トッケビ 第10話あらすじ コン・ユ、キム・ゴウン主演韓国ドラマ

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籠で参内する途中のソンが籠の小窓を開けると、目の前には兄キム・シンがいた。

 

朝方ずっと見えないので、このままお兄上の顔も見られずに嫁入りするのだと思いましたと、ソン。

そうするものを、醜い顔を何が可愛いくて見ろと言うのか分からないと、キム・シン。

お兄上がこうも大切に思われるゆえ、入宮する道ががとても花道です・・・ところでお兄上、陛下はどのようなお顔ですか?と、ソン。

お前はどうして性分ではなく外見から気になるのか、心配するな、聖顔はとても輝いておられると、キム・シン。

本当ですか?私はどうですか?私、今日、美しいですか?と、ソン。

ぶさいくだと、キム・シン。

それでは、陛下にも美しくないでしょう?その時は家に戻らなければならないでしょう?と、ソン。

陛下はすでにお前をご覧になられたと、キム・シン。

私を?と、ソン。

もしかして、その顔から光の出ていた?見にいらしたのね・・・陛下は私をなんとおっしゃって?と、ソン。

ぶさいくだったとと、キム・シン。

チッ!と、ソン。.

ぶさいくな妹、頻繁に会いにいらっしゃらねば!と、ソン。

戦場を飛び交う兄だ、便りの無いのが良い知らせと思えと、キム・シン。

誰が知りませんか?・・・私の心配はなさらないで、幸せになりますねお兄上と、ソン。

そして、兄の横顔をしばらく眺める。

 

 

トッケビ

 

 

 

がやってくるのを待たずに、走って出ていくソン。

出くわしたあと倒れそうになったソンを抱き支え・・・重いのだがと、ヨ。

あ、無情なとある方が心中にいらしてと、ソン。

どこにそう急いで?と、ヨ。

陛下に会いにと、ソン。

私が行くところなのにと、ヨ。

互いに来れば良いようでと、ソン。

 

卑しいものを握った掌中には、力を適当に与えなければならないという理です、掌中に固く握ったなら、その卑しく大切なものは、必ず死にます・・・その手により・・・未成熟な歳、卑しい外家、外家よりいやしい妻が・・・

一昨昨日、いく人かの大臣たちと門下侍中シン・チョルジュの酒の席で行き来した対話だといいますと、パク・ジュンホン

間違った言葉ではないではないのか?と、ヨ。

間違った言葉がないほどに間違っているのです、皇室を辱めたシン・チョルジュの首を打ち、間違いだとお叱りなさいませ、強権をお見せくださいませ。

困った様子のヨ。

 

これ以上、御心を揺さぶらないでください、これ以上、陛下の目を覆わないでください、門下侍中の死は処置が正しくありませんでしたと、ソン。

皆が小臣の処置が正しいと言うのに、皇后だけが間違いとおっしゃいますと、パク・ジュンホン。

そなたが全然・・・と、ソン。

小臣が目を覆ったのか、陛下が目を閉じたのかと、パク・ジュンホン。

きさま!と、ソン。

このアマ!産むのは先皇が産んだが、私が育てたので、私がヨの父親でないことはない、ヨを皇座に座らせたのも、ヨに天下を与えたのも私だ、私の話が間違ってるか?ゆえに、単なる武臣の端くれの妹風情が、訓戒は放り出せ・・・

お前が訓戒する者は私でなくお前の兄だ、墓になれと送った辺境で、お前の兄は重ねて勝戦報を伝えるので、その意中が凶悪ではないか?一国に王が二人という、一つの天に太陽が二つという、これが謀逆でなければ、何が謀逆というのだ?と、パク・ジュンホン。

 

憤怒と憂慮を込めて剣を下す、できる限り遠くへ行き、できる限り帰ってくるなと、ヨ。

陛下そのお言葉は、陛下どうしてそのような・・・陛下の高麗です!・・・辺境を守備しろとお命じなれば辺境を守るし、敵を滅ぼせとお命じになれば敵を滅ぼし、妹がここにおり民がここにいるのに・・・と、キム・シン。

皇帝の憂いを、もうあそなたがするのだな・・・壮烈に死んだと便りをよこせ、哀悼すると便りを入れるであろうに、御命だと、王。

パク・ジュンホンによる画策だった。

 

どうか、文臣にだけ偏重せずに、武臣だと冷遇せずに、どうか、辺境を回る上将軍キム・シンを呼び入れ、陛下のそばを守らせ、何よりどうか、パク・ジュンホンを遠ざけ・・・と、ソン。

結局そうなったのか?お前の物足りなさが結局欲心となったのか?物足りないお前が、物足りないお前の家門の唯一の希望というお前の兄が!と、ヨ。

陛下!と、ソン。

王が民を守るのだ!どうして一介の民が王を守るというのだ?お前が今、何を願っているのかわかって願っているのか?お前の兄という者は、勝算のない戦場からいつも生きて帰ってきて、通りの神になって行く・・・

私がそう帰って来るなと告げたのに、いつも凱旋をして私の無能をあざ笑う、そんなお前の兄が持つ剣で、私を守るのか斬るのか、それがどうして分かるのだ?と、ヨ。

陛下・・・と、ソン。

その誰も、私の民の神になることはできない、それゆえ反逆なのだと、ヨ。

一介の武人ごとき勢を得るので、文臣の勢が傾き、皇室の権威もまた風前の灯火です、上将軍キム・シンの首を打ち、誤ったと叱り、強権をお見せくださいと、パク・ジュンホン。

 

(パク・ジュンホンの口から、結局、キム・シンの名前が出てきてしまったのだ・・・

それが妹の最後の姿だった、武臣の妹であり、気品のある皇后だった・・・皇帝のところへ行く道はとても遠かったし、オレは結局、たどり着けなかった、たどり着けないのを知りながらも、すべて知りながらもオレは、進むことしかすることがなかった・・・

その場はオレの最後の戦場であったし、オレはそこで死ななければならなかったからと、トッケビ

ふ~、一体どうして?と、死神

御命を破って帰ってきたし、幼い王の嫉妬と恐れを見過ごしたし、ヨを守ってくれと言った先皇帝の付託が忘れられなかったし、家奴たちの罪なき命を助けねばならなかったし、何より、私の妹が主君として、そのバカを守っていたから・・・

前世の記憶のない者の前でとてもたくさんしゃべったな、食物もすべて冷めたしと、トッケビ。

気になることがもう一つある、ひょっとして、こんな指輪、見たことあるか?と、死神。

オレにくれようと奪ったんじゃないよな?オレはお前とそんな仲になるのは嫌だと、トッケビ。

集中ちょっとしろよ、よく見て、気をつけて、見たことないか?と、死神。

お前ひょっとして、ほんとにオレの妹だと言いたいのか?オレの過去史もそれで尋ねたんだろ?指輪はめてみろよ、どうなるか見てみよう!と、トッケビ。

来るな、来るな!と、死神。

ソン!それでお前今、愛されているのか?と、トッケビ。

懸命に否定する死神。

こじんまりした時間を邪魔して申し訳ないのだけど、と、ウンタク

こぢんまりしてない!と、死神。

私ちょっと、とあるところに出てくるわねと、ウンタク。

どこへ行くんだ?一緒に行こう!お前もうオレとセットでなきゃだめだぞと、トッケビ。

そうだな、二人セットで早く出て行け、オレは今、一人でいたいと、死神。

うちのソンも一人でいるのが好きだったさと、トッケビ。

出て行け、出て行けって!と、死神。

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