テギョンの証言通りにCCTVを見たのだが、犯人は映っていなかった。ヤン・デホに入った人間は一人で、テギョンだけだったというチャヨン。自分が直接見たから間違いないとも言う。
USBも見つかっていないし、テギョンの住居の警護室にはテギョンが来てないということにもなっている。ヤン・デホがエレベーターに乗った形跡もない。そんなはずはないというテギョン。どうやら誰かに削除されたようだ。
大統領警備室の警備システムは完壁に強固なものであるにもかかわらず事件が起きたということは、内部の者の犯行だと推測するシン・ギュジン。
警護室を疑っているのかと、ハム・ボンス。そうではなくてテギョンを疑っているのだと、シン・ギュジン。ヤン・デホ事件の最も有力な容疑者もテギョンだと続ける。
チョンスデに来てもないと反論するテギョンだったが、警護の計画書を手に入れることはできたというチャヨン。これはあくまで論理的な推論だが、友人に言われて気に障るテギョン。
警察が引き渡せというが、その前に自分たちで調査すべきだとシン・ギュジン。今回も警護室の人間だからとかばうことはしないでしょうと、ハム・ボンスに念を押す。
ハム・ボンスはチャヨンにテギョンを調査するように命じる。『わたしじゃありません!』と、ハム・ボンスに近づこうとすると、テギョンに銃口を向ける警護本部長。今は非常事態で怪しい行動をしてはいけないと知っているだろうと言う。
一歩近づき、『撃ってください。警護官が銃を恐れますか?』と、テギョン。警護本部長を止めるハム・ボンス。自分に重要なのはおまえのことではなく大統領のことだと、各自を持ち場につかせる。おまえも同様だとテギョンにも言う。
意識を取り戻したポウォン。けれど、犯人たちに気配を悟られ追いかけられる。何とか逃げパトカーに戻ったポウォンだったが、無線もエンジンもまったく作動しないため、歩いて戻ることに。
けれど最悪なことに名札を落としてしまい、正体がバレてしまう。
内部犯行説の立証
警護本部長はまだテギョンを疑っている。けれど、ハム・ボンスはテギョンはそんな人間ではないという。
テギョンとチャヨン。EMPとはすごいものだというチャヨンに、自分が暗殺者だったら、そんなものは使わずに直接大統領を銃で撃ったし、父もヤン・デホも殺さなかったという。
あなたのお父さんがこの事件に関連して死んだという証拠はないというチャヨンだったが、テギョンは間違いなくこの事件により死んだという。
EMPが使われた後に狙撃が行われたことに疑問を持ち始めるテギョン。狙撃をするには不利になる暗闇にしたのは、警護の眼と耳を奪うためだ。本来なら順序が逆で無くてはならない。なぜそうする必要があったのかを考える。
地図を見始めるテギョン。そして、犯人が潜伏していた場所と大統領がいた釣り場をマジックを使って線で結ぶ。途中には宿泊施設とテニスコートがある。
チャヨンの言うように、いくら特殊な訓練を受けた人物でも、一週間も警護の目をごまかすことはできないと、テギョン。『まさかピット(隠れ場)が偽装だという話なの?』と、チャヨン。
警護がもう行きましょうとやや高圧的な態度に出る。テギョンは制止を振り切り外に走りだす。発泡はしないでくれといいテギョンを追いかけるチャヨン。
テニスコートの鉄柵門をチェックするテギョン。地面には門を開けたらしい後がついている。『もしかして、狙撃当時、この門が開いていたら?』と言い門を開けると、眼前には釣り場が見える。これで、潜伏場所ではなく建物からの狙撃が可能だったということが分かる。
『警護官の宿舎があるな・・・』と、心の中でつぶやくテギョン。そこに警護がやって来てテギョンを取り押さえる。チャヨンもやって来て、あんたは共犯の容疑者なのよという。
室長に会わなければならないとテギョン。誰かがこの門を開けたんだと続ける。
『言いたいことは何?』と、チャヨン。『秘書室長の話のように、内部に裏切り者がいるかもしれないって』と、テギョン。
スリーデイズ(3Days)第2話あらすじ 2/2へ続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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