お前、これがほんとに詐欺なら、お前ほんとに殺してしまってオレは地獄へ行くと、ホン刑事。
彼女に何か起きたなら、オレもあんたを殺してしまうさ!これでも外せ、早くと、チュンジェ。
手錠を外すホン刑事。
何してるんだ今?と、協力要請をするよにと告げるチュンジェ。
何かを注射されて気を失っているシム・チョン。
その後も、盗難個人タクシーを探せなどの的確な指示を与えるチュンジェ。
また、シム・チョンの容姿がをかなりきれいだという。
そんなチュンジェにむかつきながらも従うホン刑事。
相当な美貌という!と、しぶしぶ連絡する。
検問にかからないと聞くと、かからずに抜け出せる道は一つしか無いと、進路の指示を与えるチュンジェ。
陥ってみろ! こいつは詐欺が専攻で逃走が副専攻だと、同僚に告げるホン刑事。
ソウル市内の道は、オレよりよく知ることはできないと、チュンジェ。
(オレを呼べ、オレをちょっと呼べ、オレが聞くから、オレが聞いて行くよ)と、チュンジェ。
サラン病院に到着するマ・デヨン。
病院で目を覚ますシム・チョン。
マ・デヨンは大きなポリバケツに水を入れている。
シム・チョンの足は動かない。
何をしてるの?と、シム・チョン。
あれこれ使おうとするな、どうせ動けないから、お前をまあ、どうにかするつもりはない、オレが気になることはこらえられない性格なので、、まあちょっと確認してみようとと、マ・デヨン。
何を確認するの?と、シム・チョン。
オレがこの頃しばしばおかしな夢を見るんだが、初めにはただただ犬夢(クソ夢)だと考えたんだが、その夢が、しきりに事実のようだという気がするというのだと、マ・デヨン。
あんたの夢を、どうして私で確認するの?と、シム・チョン。
それがお前に対する夢だからと、マ・デヨン。
私に対する夢・・・と、シム・チョン。
正確ではないが、夢の中でお前が・・・人魚だったようだというのさ、水にいる時は人魚で、陸では人の姿をする人間、その人魚が流す涙は真珠になり・・・フフフ、これはなんだ・・・オレも初めは話にならないと思ったが、しきりにおかしな気がした・・・まあ、あの水の中にお前をぶち込めば、確認できるだろうと、マ・デヨン。
この先にマ・デヨンの治療記録があった廃病院があることに気づくホン刑事。
病院に行ってと、チュンジェ。
行ってるじゃないか!お前しきりに指図するなと、ホン刑事。
廃病院に到着する3人。
早速単独行動を取るチュンジェ。
どんな夢なのかわからないけど、その夢の中で私が人魚なら、とある警告をしはしなかったの?人魚は自身に手をつける人間をそのままっ放っておきはしない、人魚は自身が消そうとする記憶を消す・・・と、シム・チョン。
夢で見たことを思い出すマ・デヨン。
あんたが私に手をつけるその瞬間、あんたが持っていたすべての記憶を失うようになるわ、それが人魚が人間から自分自身を保護する方法なのよ、確かめてみて!っと、自分から手を差し出すシム・チョン。
チュンジェの姿を目にしたこともあり、シム・チョンの話に恐怖さえ感じ、その場から去っていくマ・デヨン。
(ホ・ジュンジェ、私怖い・・・)と、シム・チョン。
その声を聞き、シム・チョンを見つけたチュンジェは、手術台に横たわっていたシム・チョンを抱きしめる。
すまない、遅れてきて、すまない・・・と、チュンジェ。
家に帰った二人。
マ・デヨンを捕まえようとする大々的な検問で大騒ぎだと、チュンジェに話すナムドゥ。
また、担当刑事がミミ・ホン・ドンピョだとも。
すると、そのホン刑事が入ってくる。
オレがその、ミミ・ホン・ドンピョのようだけど、ミミがなんですか?と、ホン刑事。
ミッチン、ミザリー(狂ったミザリー)と、ナムドゥ。
入って行って出てくると、シム・チョンを寝かしに行くチュンジェ。
家の豪華さに驚いているホン刑事。
私が一度お会いすることがあれば、必ず一度申し上げようとしてたのですが、私は私が死ぬときに、私が持つすべてのものを社会に還元しようかと思います、私達を捕まえて行くのですか?と、ナムドゥ。
ホ・ジュンジェ、さっきのその人と、シム・チョン。
あとで話をして、今日は大変だったから、その考えはせずに、心配もするな、今日はお前がここでしっかり寝ろ、オレが屋根裏部屋で寝るよと、チュンジェ。
家を出れば苦労だって、家に来たからとてもいいわと、シム・チョン。
そうさ、だからどこかにむやみに出ずに、お前ここに、引き続きいろと、シム・チョン。
永遠に?と、シム・チョン。
永遠はダメだろと、チュンジェ。
どうして?と、シム・チョン。
ここ、賃貸(ほんとはチョンセ)だ、2年満期、かなり残ってるんだけど、約1年半と、チュンジェ。
賃貸?と、シム・チョン。
うん、実は、この家、オレの家じゃないという話さ、オレのものというのは、家具や荷物のほかはないんだ、あとですべて運ばないとと、チュンジェ。
これをすべて運ぶの?と、シム・チョン。
うんと、チュンジェ。
誰が?と、シム・チョン。
お前がすべて運ばないと、オレと一緒に行くんだからと、チュンジェ。
一緒に?と、シム・チョン。
もう寝ろ、オレは外にいる人と話があるんだと、チュンジェ。
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