チュンジェがピンクのタコのぬいぐるみをくれようとしていたイルミネーションの前にやってくるシム・チョン。
ホ・ジュンジェ、早く来て・・・
当時の思いとシンクロする。
バイクがはねた水を避ける。
かかったら危ないところだった。
しゃがみ込み・・・(あんたは今このままが安らかで良く見えるけど、私はわけもなく帰ってきたのだろうか?と、シム・チョン)
傘をかざし・・・どうして?また戻ろうと?と、チュンジェ。
手を差し出すシム・チョン。
スペインでの出来事とシンクロする。
お前が望んだのがこんなことだったのか?世の中から完全に消されること、そうして、オレさえお前を忘れること?このようなのに、消すのはどうして消したんだ?オレがそうするなと言ったじゃないか!と、チュンジェ。
ほんとに私を覚えてる?と、シム・チョン。
ああ、この世でオレだけ、お前を覚えてると、チュンジェ。
どのように?と、シム・チョン。
バカ!100回を消してみろ!オレがお前を忘れるかと、チュンジェ。
違うのに、そんなはずがないのにと、シム・チョン。
お前が見逃したことがあったよ、オレがお前とどこに行って、何をして、何を食べて、お前がどんな話をして、いつ笑って、どれくらいきれいで・・・こんなことは消せるかもしれないけど、オレにお前を消せなかったということを・・・
お前はただ、オレのからだが記憶して、オレの心臓に刻まれてしまって、それはどうにもならないということだったんだ・・・それでも努力したよ、もしかしたら時間が多く過ぎれば、本当に忘れるかと、それで毎日毎日忘れまいと、本当にたくさん努力したと、チュンジェ。
すべての事を記録してきた、お前が去る遥か前から、いつかこういうことが起きれば、それで記憶がすべて消えてしまうなら、お前を記録の中ででも、探せるように・・・
そしてお前が消えた後、薄れる記憶のパズルを、オレは上手くつかむのに1年・・・お前がいそうな海を探すのにまた1年・・・
(不動産屋で人影の少ない海辺の家を探す)
その海のそばに、お前と一緒に住む家を準備するのに、最後の1年・・・
ナムドゥから電話をもらったときに、チュンジェはシム・チョンが戻ってきたことを認識していた。
ついに、は~、そんなに苦労させるなんて!ついに!
そのようなに3年が過ぎて、絶対来ないような今日が来た・・・と、チュンジェ。
どうしてそうしたの?私は本当に来られないかもしれなかったわ、そうだったらどうしようと?と、シム・チョン。
それなら生涯この世ので、オレだけお前を覚えていただろう、オレだけお前を愛してと、チュンジェ。
屋根裏部屋。
すべてそのままね、賃貸の満期も過ぎたでしょうにと、シム・チョン。
過ぎたさ、一緒に荷物を移す人が来なくて、そのまま買ってしまったさ、ここと、チュンジェ。
待ってくれてありがとうと、シム・チョン。
遠い道を来るのに、諦めないで戻って帰って来るのに、ごくろうだったな。
チュンジェに近づくシム・チョン。
今回また消すんじゃないだろ?お前が記憶を100回を消しても、消される記憶じゃないけど、あ~、だけど大変なことは大変なんだよと、チュンジェ。
チッ、しないわ、しない!と、シム・チョン。
いや、取り消し!オレが口が軽はずみだった、今回の件は消してもかまわないようだと、チュンジェ。
チッ!と、シム・チョン。
どうして?来いよ!と、チュンジェ。
スクチャ姐さんに会いに行くシム・チョン。
探さないの?こっちは服が良くて・・・と、スクチャ姐さん。
あっちは靴がいいんでしょ?と、シム・チョン。
よくご存知ね、だけどすでに、すごくいい服を着られてるようだけど、ここに何を探しに来たの?と、スクチャ姐さん。
あんたを訪ねにと、シム・チョン。
私?と、スクチャ姐さん。
うん、会いたかったのよと、シム・チョン。
私はそちらに会いたくはないんだけど?なぜなら私達が今初対面だからと、スクチャ姐さん。
初対面で偶然だけど、私はそのように考えるわ、人生は偶然の連続だけど、その偶然を大切に考えてこそ、良い縁がずっと作られるんだってと、シム・チョン。
は~!私、実はすごく人見知りするんだけど、私と哲学が合う方ね!と、スクチャ姐さん。
ええ、私たち、今後親しく過ごしましょと、シム・チョン。
そうね、それじゃあ、私がここに・・・と、スクチャ姐さん。
分かってる、月水金に来るじゃない、私が時間合わせてくるからと、シム・チョン。
私のストーカーなの?ひょっとして?私の後をつけてる? と、スクチャ姐さん。
違うわ!私好きな男がいるわと、シム・チョン。
あ~、恋愛してるのね、どんな段階?ラブには・・・と、スクチャ姐さん。
3段階があるわよね、ロマンチック・ ホット・ ダーティーと、シム・チョン。
はっ!それをどうして?と、スクチャ姐さん。
私は今、ロマンチックじゃなくて、ホット程度のようよ、近いうちにダーティーを狙うかもしれない、そんな段階だと言えるわねと、シム・チョン。
いや、私たち何のソウルメイトなの?私たち、感じがとても通じるわ、しばしば会いましょ、私たち!と、スクチャ姐さん。
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