韓国ドラマあらすじ団

韓国ドラマあらすじ団では、韓国で放送されるタイミングで韓国ドラマのあらすじを紹介していきます。また、キャストや登場人物の紹介も行っていきます。

相続者たち 訳後記 キーワードと残念な点&自分へのご褒美を!

   

相続者たち全20話の訳が終了しました。

王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち

(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)

最初はこの『長くて覚えられない!』というタイトルにもびっくりしました。

短縮バージョンが定着してホッとしたのはボクだけじゃないと思います(笑)

相続者たち

訳後記

正直なところ無謀な挑戦でした。当初はわかるところだけかいつまんで2000字程度のあらすじにしようと思っていたんです。2000文字というのは、ネットの記事でひとつの記事を苦もなく読める適度な文字数という統計が出ており、個人的にも『そんなもんだよね』と思っていたからです。

けれど、キム・ウンスク(作家)マジックに掛かってしまい、あれよあれよと文字数が増えていきました。細かいニュアンスまで知りたいという欲求にかられたのです。そして、結局は15000~20000字へと増えていきました。

2000文字の法則から言うと7~10分割しなければならなかったのですが、それだとさすがに分割し過ぎだと思い、多くても6分割に留めました。そのため、ひとつの記事が4000字を超えてしまうことも(汗)

おそらくバイリンガルの方なら3~4時間で仕上がるのでしょうが、僕の場合にはひとつの記事だけでもそのくらいかかってしまいました。

特に、ちょいちょい使われる方言や慣用句に手こずりました。この手の表現は辞書に載ってないので、NAVERで検索して調べたのですが、結構各地の方言が散りばめられています。

 

キーワード1.敷居(문턱:ムントク)

キム・ウンスク作家はドラマ内で過去に使った言葉や言い回しを大事にして、何度か使用したり引用したりします。全編を通してのキーワードとなった言葉は敷居(문턱:ムントク)でした。ミョンスの最後のセリフにも出てきましたし、タンとウンサンの会話でもものすごく出てきました。

世界の敷居を越えてみた者の顔。そういうの?(セサンエ ムントクル ノモボンジャエ オルグル イラルカ?:세상의 문턱을 넘어 본 자의 얼굴 이랄까?)

敷居という辞書に乗っている対訳だといまいちしっくり来ないので、ボーダーラインや壁と訳したところもあるかもしれません。ドラマ内ではウンサンが越えようとし、タンが越えさせようとした障壁として登場する言葉です。ハードルという訳でもいいかもしれませんね。

 

キーワード2.趣向(チュイヒャン:취향)

趣向(チュイヒャン:취향)という言葉も多く登場しました。イ・ミンホの過去の作品・個人の趣向(ケイネ チュイヒャン:개인의취향)がすぐに思い浮かびますが、一般的な単語なので、そこまで考えて使用した言葉ではないでしょう。けれど、出てくるたびに『あ、また!』と、思ってしまいました(笑)

 

キーワード3.それにもかかわらず(クロメドプルグハゴ:그럼에도 불구하고)

おそらく3回出てきたと思います。一箇所は少し訳を変えました。この言葉プラス直進(チクチン:직진)という言葉で、どんなことが会っても二人で突っ切って行くというメッセージを伝えていました。

 

指示代名詞と助詞

結構訳に困ったのが指示代名詞と助詞です。指示代名詞とは이(イ:この)그(ク:その)저(チョ:あの)のことです。以前韓国人のおじさんに『行くじょ~!って覚えろ』と言われたことがあります。韓国語には『ゾ』の発音がないから『行くぞ~!』がそうなってしまうのですが、これですぐに覚えられると思います(笑)

日本語よりも韓国語のほうが指示代名詞を多用しますよね?そのまま訳すと日本語としてのニュアンスが保てないことも多々ありました。特に그(ク:その)をそのまま『その』にするとイマイチなことも多く『あの』に変更したりもしています。

助詞にも同じことが言えて、しっくり来ない時には少し変えてしまったところがあります。それでも、全般を通してできるかぎり直訳が崩れないようには心がけました。

 

ドラマの残念な点

特に残念だと思ったのが最終回です。韓国のニュース記事で関節広告の多さを指摘されたものがいくつか出てましたが、今回はそれが強引で露骨だった印象がありました。

わかりやすいのはみみずくのぬいぐるみです。買ってもらったぬいぐるみを学校に持って行かないですよね?パッと見た瞬間にすごく違和感を感じました。

日本の場合関節広告に厳しくないので、これ見よがしにドラマ内で描写するということはせずに、ただ小物として使用しますが、韓国の場合には規制があるので、それに対向するかのように使用して見せます。

ヨンドとトンウクの柔道対決の時も、トンウクが道着の下にアシックスのTシャツを着ていたり、ウォンがシェーバーを使ったり、コーヒーを入れてみたり、『その描写いらないよね?』という必然性のないシーンが多かったです。ああいった描写はナシにして欲しいですね~。

 

相続者たち

 

最終回で気になったのは、最後のキスシーンの時のウンサンの髪型でした。タンが結ばないほうが好きと言ったにもかかわらず、どうしてドレスアップしてるのに髪を結んだのでしょうか?

10年後だからタンの趣味が変わった?そんなんじゃないですよね。あれは『やらかしちまった』描写です。あのシーンだけは撮り直してほしいと思います。といっても、もう無理ですね(汗)

また、後半2話は少々流れが途切れがちだったようにも思えます。このあたりは、今までキム・ウンスク作家がずっとタッグを組んでいたシン・ウチョルPDのほうがうまかったのかなとも思います。

もうひとつ、これはちょっと仕方ないのですが、ラストシーンって4月ですよね?すっごく雪が降ってるんですけど(汗)

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