うたた寝中に夢を見るシア。
こいつが、そのように行けばどうするの!どんな女に行くのよ!と寝言を言う。
シアは、タムニョンに置き去りにされた新婦の前世だったようだ。
言ってみて、あなたは、私の代わりに銃に撃たれることができる?と、チンジュ。
石までならと、夫。
そうだと思ったわと、チンジュ。
どうして急に銃の話なの?と、シア。
ここで初めて、事件のことと、シム・チョンが撃たれたことを知る。
ユランも心配で病院にやってきている。
シム・チョンの意識は未だに回復していない。
大きな手術だったからと説明するチュンジェ。
こうしようと、そんな話をしたのかな?と、ユラン。
どんな話?と、チュンジェ。
お母さん、人魚姫の話知ってるでしょ?最後に、人魚が剣を持つようになるじゃない、その剣で王子を殺すことになれば自分は生き、殺せなければ自分は水の泡になって消えてしまい、お母さんはどうする?と、シム・チョン。
そんなことをどうして尋ねるの?と、ユラン。
私の考えでは人魚が消えるのがあってるわ、なぜなら、そのすべてのことが人魚が欲心を出して陸に上がってきたせいで
始まった話しだからと、シム・チョン。
私の考えはそうじゃないんだけど?と、ユラン。
どうして?と、シム・チョン。
昔にとある若い漁夫が海に出て行って船が転覆したんだけど、人魚に会い命を救い、その人魚と結婚もして子供たちも産んで、幸せに暮らしたって・・・人魚と人間の間に生まれた子供たちは、たまには海に戻り、たまには陸に残り、その村の人たちの守護神のような存在になったというのよ・・・
海の人魚らと疎通して、暴風雨が起こるようなら、海に出て行くなってあらかじめ話してくれたって・・・こんな人魚の話もあるじゃない、人魚が陸に上がってきたのは、欲心じゃなくて愛よ!と、ユラン。
すべての話がハッピーエンドなら良いけど、そうではない話もあるからと、シム・チョン。
この子がそんな話をしたの?と、チュンジェ。
うん、そう言っといてこんな事があるから、心がとても痛いわ、早く目覚めてこそありがとうと話でもするんだけど、どうして、弾丸の前に飛び込む考えをするの?と、シム・チョン。
(チュンジェ:むしろ軽く銃に撃たれて・・・ シム・チョン:銃は駄目よ!イルカのように死ぬわ・・・)
そうだな、銃をそんなに怖がった子が、恐れもせず・・・ところで母さん、ほんとにそんな伝説があるの?ほんとにその人魚と結婚して子供も産んで、末永く幸せに良い暮らしをしたって?と、チュンジェ。
思い出せない?幼いころ、あんたが眠れないと言えば、母さんがその話たびたびしてあげたわ、あんたそれをどれほど好きだったかと、ユラン。
そうなんだ?それが本当ならいいなと、チュンジェ。
ナム部長の妻になにかしら持って行ってと言うユラン。
途中でナムドゥも合流する。
この方、何処かで多く会ったようなんだけどと、ナムドゥ。
朝鮮時代。
パク・ムに見つかるタムニョンの友人(ナム部長の前世)。
この道をまっすぐ行って峠を越えれば、タムチュン客主というのがある・・・(金を差し出し)・・・パク・ムが任せた馬を出せとおっしゃいませ、その馬に乗って漢陽に行き、県令がお願いしたそのこと、なさいませと、パク・ム。
どうしてこうなさるのかと、タムニョンの友人。
返そうと、恩恵も返して、仇も返して、説明する時間がないから、はやく動いて!と、パク・ム。
ナム部長の目が開く。
おおお!と、ナムドゥ。
パク・ム!と、ナム部長。
私はパク・ムじゃないです、チョ・ナムドゥなんですけどと、ナムドゥ。
タムニョン!・・・は~、チュンジェ!長くて長い夢を見たんだなと、ナム部長。
よく目覚められました、その時もいまも、私の友人になってくださり、ありがとうございますと、チュンジェ。
シム・チョンは未だに目覚めない。
どうして目覚めないんだろう?と、チュンジェ。
そうだよな、手術経過が明らかに良いというのに、確実にオレたちとは何かが違うのか?神経学的とかなんとかと、と、ナムドゥ。
何の話をしてるんだ?と、チュンジェ。
オレ実は、この間お前たち二人のする話を聞いたんだ、お前がチョンにまあ、人魚、あれこれ言うのと、ナムドゥ。
冗談を言ったんだよ、信じるのか?その言葉を?いたずらしてるのか?と、チュンジェ。
そうだよな、ウチが何の漫画園でもなく、オレもどうして信じられるのか分からないんだけど、信じられて、チョンはオレたちと同じ部類じゃないさ、人魚であってる・・・緊張するな!オレがなんだ、お前の彼女をどうにかするかと?と、ナムドゥ。
ああ、そうしても余りあるだろ?と、チュンジェ。
おい!オレがお金の前で、いくら見境のないやつでも、二つの原則は守るんだよ・・・仇は必ず返す、恩恵も、できるなら返す・・・まあ、チョンがけっしてオレを助けたんじゃないけど、オレのチュンジェを守ったじゃないか、オレのチュンジェを!おい!そんなチョンをオレがどうにかするか?と、ナムドゥ。
オレのチュンジェって!狂ったのか! まったく話にもならないことを、ゾゾッと!と、チュンジェ。
本心だったけど、うっかり吐いて、オレもゾゾッとするなと、ナムドゥ。
ホ・ジュンジェは私のチュンジェよ、触れないで!と、シム・チョン。
起きたのか?チョン?やはり、やはり不死身チョン!
大丈夫か?お前が目覚めなければ、オレは本当について行くところだったよと、チュンジェ。
どうして?さらにきれいな女に会って、良く過ごすって?と、シム・チョン。
いないじゃないか、お前よりさらにきれいな女が!いくら探してみてもと、チュンジェ。
探しては見た?と、シム・チョン
考えてみたんだけど、人生が短いじゃないか?オレの愛は、オレの人生より長いようだ、それで今回の生で、オレの愛は終わらないようだ・・・ありがとう、また戻って来てくれてと、チュンジェ。
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