そんなミンジュンを、『ト・ミンジュンさん、ここはどこ?』と、擦るソンイ。ようやく起き上がり、『思い通りに来たな。こんなに遠くまで初めてで心配してたのに』と、ミンジュン。
『どこなのよ?』と、ソンイ。『誰も居ないところに行きたいって』と、ミンジュン。『えっ?』と、ソンイ。『ここは誰も居ない所、おまえとわたししかいない所』と、ミンジュン。
『ほんとうに?』と、ソンイ。『誰も探せないはずだ』と、ミンジュン。
『ここ、もしかして、ト・ミンジュンさんの星なの?外界の惑星、まさにそんな所?』と、ソンイ。『うん』と、ミンジュン。『ほんと?ほんとに?』と、ソンイ。『そうだって』と、ミンジュン。
ゆっくり歩いてみるソンイ。『そうだけど、わたし大丈夫なの?体も今浮き上がりそうにないわ・・・(ふりかえり) わたしほんとに大丈夫よ。息も吸うことができて体も浮かずに。わたし大丈夫よ、ト・ミンジュンさん!』と、ソンイ。
『馬鹿なのか?』と、ミンジュン。『えっ?』と、ソンイ。『ここがどんな外界の惑星なんだ?そこがどんなに遠いのかわかって言ってるのか?』と、ミンジュン。
無表情なリアクションを取りつつミンジュンの横に座るソンイ。『いいえ』と、さっきの問いに答えるソンイ。『そうだろう、それで、外界の惑星だったらどうするんだよ?』と、ミンジュン。
『何をどうするって?生きないと。わたし、息さえできるなら生きられるわ。わたしは適応力も早くて、わたし程度の美貌なら、ト・ミンジュンさんの星へ行っても落ちないわ。人気が出るはずよ、そこでも。何をしてでも食べて生きるわ』と、ソンイ。呆れるミンジュン。
『それなら、ここはどこなのよ?』と、ソンイ。
海の見える場所に来てはしゃぐソンイ。『わ~、わ~、わ~、ここにわたしたちだけいるって?』と、問うソンイ。
『ここにわたしたち二人だけいるって~!警察もいなくて、記者たちもいなくて、人もいなくて、誰も居ないって~!わたしはチョン・ソンイよ~!わたしを捕まえてみなさいよ~!』と、海に向かって叫ぶソンイ。
ミンジュンの肩に手を置き、『この子は外界人(宇宙人)なんだけど、この子も捕まえてみなさいよ~!わたしたち二人、ここに一緒にいるわ~!わたしたち、ここで一緒に生きるわよ~!ここで、わたしたち二人だけで、しっかり生きるわよ~!』と、続ける。
肩でミンジュンを小突き。『ト・ミンジュンさんもしなさいよ』と、ソンイ。『何を?』と、ミンジュン。『しなさいよ、わたしのように』と、ソンイ。
咳払いを一つして、『しっかり生きるぞ、わたしたち二人だけで~!』と、ミンジュン。『そうするわよ!どうすんの~!フフフ』と、ソンイ。そんなソンイの手を握るミンジュン。『いいわ~!』と、ソンイ。
星から来たあなた 第19話4/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
いつもながら、ありがとうございます!
ここで取り上げていただいた場面、大好きです〜♪ ^_−☆
レストランから島への移動までのミンジュンの超能力炸裂もすごくいいのですが、外界の惑星に来たと思ってるソンイもかわいいです!
そして私は、ミンジュン(スヒョンくん)の、「ウェ、チョンソンイ」とか「クロッタニカ」とか短いながらも優しい言い方に完全にハマってます。(笑)
今夜が楽しみです!