ほんとにダメ?と、シム・チョン。
ふた閉じろと、チュンジェ。
ぴったり半日だけ消せばいいんだけどと、シム・チョン。
消したからって、どんなことになる?オレがさっき話しただろ?お前がそうしてオレの気持ちが変わってお前を好きじゃなくなったら、どうするんだ?
ホ・ジュンジェ、私って見識ある人魚よ、私が、え!そんなにサクッと気持ちの変わる男についてここまで来たよう?私はあんたをぱっと見た瞬間分かったというのよ、あ、この男だ!私の一生をかけてもいい男だ!と、シム・チョン。
見る目がなかったって!と、チュンジェ。
(あ~、私が見る目がなかったのよね、その時は純真だったわ私が!生涯、水にだけ生きて陸に始めてて来て、私が何を分かるのと?ただ会った男がホ・ジュンジェあれ一人で・・・と言っていた、シム・チョン)
あれが最高だと思ってここに来たって?世の中にかっこいい男がオレ一人だと思ってたのに!?と、チュンジェ。
(TV見ると広がったわ、広がった!自分だけかっこいいと思って、すげ~王子病・・・と言っていた、シム・チョン)
斧病だって!!と、チュンジェ。
あっはは、聞いたのね?腹が立てばそんなこともあるわよ、ただすべて聞いていて聞いてないふりをしていたあんたがちょっと汚いんでしょ!そうだ、それなら、思い出したついでにそこまですっかりすべて消そう!と言って降りてくるシム・チョン。
降りてくるな!おい!と、チュンジェ。
一週間だけ消してもいいようだわと、シム・チョン。
どうやって?話が出たついでに東海(日本海)に行くか?でないなら、まあ飛行機のチケット一枚買ってやろうか?ボラカイみたいなところ?そっちの海が水が暖かいから良いぞ、時々遊びに行くよ、サーフィンして会って、そうすれば良いだろ?と、チュンジェ。
それなら何もしないわ、手だけ握って寝ましょと、シム・チョン。
無視するチュンジェ。
ホントよ!なんにもせずに、ただ手だけ握って寝るって!あんた私を信じない?と、シム・チョン。
完全に信じられない!と、チュンジェ。
(だまされないわね・・・)と、シム・チョン。
全部聞こえるんだよと、チュンジェ。
よくやる、純真無垢でなければならない人魚がぐったりしたフリしていておいてウソだって!お前時間があれば童話の本見ろというんだ!お前の先祖の中に、お前のような遊び人お人魚はいなかったって!と、チュンジェ。
チッ!と、シム・チョン。
ほんとに何にもしないのか?と、チュンジェ。
うん、約束!と、シム・チョン。
ベッドに招き入れて・・・何もするなよ!オレはただ、お前の心臓が元気かどうか、それだけ確認してみるから・・・よく脈打ってるなと、チュンジェ。
あんたのそばでは私完全に脈打ってるわよ!と、シム・チョン。
ユランがチンジュ宅の家政婦だということを知るソヒ。
そして、チンジュの家へ行く。
酒の席での非礼を水に流すソヒ。
コーヒーを出しに出て来るユラン。
おばさんの腕は良い、やめたあとうちはどう?と、ソヒ。
そう?私行ってもいいの?あんたの家?と、ユラン。
ユランのぞんざいな態度に思わずコーヒーを吹くチンジュ。
あんたの家に行って炊事をしてもいいの?母屋はダメでも、台所は差し出すの?ここにどうしてきたのか、何を確認したいのかわからないけど、思い違いをしたようね・・・
私がこれまでいない人のように過ごしたのは、ウチのチュンジェに被害が及ぶか、その理由一つだった、もう私は遠慮するものがないわと、ユラン。
ソヒに言われて席を外そうとするチンジュ。
ユランは先日の話の当事者が自分とソヒだと話す。
早速友人に電話で話すチンジュ。
ウチが歴史の現場!!!になるようよ!と、楽しそうだ。
ホン刑事たちとのミーティング。
カン・ジヒョンについて調べたナムドゥが報告する。
夫が二人死んだというのは警察も掴んでいたが、孤児のカン・ジヒョンは養子となり、その家族も謎の死を遂げていたことがわかる。
また、カン・ジヒョンはチェチョン出身で、どこかで見たと思ったらお前の母親と同じ高校出身だったと、ナムドゥ。
ホ・イルジュンの目が見えないのをいいことに、マ・デヨンをイルジュンの随行秘書にするソヒ。
チンジュは夕食を用意したら辞めるというユランをオンニ(姐さん)!と呼び始める。
仕事もしなくていいし、ホントの妹の家だと思って楽にいらしてくれればいいと、チンジュ。
どうしてそうできるの・・・と、ユラン。
オンニ!私は今日ほんとに、大河史劇を見てるかと思ったわ!オンニが仁顕王后(イニョンワンフ:인현왕후)、カン・ソヒあの女が張禧嬪(チャン・ヒビン:장희빈)!アハハ・・・
だけど重要なのは、結局、仁顕王后が再び自分の座を探して行くじゃない!私アン・ジンジュが、それを助けようと!オンニの華麗な王后復帰!と、チンジュ。
私はそんな気持ちはないわと、ユラン。
いえいえ、オンニ!そんな気持ちがなくても、そのようにしないと!私のためにも!ふっ、とにかく、私はオンニを助けて!絶対このままでは送れないということだけ、分かってくださいねと、チンジュ。
シアに対して、すべて知ってたんでしょ!と、チンジュ。
チュンジェがホ・イルジュンの息子だと聞き、輪をかけて頭が痛くなるシア。
荒れたシアはクラブからテオに電話をかける。
ゲーム中に邪魔されたことにムカつくテオ。
ときめかずに聞いて、私を迎えに来る?と、シア。
テオがクラブに行くということで、水のいいところか?一緒に行こう!と、ナムドゥ。
水のいいところと聞いたシム・チョンもついて行くことに。
クラブで注目を浴びるシム・チョン。
シアとのダンスバトルも圧勝だ。
家にだれもいないのでナムドゥに電話を入れるチュンジェ。
クラブだと、ナムドゥ。
あいつをそこに連れて行ってどうするんだ?くらくらすると嫌がるだろうにと、チュンジェ。
あの子ここを席巻したぞ、完全に!と、ナムドゥ。
クラブにやって来たチュンジェは、もっと遊ぶというシム・チョンを引きずり出す。
外は雨。
あ~、雨がひどく降るなと、チュンジェ。
私があんたとできないあれこれのうちの一つがこれね、雨の降る中を歩くこと、私ダメじゃないと、シム・チョン。
ダメなことがどこにある?ここにちょっとの間いてと、チュンジェ。
そして、長靴を持って戻ってくる。(おしゃれ長靴はなかったの?)
これどこから出てきたの?と、シム・チョン。
お前今後もう、しない、できない、そんなこと言うな、お前はここに生きる人がすることを、一つも抜くことなくすべてしてやるよ、だから、お前もそう思ってと、チュンジェ。
そして、長靴を履かせ、雨降る道を歩く。
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