冷たい素振りを見せていたチュンジェだったが、位置情報をチェックし始める。
オレが、お前がどこへ行くのか、誰を会うのか、ここにどうして来たのか、お前の正体を明らかにしてやる!
刺し身店の前を歩くシム・チョン。
水槽の鯖があたふたしている。
ビビんないで、食べないわ、あんたたちはここにどのように来たの?(鯖が答える)そこから?私もそこ行ってみたけど、そこ水が良かったわ、イルカたちも多くて(悔しいと、鯖)悔しいって?私よりもっと悔しい?・・・
とある奴だけ見つめてこの遠い道をきたんだけど、私は大きいことは望まないわ、ただひとつの家で互いに愛し大事にしてあげ一緒に生きるの、寄生せずに、ただそれをしたいのに・・・と、シム・チョン。
店の人が出てきたので、鯖たちにさよならと言ってその場をあとにする。
シム・チョンを寒い日に追い出したのかと、ナムドゥ。
何が寒いだ?と、チュンジェ。
最も寒い日だとのニュースを、無言でタブレットで見せるテオ。
昨日は狂ったように帰っておいて今日は追い出してと、ナムドゥ。
昨日は危ないからそうしたのであってと、チュンジェ。
今度は年末年始に強力犯罪が急増しているとのニュースを見せるテオ。
オレがあいつの保護者か?と、チュンジェ。
保護者じゃないけど、オレたちのチョンはお前に60億の腕輪を無料進呈してくれた天使のような女性でもあると、ナムドゥ。
無言で睨むテオ。
金もないし正気でもない子だぞと、ナムドゥ。
気になって位置をチェックするチュンジェ。
カンナムに向かっていたのでそこへ行くことに。
次の良いターゲットを発見したとナムドゥが言っても、話を聞かずに行く。
仕方なくテオだけに話し始めるナムドゥ。
ナムドゥが話す、ハーバードのステッカーを車の後ろに張っているターゲットとはチンジュだった。
夫の会社から秘密資金を捻出し投資しようとしていて、奪われてもどこにも申告できない裏金なので、狙うには都合がいいのだ。
犬のサロンへ行くチンジュとユラン。
2度連続でユランが奥様と言われ、ムカつくチンジュ。
家に帰ったあと、服を捨てるように言い、むかつきの元凶のユランをクビにする。
その後、先日のおかずのお礼にやってくるソヒ。
ソヒの夫が気に入ってくれたのを知り、ユランに対する態度を一転させる。
早速さっき捨てられた服を物色するファッショニスタのお姐さんとシム・チョン。
寒い冬に追い出されてタイミングが悪いということで、当分の間しなければならない野宿のアドバイスをしてもらう。
人が家に入るのを見ながら、私も家があればいいわと、シム・チョン。
でも、お姐さんはそんな人達を、家のある乞食、銀行乞食たちと呼ぶ。
乞食なの?それでホ・ジュンジェもお金お金というのねと、シム・チョン。
見方によっては私達があの人たちより金持ちよ、私達借りがないじゃない、私達が心配することはたった3つだけよ、冷気・熱気・ひもじさと、お姐さん。
ところで、お金はどうやって稼ぐの?と、シム・チョン。
お姐さんはチラシ配りを伝授するが、全然受け取ってもらえない。
傷つく必要はないこと、班長が見張っているから10枚渡したりするなということを話すお姐さん。
お姐さんは去ろうとする。
お金稼がないの?と、シム・チョン。
冷気を防いでくれるスチロールボックスと、ひもじさを満たすパン一切れだけあるなら、私はお金なんて稼がない!と言って去っていくお姐さん。
私はお金を稼ぐわ!稼いで、お金が好きなホ・ジュンジェにすべてあげるわ!と、シム・チョン。
シム・チョンがビラ配りしているのを発見するチュンジェ。
行ったり来たりだけしているシム・チョンを注意し、金をやらないぞと言う班長。
ムカついたチュンジェは、駐車管理課に電話を入れて彼の車をレッカーさせる。
また、学生にチラシを受け取らせ、代わりに小遣いを渡す。
さらに、シム・チョンがたい焼きを食べたそうにしていたため、おばさんを使って差し入れさせ、マフラーも巻かせる。
結婚する女性なの?と、おばさん。
違いますと、チュンジェ。
片思いなのね?と、おばさん。
違いますって!と、チュンジェ。
まったく、片思いね!と言って去るおばさん。
とある男性が好みのタイプだと言ってシム・チョンに名刺を渡し、電話番号を教えてもらおうとする。
すると、チュンジェからの電話が入る。
おい、シム・チョン、オレがうっかりしてて言わなかったことがあるんだけど、ひょっとして誰かが電話番号を教えてくれと言っても、絶対に教えたらダメだ、わかったか?と、チュンジェ。
どうして?と、シム・チョン。
どうしてかって、そんな奴らはみんな悪い奴らだからそうなんだ、お前噛むのがうまいだろ?そんな奴らがむやみにやって来たら、そのままさっと噛んでしまえと、チュンジェ。
すごい形相で男性を睨むシム・チョン。
すみませんと言って去っていく男性。
ホ・ジュンジェ、ところであんたどこなの?と、シム・チョン。
オレ?オレはお前からすごく遠くにいるさと、ホ・ジュンジェ。
けれど、隠れていたカートが移動して、シム・チョンにすぐ側にいることがバレてしまう。
ホ・ジュンジェ!!!と、シム・チョン。
ああ、お前だな、お前ここにいたのか?と、チュンジェ。
うん、ところでホ・ジュンジェ、ここにはどうしてきたの?私に会いに来たの?と、シム・チョン。
狂ったのか?オレは通り道、お前こそオレを追ってたんじゃないか?と、チュンジェ。
違うわ、ほんとに違うわと、シム・チョン。
たしかにもともとソウルは大きいようで手のひらだけとも言うと、偶然会うこともあるといい出すチュンジェ。
それなら私たちはまた偶然会うこともあるの?と、シム・チョン。
さあ、とにかく急ぎの用があるからと、去っていくチュンジェ。
ホ・ジュンジェ!と、シム・チョン。
おい、オレの名前をそんなに大きく呼ぶな!と、チュンジェ。
小声で・・・ホ・ジュンジェ、私はここでお金を稼ぐわ、私がお金を多く稼いで、あんたにみんなあげるわと、シム・チョン。
そして、再びチラシを配り始める。
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