『ええ、そうじゃなくて』と、ソンイ。『あ、そう、「真夜中」からインタビューでやって来てるって。撮影する前にインタビューをチョットしようって。あなたとわたし、親友インタビュー』と、セミ。『あ~?ナニ友?』と、ソンイ。(※真夜中とは実在するSBSの「真夜中のTV芸能」という番組)
インタビュアーのチョ・ヨング。『こんにちは、ユ・セミさん、チョン・ソンイさん。今回の映画「目撃者」を一緒に撮られているお二人、幾年も親友なのだとか。あ、そう、ちょっと前に、チョン・ソンイさんと財閥2世のスキャンダルが出てたのですが、あの話を手短に少し』と、チョ・ヨング。
『あ~、ただの友達です』と、ソンイ。頷くミンジュン。『もちろん、わたしがすごく好きで、愛おしい友達ですよ』と、ソンイ。反応するミンジュン。セミも牽制されていることを自覚しているようだ。
『いや、だけど、チョン・ソンイさんは留まること無くピンクのスキャンダルが出るのに、わたしたちのユ・セミさんは、どうしてこうも静かなのですか?彼氏の消息はありませんか?』と、チョ・ヨング。
『アハ、そうですね。ソンイは幼い頃から、いつも好きな男性たちがいました。それで、二股三股・・・』と、セミ。『ちょっと!わたしがいつ!!』と、ソンイ。
『ちょっと、冗談よ!フフフ』と、セミ。呆れるソンイ。『チョン・ソンイさん、この機会に、ユ・セミさんの人気の秘訣を教えて下さい』と、チョ・ヨング。
『綺麗ならいいんです』と、足をおもむろに組み替えてワンフレーズだけで答えるソンイ。『あ~、はい』と言うしかないチョ・ヨング。
話を変え、『ユ・セミさん、今回は主演を堂々と努められてますね。気分はいかがですか?』と、チョ・ヨング。
『あ~、正直負担になります。そうですが、ソンイと一緒にして、安心します』と、セミ。『どうしてそうなのでしょう?チョン・ソンイさん!』と、チョ・ヨング。
『そうですね』と、ぶっきらぼうなソンイ。『ソンイが主人公でわたしがサブの役をする時、いつもソンイがわたしを世話してくれたんです。今回はわたしがその番ではないですか?』と、セミ。
『か~、いつ見ても天使印のユ・セミさんですね~。チョン・ソンイさん、いいですね!こんな友人が居て持って。さあ、それなら、お互いにしたい話を一言してください。ユ・セミさん』と、チョ・ヨング。
『あ、ソンイ。わたしたちの友情、今後も変わることはないのよね?』と、ソンイの手を握って言うセミ。『あ~?』と、ソンイ。しかも、ミンジュンに向かって、『なに言ってんだこの女』的な表情を見せている。思わずため息をつくミンジュン。
スタッフの不手際
『いや、一体、再起をするのかしないのか?ユ・セミさんのように、適当に猫かぶりも振りまき、虚飾も振りまき、そんなのダメなのか?』と、ミンジュン。『しきりに、この前からセミの肩入れして!』と、ソンイ。『肩入れするんじゃなくて・・・』と、ミンジュン。
監督たちと出くわす。『ああ、ソンイさん来たの』と、監督。『あ、監督。この前はどうなってたのですか?人を待機させといて、行くなら行くって言わないと。誰も話をしないで、サクッと撤収して、どうしようと?』と、ソンイ。
『そうだった?おい、連絡しろよ!』と、助監に言う監督。助監は下っ端を怒る。下っ端は電話するのをうっかりしてたと言う。下っ端を、『神経を使え!』と、怒る監督。『ソンイさんがちょっと理解して』と言い、照明チームに用のある風で立ち去る監督。他の二人もちゃんと詫びを入れないで立ち去る。
『チッ、気が詰まるわ、ホント。以前はわたしとしっかりと目を合わすことさえできなかった奴らが』と、ソンイ。行こうとするソンイとミンジュン。ミンジュンは立ち止まり、監督たちの聞く。
下っ端が誤っているのに、監督はよくやったと言っている。そして、何度もシナリオを蹴られた復讐をする算段をつける。次の最初のシーンはソンイからなので、シーンに撮影をわざと引き伸ばしてしまおうというのだ。
『何してるの?ト・マネージャー』と、立ち止まっていたミンジュンを呼ぶソンイ。
星から来たあなた 第16話6/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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