ユ検事が目を覚ましている。どんな恐怖を感じない奴が現職検事にテロを?なにか覚えていることは?と、パク刑事。車を降りてすぐにやられて、何も覚えていないユ検事。
盗難トラック2台が死角を作って検事の車を挟んだんだと、調べたことを伝えるパク刑事。万年筆を見せて、まだわかったことはないと言うも、新しいことがわかったんだと指を鳴らす。
急に退院するというユ検事を心配する母。退院自体は問題ないが、注意事項を説明する医師。なにか言ったからこの大騒ぎなんだろうと、パク刑事を攻める母。仕事の話をしただけで、ユ検事が決めたことだ、セミがきれいなのはお母さんとそっくりだからだとパク刑事。
セミの計略
その後、セミの元へ行く母。『わたしがこっそり聞いたんだけど、ハン・ユラが自殺じゃないようなのよ。他殺の状況があって、ある容疑者が一人現れたようなんだって』と、母。『誰なの?』と、セミ。
首を横に振り、『わからない、それは聞けなかった』と、母。『あなた、ところで、ハン・ユラが自殺ではないことが発表されれば、ソンイはどうなるの?』と続ける。
『それをわたしがどうして分かるの?』と、セミ。『そうじゃない?あなたがいま、ソンイのCMをすべて譲り受けて、このように常勝疾走中なのに。わたし、正直、あの子が復帰するのは嫌なの』と、母。
とある監督に会うセミ。『シナリオ修正後がより良かったです』と、セミ。『そうだろう? そのタームがセミさんにはさらに合うにちがいない』と、監督。『ところで監督、ペ・スア役は誰がしますか?』と、セミ。
『それはまだ色々な俳優候補を上げて接触中なんだ』と、監督。『その役、ひょっとしてチョン・ソンイがしてはだめですか?』と、セミ。目を見開くポム。
『チョン・ソンイ?まだ活動できないんじゃ?ハン・ユラ事件のために』と、監督。うつむくポム。『監督だけ知っておいてください。近いうちに、その事件は解決しそうなんです』と、セミ。反応するポム。
『そうなのか?けれど、復帰が簡単か?イメージというものもあるのに』と、監督。『だからわたしが助けたいんです。ソンイも以前、たくさん助けてくれたんですよ。映画ではわたし、初主演なので、ソンイでもそばにいれば、ちょっと気持ちが楽なようでもあって』と、セミ。
『わ~、セミさん、義理があるね。まあ、検討してみよう。けれど、いつも主人公だけしていた子が主人公の友人役をしろと言ってするか?』と、監督。
『わたしの友達だからするんじゃないですか?わたしは、まあ、15年してきたことなんですが』と、セミ。小さい溜息を付くポム。
不動産業者撃退
不動産業者がミンジュンの家に顧客を案内している。ベルを鳴らす不動産業者。後ろを振り向きソンイに気づき息を呑む。
『し、し、し、芸能人、芸能人、チョン・ソンイ、チョン・ソンイ、お、お・・・まさに、お隣にチョン・ソンイさんが住んでますよ~。芸能人や政財界関係者が多く済む建物なんですから。とにかく、急いで出てこの価格なので、出た時に買ってください、出た時に』と、不動産業者。
通り過ぎたソンイだったが、『ちょっと、2302号を見にいらしたのですか?』と、話しかける。『あ~、はい、チョン先生。この家の主人のお父様が家を出されました。はい!』と、不動産業者。
『ああ・・・あ、家を見に来た方にこんなことを言ってもいいのか?』と、ソンイ。『えっ?どんな』と、顧客。『この家の場所が・・・』と、ソンイ。『はい?』と、顧客。
『水脈が流れているかのようです。夜に寝ることもよくできなくて、朝起きれば全身の具合が悪い感じ?』と、ソンイ。
『いや、いや、チョン・ソンイさん。ことをそうおっしゃいますか?わたしは家業を担い10代目の不動産を扱う人間ですよ。ここが、朝鮮時代から場所が良いことで有名で、そしてちょっと・・・』と、不動産業者。
『ご存知でしょ?Top of the Top だったわたしが、完全に倒れたのを?それはまさに、この家に引っ越してからですよ。わたし本当にこの家きてから、成ることが一つもなくて、人を失って、お金を失って、健康を失って』と言い、咳き込みよろけるソンイ。
こうして、ミンジュンの家を紹介しようとする不動産業者と、入ろうとする顧客を撃退した。
星から来たあなた 第12話5/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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