・ハソンもそうだと答えるキム・ジャウォン

 

先日までとは打って変わって、チョンハク(スハク)に対して昇進の早いハソンを連れて来いというチョ・チャムボン夫人

また、廃妃尹氏(ペビ ユンシ:폐비 윤씨)の身分回復が必要だと考えており、当時の廃妃の文が残っていたならとも思う。

 

史官となり王のそばにいることに感動しているハソンに対し、チョンハクは司憲府(サホンブ:사헌부)臺諫 (テガン:대간)にでもなって早く出世したいという。

チョンハクは、史官・金馹孫(キム・イルソン:김일손)が世祖(セジョ)が嫁に手を出したという不忠な内容を書いたという話をする。

 

燕山は庶子出身ということで無視されている柳子光(ユ・ジャグァン:유자광)を引き立て、王といえども手出しのできない史草に手を出そうとする。

 

ユ・ジャグァンの言を受けて、キム・イルソン以外には類が及ばないという条件で、問題を提起することに。

この件をキルドンたちも知ることになる。

 

祖父を糾弾することになるのに恥ずかしくないのかと言う先輩に対して反抗するハソン。

三司の先輩に楯突かないよう保身を図ろうとするチョンハクに対し、ハソンはここにいることさえ夢にも思わなかったことだ、今や自分も朝鮮の一部だと、意志を貫こうとする。

 

ユ・ジャグァンはハソンの境遇に共感し、王に能力を見せねばと話す。

 

端緒は一向に見つからず、ユ・ジャグァンも焦っている。

金宗直(キム・ジョンジク:김종직)が世祖による王位簒奪を避難した弔義帝文(チョウィジェムン:조의제문)を、キム・イルソンが史草に載せたのはどうしてだろうかと問題提起するハソン。

そこに書かれた日付が、魯山君(ノサングン)の死んだ日でもあり、噂と文章が妙に一致する。

こうして、キム・イルソンの反逆罪がこじつけられる。

しかも、この文章を書いたキム・ジョンジクはキム・イルソンの師匠でもあった。

 

キルドンたちも、王の逆鱗が祖父・世祖(セジョ)であることを知る。

 

キム・ジョンジクの剖棺斬屍(プグァンチャムシ:부관참시)を主張するユ・ジャグァン。

死体を掘り起こしバラバラにするという極刑だ。

当然ながら弟子筋の士林たちは反対する。

その士林たちの不忠を咎め、捕縛させる燕山。

 

血の嵐が起きることをハソンに伝えるノ・サシン

ノ・サシンは敵対勢力を泳がしつつバランスを取っていたのだが、そのバランスが崩れることになるため、朝鮮の行く末を案じる。

 

キム・イルソンと朋党しているであろう者たちの名簿を用意するユ・ジャグァン。

けれど、ただ同郷や同輩というだけの者たちだった。

その中にイ・ジョンスがいた。

彼はキム・イルソと同郷であるため、焦って書類などを皆燃やしていた。

ちょうどそれを目にしたヨンゲは、そのことをキルドンに報告する。

そして、キルドンはイ・ジョンスを利用することに。

助ける代わりに願いを一つ聞いて欲しいと、キルドン。

 

イ・ジョンスが連行されていく。

鞠問。

キム・イルソンに噂を伝えたが、自分もまた聞いたのだと、イ・ジョンス。

そして、それはチュウォン君から聞いたと話す。

王族ということで捕縛を躊躇するユ・ジャグァン。

けれど、鞠問中に出た者はすべて鞠問しろとの燕山の言葉を力説するハソン。

その力説は燕山の前でも行われる。

宗親(チョンチン:종친)だからと外してしまったら誰も恐れないということで、チュウォン君の鞠問を許可する燕山。

復讐の眼差しを見せるハソン(キルヒョン)。

 

捕縛されるチュウォン君。

義禁府(ウィグムブ:의금부)で、直接尋問に当たるハソン。

そんな戯言入ってないと、チュウォン君。

それなら証人はいるのかと、ユ・ジャグァン。

ホ・テハクパルパン(キルドン)がいると、チュウォン君。

こうしてキルドンも連行されることに。

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント

  1. sallie より:

    トッケビの大きな波がすべてもってったような虚無感の中、なんとなく(失礼!?)視ています。丁寧なplotでそれぞれ熱演してるのに、盛り上がらない。何か足りない感じ!ドキドキ感がわかないんです。今のところ逆賊として社会的問題に歯向かっている感がないんですよね・・今のご時世をかぶらせてる気がするけど迫力ないし・・好転を期待してます!