警察署から移送される前のソヒ。
市民から生卵をぶつけられる。
ユランを見つけ・・・あんたが全て勝ったようでしょ?違うわ、これで終わったんじゃないわ!・・・(カメラ目線で)・・・終わっては駄目よ、わかった!うちの息子だけこのようにやられてはダメだって!このまま終わらないで!終わらないで!と、ソヒ。
そのニュースを見ていたマ・デヨンは、チン教授に連絡を入れる。
チュンジェにマ・デヨンがやって来ていることを伝えるチン教授。
ナムドゥに対してそれをホン刑事に伝えてくれと電話で話すチュンジェ。
四方から獣の声が聞こえる林の中に閉じ込められている気分だと、マ・デヨン。
時々は、恐怖が真実より良い時もあるのでは?と、チン教授。
いいや、それでも知らねばならない、これ以上このまま生きられない、オレが記憶もできない罪のために、罰を受けて生きることはできないと、マ・デヨン。
催眠療法が始まる。
チン教授は朝鮮時代のチョン書房で、巫女も顔負けの実力を持っていた。
神気が有るのではなく、他の人の人生に関心が多いだけだと、チョン書房。
新年運勢を見てと、ホンナン。
真冬の雪を突き抜けて天地に咲いた美しい花、すべて奥様のものです・・・その花の魅惑的な香りが、奥様の全身隅々に染みつき、死ぬ時まで、いや死んで生まれ変わっても、離れずに共にするでしょうと、チョン書房。
良いのでしょう?と、ホンナン。
運命の良し悪しは、私が判断することはできませんと、チョン書房。
それならワシ、ワシはどうなんだ?と、ヤン氏。
稲妻を浴びた木に魂が残っていて再び育つので、生きるために罰を受けるのか、罰を受けるために生きるのか、分からない人生を迎えることになります・・・なので、いっそ稲妻に撃たれすべて燃えてしまったまま、生まれ変わらない方が利得だったのですが、これもまた選択することはできない運命なので、残念なだけですと、チョン書房。
出て行けと怒るヤン氏。
ホンナンと逃げようとして包囲されるヤン氏。
タムニョンの友人とパク・ムだ。
パク・ノジュンをご存知か?と、パク・ム。
知らないと、しらを切るヤン氏。
パク・ノジュンとは、ヤン氏に殺され、浜辺に捨てられた商人だった。
私は彼の息子、パク・ムだ、父の仇と、キム・ダムニョンへの恩恵を共に返す!と、剣を一閃させるパク・ム。
こうしてヤン氏は最後を迎えることに。
ワシは必ず生まれ変わるぞ、生まれ変わり、この世で持つことができないものを、きっと、きっとすべて持つぞ!と、ヤン氏。
必ずそうしろ、貴様が何度生まれようが、私もやはりそうして、恩恵と仇、再び返すのでと、パク・ム。
父に毒を盛ったホンナンには、お前にふさわしい毒を準備したと、トリカブトの毒を飲ませる。
王が下す賜薬(サヤク:사약)を作る美しい花だ・・・ありがたく受けよ!
こうしてホンナンも絶命する。
オレは見たぞと、前世の記憶を取り戻したマ・デヨンは、一体どっちの味方だと問う。
その時もそうで、今もそうで、私は運命を観察する人なだけだ、誰の味方でもありませんと、チン教授。
すべて知っていただろう?そうだろう?と言い、チン教授の首を絞めるマ・デヨン。
そこにチュンジェが入って来る。
(ヤン氏:覚えているだろう?今度もワシがお前たち二人に勝った、運命というものがあるのなら、今回もワシの味方でいるだろう、今回の生でも、結局はすべてのことがみな全く同じになるだろう・・・人間と妖物の成し遂げられない愛、その終わりには惨めさが待っているだろう。
タムニョン:運命が誰の味方でも関係ない、その惨めな終わりに私たちは一緒で幸せだったし、今でもそうだから)
マ・デヨンがナイフを持ち振りかぶった瞬間、ホン刑事たちが入ってくる。
ナムドゥは声だけだ。
ついにお前を捕まえるのだなと、ホン刑事。
確保されるマ・デヨン。
思わずナムドゥを見つめるマ・デヨン。
シム・チョンの見舞いにやって来るシア。
いきなりシム・チョンが目を開けたので驚く。
あんた意外ね、チャ・シア、あんたがお見舞いに来たの?花束持って?と、シム・チョン。
ええ、まあ、あんたが意識がないと聞いて、花だけ置いていこうとしたのよと、シア。
あんた、こっそり私の心配したの?と、シム・チョン。
いや、そうというより・・・私、実は銃に撃たれた人、初めて見るわ、本当に撃たれたの?あ~どうしよう、とても痛かったわね、だから、具体的にどこに浴びたの?と、シア。
あんた若干うれしいようだわと、シム・チョン。
この子、狂ったの!私があんたを大して好きじゃないけど、それでもあんたが銃に撃たれたことを嬉しがるほど、あんたを嫌いじゃないわと、シア。
それならあんた私を好き?と、シム・チョン。
話したじゃない、私はあんたを大して好きじゃないってと、シア。
私はあんた好きなんだけど?と、シム・チョン。
あんたほんとに、この子がいきなりね、だけどどうして?と、シア。
私は常にあんたのようになりたかったわと、シム・チョン。
私のようになるの簡単じゃないだろうに、ところでどうして?と、シア。
あんたは好きな人と老いて行くことができるじゃないと、シム・チョン。
私が老いたという話なの?・・・誰かと一緒に老いて行くタイプじゃないって!と、シア。
そうじゃなくて、うらやましいって、あんたはとても多くの時間をあんたが好きな人と送ることができるじゃないと、シム・チョン。
時間が残っていれば何をするの?時間を使いたい人はあんただけを見てるのに・・・あんたがさらにうらやましいわ!と、シア。
現れるわ、運命の人と、シム・チョン。
銃に撃たれて神がかったの?どうしたのよ?と、シア。
私も長く待ったけど現れたわ、だからあんたも現れるわ、チャ・シア と、シム・チョン。
あんた、チュンジェから離れろって、こんな話をしたいんでしょ?そうでなくても、そうするわよ、ホ・ジュンジェの代わりに銃にまで撃たれたのに、私ができることがある?はやく、出なさいと、シア。
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