キム・ヒソン&チュウォン主演SBS金土ドラマ
アリス(エルリス:앨리스)。
最終回視聴感想(あらすじ含む)です。
アリス 作品データ
- 韓国SBSで2020年8月28日から放送開始の金土ドラマ
- 脚本:キム・ギュウォン(김규원,)、カン・チョルギュ(강철규)、キム・ガヨン(김가영)
- 演出:ペク・スチャン(백수찬) 『匂いを見る少女』『再び逢う世界』
- 死によって永遠に別れることとなった男女が、時間と次元の限界を超えて魔法のように再び出会って起こるストーリー。
アリス 最終回視聴感想(あらすじ含む)
全16話の視聴が土曜日に終了しました。
日曜はちょっと忙しかったので一日おいてのレビューとなります。
当初は週単位、または1話毎にレビューを書いていましたが、途中から集中力も途切れてしまいました。
ということで、今回はまとめたレビューを書いていきます。
内容にはほぼ触れませんが・・・。
まずは視聴率に言及しましょう。
ピークは第4話の10.6%で、その後は緩やかに下降線をたどりました。
最終回だけは流石に上昇を見せたものの、10%台に復帰することなく9.1%でのフィニッシュとなりました。
視聴率が下がった原因も含めて、当ドラマが大きな成功を収めることができなかった原因を探っていきましょう。
やはり時空モノは難しい
タイムトラベルやパラレルワールドといった時空モノで、これまで大成功を収めたドラマは残念ながらありません。
いっときの流行を経て、年に数本この手のものが制作されていますが、ほぼほぼ撃沈です。
直近では、キム・ウンスク作家、イ・ミンホ、キム・ゴウンを要し大ヒット間違いなしと言われていたザ・キング:永遠の 君主(ド キン:ヨンウォネ クンジュ:더 킹 : 영원의 군주)でさえも同じ轍を踏んでいます。
「ザ・キング」は初回の10.1%が最高でその後は竜頭蛇尾で5%台まで落ちているので、「アリス」のほうがしっかりと数字をとったと言えます。
第4話の数字を見ると、ひょっとすると時空モノ初のスマッシュヒットかも?と淡い期待を抱かずにいられませんでしたが、結局は小ヒットにとどまっています。
その要因は「一人数役」にあるでしょう。
これまでの時空モノでも、全く同じ顔の別個体が出てきたあたりから視聴者が混乱して視聴をやめてしまうことが多々ありました。
「アリス」でも数字が下がったタイミングと全く同じタイミングでしたよね。
食い入るように見ている視聴者はともかく、なんとなく見ている視聴者は混乱した時点で視聴をやめてしまうのではないかと。
この要因こそが、時空モノがヒットしない要因と言えます。
結局マクチャンだったような・・・
前半はそこそこ構成を維持できていたものの、後半になってくると安易に人が死ぬマクチャンドラマ的な展開に。
わかりやすくちゃぶ台をひっくり返し、すでに視聴者の推理力は試されなくなっていました。
逆にそうしたからこそ視聴率をそれなりに維持し、「ザ・キング」のようは惨劇にはならなかったのかもしれません。
結局のところ、やはり「時空モノ」は難しいの一言に尽きるようです。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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