チョン・ジェヨンは出仕せずにヤン内官に手紙を渡していた。
それをユルに渡すヤン内官。
王の命に従ってソンジュ縣で婚姻すると書かれてあった。
それに追い打ちをかけるように、唯一の独身王として歴史に名を残すのも悪くないと、ユルに告げるヤン内官。
一生独身なら自分たちと変わらないとも。
今すぐ韓服を準備しろと、ユル。
ソヘを尋ねるソウォン大君。
空を眺めながらムヨンのことを思い出しているソヘ。
子の名をムヨンのソッカにしていた。
誰も覚えていない子の名を長く覚えていたいからとの理由だった。
クンニョのために鯉を持ってきているイソ。
けれど、つわりで鯉に拒否反応を示すクンニョ。
イソの前に現れるチョン・ジェヨン。
どうなさったので?と、イソ。
王命を伝えに来ました、怨女・曠夫は婚姻しろというと、チョン・ジェヨン。
またですか?と、イソ。
そこにパク・ボグンもやってきて、ちょうどよかったと、官衙へ連れて行く。
以前のようなお見合いが始まる。
自分のせいではなく世子邸下のせいだと、パク・ボグン。
今私だけが不便なのかとの声。
ユルだった。
邸下がどういうことですか?と、チョン・ジェヨン。
視察だ・・・私もまた曠夫なので見合いをせねばと、ユル。
女3男4なので、男が目をつぶり女が男を選ぶことに。
ユルが目を開けると、目の前にはパク・ボグン。
イソはチョン・ジェヨンの前に立っていた。
そうだな、誰も恐れもなく、私の前に立てないだろう、勇気が出ないであろう、もう一度機会をやるので、だから・・・と、ユル。
思わず笑うヤン内官とクォン・ヒョク。
邸下の代わりに自分を選択したことを、生涯後悔しないようにしますと、チョン・ジェヨン。
ナウリと、イソ。
しばし、私の話から聞いてくださいと、庶子として生まれた自分を怨み、自分を庶子として生んだ母を怨み憂鬱だったそんな春の日に、一目惚れをしたと話すチョン・ジェヨン。
ユルが見ていることに気づき、わざとイソに触れる。
さすがに出てきて、その行動をやめさせるユル。
女人の前では忠臣なんていないというのか?私があの女人をどれだけ好きかはっきり知っておきながらと、ユル。
わかってるからそうなのです、今回も捕まえられないなら、私は本当にあの女人に求婚しますと、チョン・ジェヨン。
石を積むイソ。
そこにやって来て石を積み・・・私もまた願いごとをするのだ、私が恋慕する女人を、生涯私のそばにいさせてほしいとと、ユル。
私が邸下のそばにいれば、不幸になられます、私の過去が、私の存在が、邸下の前途に弊害となるから、イソ。
お前がいなければ、私はより不幸になるだろうにと、ユル。
一緒にいながら互いを見て笑えなければ、それは真の愛ではありません、私と私の兄が、邸下に傷を残しました、そのことをどう忘れることができましょうか?と、イソ。
私が関係ないと、ユル。
いつか、誰かが知ることになります、そのことで邸下を攻撃するでしょうと、イソ。
恋慕する者を捨ててこそ守ることのできる座なら、必要ないと、ユル。
私が望みません、一人の女の男となるより、聖君になることを選んでくださいと、イソ。
仕方ないな、お前の言う通り王宮に戻る、けれど、その前にものを探さねばならない、お前に会うために急いで来て、本をなくした、変わらず解決完房をしていると聞いた、赤い絹に包んでいるので、探すのは難しくないだろうと、ユル。
すぐに見つけるイソ。
それは、杜口との表題。
ユルの日記だった。
官衙に集まっているヨン氏たち。
ヤンチョン宅は来ていない。
どうやらヨン氏の子を身ごもったらしい。
娘が年を取るのに父親がこれでいいのか?と、クドル。
だから今回のことは成功させないと!と、ヨン氏。
小間使いとなったパク令監に何かをやらせているパク・ボグン。
日記を読んでいるイソ。
そこにはユルの思いが綴られていた。
雪を見てイソが尋ねたことを思い出したこと、雪が好きなのか花の雨が好きなのか、何度尋ねても私の答えは、お前だ・・・
覚えているか?今日はお前と私が婚姻した日だ・・・人生は二つの道があるという、一つは何も奇跡でないように生きるものであり、もう一つはすべてが奇跡だと思って生きるものであり、振り返ってみれば、お前の郎君として過ごしていた100日間は私にとって、すべての瞬間が・・・奇跡だったと、ユルの日記。
涙が止まらないイソ。
そして、ユルを探し始める。
邸下は急用で王宮に帰ったとクドルに聞かされ、落胆して家に帰る。
すると、目の前にユルが現れる。
確かに世子邸下は戻られたと聞いたのにと、イソ。
世子邸下は戻られたかも知れないが、ウォンドゥクはまだ行ってないと、ユル。
いくら見てもウォンドゥクではないようですが?と、イソ。
いくら見ずに、しっかりと見ろと、ユル。
屋根の上でスタンバイしていた皆が桜吹雪を降らし始める。
春の日でもないのに、どうして花の雨が?と、イソ。
その本をさがしてたので?誰も見てはならないのだが、見たのか?と、ユル。
はい、見ました、けれど、その心の痛い日記は、もう書き止めてくださいと、イソ。、
心配するな、今日の日記はすでに考えてある、おそらくこんな内容になるだろう、生涯に渡って恋しかった女人に求婚した、その女人は微笑みながらうなずいた、私は、その女人と残りの日々を共にする、どんな難関があっても・・・行こう、王宮にと、手を差し出すユル。
まさか、これが求婚ですか?と、イソ。
いや、今ちゃんとしようと・・・と、ユル。
イソを引き寄せてキスをする。
100日の郎君様 おしまい
文責:韓国ドラマあらすじ団
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