飛行機で韓国に帰るチュンジェ。
海の中からチュンジェの乗っている飛行機を眺めるシム・チョン。
そして、飛んで行く方へ向かって泳ぐ。
殺人容疑者マ・デヨンが病院での治療中に逃走したとのニュースが流れる中、チュンジェがソウルに戻ってくる。
駐車代行に扮したマ・デヨンがチュンジェの目の前で、お客の車に乗りこむ。
チュンジェはタクシーで家に帰る。
すると、自分の家にチョ・ナムドゥとテオが勝手に居付いていた。
気楽にしろと、ナムドゥ。
気楽だよ、俺の家だからと、チュンジェ。
テオが暗証番号をハックして入りこんだのは言うまでもない。
出て行けというチュンジェだったが、二人の家は足がついており、安全な場所は住所洗浄しておいたここしかないのだ。
ミョンドン・キャピタルのチャン・ジノクが手を回したというのがその理由だ。
オレたちだけで重要な話があるんじゃないか?と、ナムドゥ。
60億の翡翠の腕輪のことだ。
なんのことだかわからないチュンジェは、それを、ヒョンがどうして知ってんだ?と、問う。
オレがどうして知ってるか?お前が話したから知ってるのさと、ナムドゥ。
オレが?と、チュンジェ。
そうだお前が、スペインで会ったとある女から奪ったって!と、ナムドゥ。
女?まったく、どんな女だ?と、チュンジェ。
話が噛み合わない二人。
スペインの海からソウルを目指すシム・チョン。
チュンジェが送った画像を証拠としてみせるナムドゥ。
オレはそんなメール送ったことがない、それに変な女に会ったこともなくてと、チュンジェ。
それで、腕輪もないと?と、ナムドゥ。
あるんだけど、それ?と、チュンジェ。
どうしても、どうやって腕輪を得たのか思い出せない。
お前がどんな話をしているのかわかり得ないし、知りたくもない、一旦モノから見よう、鑑定も任せないといけないしと、ナムドゥ。
けれど、もうちょっとわかったあとにと、チュンジェ。
チュンジェがソウルに戻ると言ったときのことを思い出しているシム・チョン。
お前も行くか・・・オレがお前をソウルに行こうと誘ってるんじゃない、だから、誤解はせずに聞いて・・・ソウルには、お前が好きだというものが本当に多い、例を上げると、美味しい店のようなもの、お前が食べる事が本当に好きなの知ってるか?どこででもお腹をすかせて・・・
そして、漢江という場所があるんだけど、秋になれば、そこで花火というものをするんだ、オレは63ビルの特等席で見たりするだろう、や~、それがまたものすごくきれいなんだけど、オレがお前と一緒に見るようにしてやるよと、チュンジェ。
一緒に?と、シム・チョン。
そうだ、オレと一緒にと、チュンジェ。
さっきから海鳴りを気にしている様子のシム・チョン。
けれど、笑みを浮かべる。
約束したぞ!お前、約束は守れとあるものなんだぞ!約束はどうしてあるものだと?と、チュンジェ。
守れとあるものと、シム・チョン。
そうだ!と言って、シム・チョンの頭を撫でるチュンジェ。
再び泳ぎ始めるシム・チョン。
海中で誰かに愛してると言われたことを思い出し、目を覚ますチュンジェ。
誰だろ?何なんだ?あ~狂いそうだとつぶやき、高鳴る胸を押さえる。
3ヶ月後。
朝起きてTVを付けると、不動産デベロッパーをしている父ホ・イルジュンが出ていた。
そのため、すぐに消してしまう。
父ホ・イルジュンと継母カン・ソヒ、シアの兄チャ・トンシクとその妻アン・ジンジュがゴルフ場に居る。
遺伝子がうんぬんと、うっかり失言しそうになる夫に席を外させ、ホ・イルジュンの息子が実子でないという噂を伝えるチンジュ。
仲間が転がり込んでいて、フラストレーションが溜まっているチュンジェ。
ようやく済州島までやって来たシム・チョン。
釣り船のおじさんたちにソウルはどこかと尋ねる。
海のおばけかと思って焦るおじさんたち。
今度はおばさんたちが驚く。
引き潮で渡ることができるようになった無人島のほうから、「建物の主は自爆しろ」と書かれたTシャツとジャージ、漂流していたサンダルをはいた女性が歩いてやって来たからだ。
ここがソウルなの?と、シム・チョン。
違うけどと、おばさん。
もっと行かないといけないの?は~、ほんとに遠いと、残念がるシム・チョン。
私達もソウルに行くんだけどと、別のおばさん。
こうして、バスでソウルへ行くことになるシム・チョン。
人がイワシの群れより多いわ、ホ・ジュンジェ、どうやって探すの?と、シム・チョン。
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