ホン刑事が鑑識などを連れて乗り込む。
すでに喪服は早いのではないですか?と、ホン刑事。
葬式がすぐに始まるからと、ソヒ。
解剖検査することになれば、葬式はできなくなるはずだけど、自信がおありのようですねと、ホン刑事。
好きに考えてください、どうせ私が何と言っても、お信じにならないじゃないと、ソヒ。
ひょっとして、カン・ジヒョンさんというの、ご存じです?と、ホン刑事。
一瞬フリーズして・・・それと、今後さらに尋ねたいことがあれば、私の弁護士を通じてしてくださいと、ソヒ。
弁護士だと・・・弁護士を通じて、話す話があるにはあるようですね、そりゃあ、ないはずがないでしょう?双子の妹の名前なのに!・・・
幼いころの写真を本当に難しく求めたのですが、お二人が本当に非常に似ておられて、一卵性というのでしょう?と、ホン刑事。
何の話をなさりたいのか、分かりませんねと、ソヒ。
妹、どこにいますか今?でなければ、本人なのか?と、ホン刑事。
家からは何も出てこない。
あてが外れたチンジュ夫妻。
陵遅處斬(ヌンジチョチャム:능지처참)だと、落胆するチンジュだったが、再びソヒに乗り換えるつもりはない。
チンジュと共に葬式場にやってくるユラン。
周りは噂話をし始める。
(チュンジェ・パパ、あなたを許せるいくつかの理由があったのだけど、それでもあなたの最後を見るのはとても悲しいわね、もう私が見える?私をよく見て、最後の挨拶はしないとと、ユラン)
トイレ。
息子と母親は同じね、あんたの息子も10年を超えて自分の父親を一度も訪ねないのに、死んだからとても、こんな孝行息子はいないわ、すべてお金のためでしょうね、まあ・・・
あんたがここにのこのこ来たものも、何か拾って食べるものはない?と、そんなんじゃない?静かにしてれば、用意してあげたのに、こんなに騒がしく出れば、一銭でもあげる気持ちができるの?と、ソヒ。
ソヒをひっぱたき・・・何か拾って食べるものがないかと忍びこんできたのは、あんたとあんたの息子じゃない、そうしたなら、他人のものを媚びて喰らうことで満足しておくべきだったわ、もう泥棒が、主人の振舞いまでしたくなったの?
欲心が過ぎるわ!と、ユラン。
なに?泥棒?と言い、ユランをひっぱたこうとするソヒ。
そこにやって来たシム・チョンが、ソヒの腕をつかむ。
何よこれは?と、ソヒ。
ひっぱたくの?ひっぱたける立場じゃないようだけど?と、シム・チョン。
あんたが何なの?あんたが何で、むやみに割って入るの!と、ソヒ。
あんたこそ言葉をむやみに話さないで!と、ユラン。
あ~、あんたが知ってる女だったの?どうりで!放しなさいよ、これ放さないの!何をするのよ、今!と、ソヒ。
私が何をしようとするかというと、ちょっと気になることがあってと、シム・チョン。
そして、記憶を読み始め、地下室の隠し扉の中に、マ・デヨンが潜んでいたことを知る。
チョンさん、どうしたの?と、ユラン。
何したの?いま?と、ソヒ。
全てすることができたんだけど、何もしなかったわ、あんたはあんたがした悪いこと、忘れてはいけないようで、最後まで、覚えていなければならないようで、あんたが欲心を出したすべてのことは、よく覚えていてこそ、それを持つことが出来なかったあんたが、より苦痛なようだから・・・もう生きましょと、シム・チョン。
チンジュの仲間だった人たちは、ソヒに平身低頭で、おかずの配膳を手伝ったりしている。
私も何かするべき?と思ったりもするチンジュ。
チュンジェにメールが入る。
そこにやって来て・・・証拠は出たって?と、ナムドゥ。
まだと、チュンジェ。
葬式場を出ないのか?と、ナムドゥ。
出ないと、チュンジェ。
ちょっと出てみたらどうだ?と、ナムドゥ。
どう出るんだ?父さんがどう亡くなったのか、まだ知ることもできなかいのにと、チュンジェ。
必ずしなければならないのか?解剖検査?と、ナムドゥ。
なに?と、チュンジェ。
過ぎたことじゃないか?いま何かが明らかになっても、亡くなられたお父さんが生きて帰ってこられるのでもなく、いたずらに、あちらに触るばかりのようだけど、それよりも、最大限よく話して解いて、お前の分前として戻る最小限の遺産でも、受け取るのが儲かる商売じゃないかってと、ナムドゥ。
いくら他人事だからと、今それが言うことか?と、チュンジェ。
まあ、オレが言えないこと言ったようではないんだけど?よく考えてみてと、ナムドゥ。
ホ・ジュンジェ、私が何かをちょっと見たようだわと、シム・チョン。
車で帰る二人。
お前がオレのそばに来て、こんなことに巻き込まれて、見なくてもいい悪いものなどを見て、それがすべてお前の記憶に
なってしまうというのが、残念だと、チュンジェ。
私はあんたが持つものを守ることができていいんだけど?と、シム・チョン。
お前がオレを守る?と、チュンジェ。
どうして、ホ・ジュンジェ?私ができないよう?私が陸に上がって来て、何も知らずにちょっとバカ扱いを受けたりしたけど、私、こう見えても、海で完全によくやってたわと、シム・チョン。
そうなのか?と、チュンジェ。
そうよ、私、こう見えても地球上で残り少ない少数族人魚なのよ!あ~、この頃のようにあんたたち人間が潜水艦とかスキンスキューバとかやって入ってくる海の環境で、人魚として見つけられないで生き残るのが、どれくらい難しいことなのか分かる?サメはいつでもやって来て殺すと突きつけるわ、私たちも生きるのがかなり窮屈よと、シム・チョン。
サメが突きつけてきたらどうするんだ?と、チュンジェ。
私はサメと戦っても勝つわと、シム・チョン。
わ~、そうなのか?オレの彼女はすげーなと、チュンジェ。
笑うわね、私が今後もずっと笑わせてあげると、シム・チョン。
守ってやる、笑わせてやる、こんなのはすべて男がする言葉なんだよ!と、チュンジェ。
守ってあげる、笑わせてあげる!と、シム・チョン。
チッ、オレが言う言葉を自分が全て言ってる、マヌケが!と、チュンジェ。
シム・チョンの手を握ると、その手にキスをするシム・チョン。
イルジュン宅に到着する二人。
まだ成果がないと、ホン刑事。
こっちよと、シム・チョン。
ソヒの記憶を辿り、警察がチェックしたはずだった地下室へ向う。
チュンジェがいた頃にはなかったものだ。
隠し扉を見つけるシム・チョン。
トリカブト、人魚の絵、マ・デヨンがいた痕跡があった。
葬式場に戻り、カン・ソヒ、いやカン・ジヒョンを殺人容疑で緊急逮捕するホン刑事。
礼状はなくても、証拠が多いためそうできるのだ。
夫が聞けばどれだけ哀しむかと、ソヒ。
黙れ、その口で父さんの名をむやみに口にするな!と、チュンジェ。
こうしてソヒは逮捕される。
遺影を見つめるチュンジェ。
そばに来て手を握るシム・チョン。
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