結婚したチュンジェとシム・チョン。
冬の夜が短かくはないぞ、ハニーと、チュンジェ。
どうしたのよ、私は検定試験を受けなきゃならないことを知ってと、シム・チョン。
あ~、それならベッドでしろよ、ベッドで!何が難しいんだ?オレが全部教えてやるよ!と、チュンジェ。
あんたたち人間がすることの中で、難しいことやできないことはないんだけど!と、シム・チョン。
それなら何が問題なんだ!え!と、チュンジェ。
そして、ベッドにシム・チョンを抱えて行きキスをする。
任用面接。
優秀な成績だったチュンジェに、特にどのような検事になりたいという夢があるのかと尋ねる面接官。
私は地方地庁の検事になりたいという夢があります、景色の良い所、どうせなら海と近ければより良く・・・例をあげるなら、私が何年か前、束草(ソクチョ)の方に小さな家を買っておいたのですが、そちらで初任をすることになれば、故郷に錦を飾れそうですと、チュンジェ。
海岸線を車で走る二人。(左側走ったぞ!)
ついにオレたちは夢を叶えた、特別なことはなく、特別な知らせもなく、特別なこともないそんな取るに足らない村で、とても取りとめなく生きている。
すごく食べてるんじゃないか?と、チュンジェ。
これが今、私が食べてるようにみえる?と、シム・チョン。
それなら?と、チュンジェ。
大きくなったお腹を見せるシム・チョン。
ゴメン、ゴメン、ハニーがとてもスマートで、オレがしきりに忘れるよ・・・食べて食べて、全部食べて、これも全て食べないと!と、チュンジェ。
クソいい!フフフと、シム・チョン。
あ~、公務員して二人をどのように食わせるのか、食費がものすごいんだけど!と、チュンジェ。
心配しないでハニー、私が涙腺が干からびるように熱と誠を尽くして佗びしく泣いてみるからと、シム・チョン。
この頃、ちょっとあまり泣かなかったな、奮発してくれ!と、チュンジェ。
心配しないで!と、シム・チョン。
とても取りとめないことに、泣いて笑って喜んで悲しみながら、オレたちの毎日が毎時間が、毎分毎秒が流れていくのを
静かに眺めながら・・・
遠く巡り巡り、ついにオレのそばに来てくれた人を大切にしながら・・・果てしなく、美しく、秘密裏な、オレたちの伝説を追憶しながら・・・
後記
残念ながら、パク・ジウン作家の渾身の作品とはなりませんでしたね~。
なんとなく前々作の星から来たあなた(ピョレソ オン クデ:별에서 온 그대)とかぶるイメージが有り、ピョルクデ自体が完成度の高い作品だったため、どうしても差異を感じてしまいました。
ピョルクデの場合には、サブ主演にも強力なパク・ヘジンとユ・インナを配置しており、メインストーリー意外にもビジュアル的に楽しめましたが、当作品では華のある俳優が足りなかったように思えます。
もちろん脚本にパワーがあれば、十分に脇役だけで回せます。
けれど、今回については若干脚本が弱かったこともあり、華のなさをカバーできませんでした。
以前、トッケビと青い海の伝説の類似設定は意図的な作家同士の遊びなのかな?というエントリーをアップしました。
当ドラマの最終回で、チュンジェがシム・チョンのことをノートに書き綴っていたという描写がありましたね。
『トッケビ』でもやはり、ウンタクがトッケビが消える瞬間に記憶を留めようとノートに書き殴ったシーンが有りました。
『トッケビ』においてはそれが忘れられない名シーンとして作用しましたが、当ドラマではインパクトの弱いアイテムとして終わってしまいました。
このようなアイテムの重複がすべて偶然だったのかは、作家のみが知ることですが、やはり、ただの偶然ではないような気がします。
数字だけを見れば十分に大ヒットですが、パク・ジウン作家の直近の作品の中では、少々微妙な作品でした。
次回作では、更にパワーアップしたストーリーを見せてほしいですね!
青い海の伝説 おしまい
文責:韓国ドラマあらすじ団
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