ナム部長の妻からの電話かと思ったユラン。
けれど、かけてきたのはシム・チョンだった。
誕生パーティーの誘いだったが、行ける状態じゃなくてと、一旦断るユラン。
しかしながら、生まれて初めてやる誕生パーティーで、両親がいないとも聞いて、行くと答える。
当日。
大量のデリバリー。
ユナとスクチャ姐さんもやってくる。
この家の奥様が好きでと、サバ持参だ。
花を抱えて歩いているチュンジェ。
バスから降りて歩いているユランに電話をかけつつ、荷物を奪うシム・チョン。
チュンジェの誕生日のときにいつも作っていたウニのわかめスープやチャプチェなどを持参していた。
私ね、今日を誕生日に決めたから、何だか、生まれ変わったようだわ、ここで新しい人生を生きてもかまわないと許可を受けた気分?と、シム・チョン。
私もいた家から整理して出てこようとするわ、今まで隠れて生きてたけど、これからは探したい人探して、したい話をして、そうして生きたくてと、ユラン。
道路の向かい側にシム・チョンを見つけるチュンジェ。
あ、おれの間抜けだ!・・・何がそんなに良いんだ?よく笑うな、可愛く!
チュンジェが腕を振るも、気づかないシム・チョン。
横断歩道で向かい合い、ようやく気づき手を振る。
誰?と、ユラン。
私の彼氏よ、ホ・ジュンジェ!と、シム・チョン。
あ~、あの間抜け!外で人が多い時、オレの名前大きく呼ぶなとあれほど話をしても・・・と、チュンジェ。
ホ~、ジュンジェ~!ホ・ジュンジェ!アンニョン!!と、シム・チョン。
彼氏の名前、ホ・ジュンジェなの?と、ユラン。
ええ、ものすごくかっこいいわよ!・・・ホ・ジュンジェのお母さんが、幼い頃ホ・ジュンジェを連れて出て行けば・・・と、シム・チョン。
(・・・オレを連れて出て行けば、10歩直進が大変だったって、人々があまりにも触ってみよう、抱いてみよう、そうして・・・と、チュンジェ)
どうしたの?と、シム・チョン。
私の息子の名前も、その名前よ、ホ・ジュンジェ、幼い時に別れて、長い間会えなかった・・・と、ユラン。
ヘラクルレス灯台?と、シム・チョン。
はっ!と、ユラン。
(ヘラクレスのお母さんがいつもここに来て、別れた息子を恋しがったって・・・
それを見て、だめだと思う人たちが、あの灯台を作っては、ヘラクレスがあの灯台の明かりに沿ってこの海を渡り、お母さんを訪ねて来てくれることを祈ったって・・・と、ユラン。
それで?ヘラクレスはお母さんを訪ねて来たの?と、チュンジェ。
さあ?ん~だけど、こんな伝説があるって・・・ユラン)
ここで別れた人たちは、必ずまた会うって・・・と、シム・チョン。
はっ!と、倒れそうになるユラン。
(ホ・ジュンジェ、灯台の伝説はあってたわ!そこで別れた人たちは、必ず再び会うって、再び会って、愛することになるって!おめでとう、あんた、お母さんに会うことになったわ!と、シム・チョン)
気づいた様子のチュンジェ。
顔を上げて我が子を見つめるユラン。
信号が変わり、一歩一歩近づく母子。
青い海の伝説 第16話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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