すると、部屋のドアが開き、ソンイとミンジュンが瞬間移動してくる。『ハァ~!!!』と、息を呑むミヨン。 それに驚いてないのはユンジェだけだが、見られてしまったという顔をしている。
『とにかく、まだ出てなくて・・・』と言い電話を切る。『どういうことなの?』と、ソンイ。『ごめん、調節がうまく行かなくて』と、ミンジュン。
『このクソ女!』と、ソンイをひっぱたこうとするミヨン。それをミンジュンがかばい、背中でおもいっきり掌を受けしたたか飛ばされガラスに張り付く。『ト・ミンジュン!』『ミンジュンヒョン!』と、ミンジュンを心配する姉弟。
部屋に連れて行かれるソンイ。『なんなのよ?ト・マネージャー、正体が何なのよ?』と、ミヨン。『なにが~?』と、ソンイ。『テレビで人が去った時も信じなかったの、わたしが。けれど、たった今あんたたち、どうやって入ってきたのかって!わたしほんとに心臓に悪いはよ、これは』と、ミヨン。
『あとで話しましょ、あとで』と、ソンイ。『怪しい人をどうしようって?ユンジェは何なのかわかってるようだけど。あんたが言わなきゃユンジェをいびるわよ』と、ミヨン。
『母さん、世界でただ一人、わたしが愛する人よ。その前もないし、次もないの。あの人、平凡な人でないことは合ってるけど、わたしにとってはただ愛する人なのよ。だからト・ミンジュンさん、ご飯をちょっとあげて』と、ソンイ。
12年ぶり
食卓を囲むソンイ一家とミンジュン。『何をしたの?はっ、イシモチの干物があるわね、よかったわ。わたしのト・ミンジュンさんが好きな・・・』と、ミンジュンの前に皿を持って行こうとするソンイ。その手を止めるミヨン。
『ちょっと!一匹ずつ食べるのよ!可愛くてあげるんじゃなくて、ごはんを食べる時だからあげるのよ』と、サーブし始めるミヨン。『頂きます』と、会釈をするミンジュン。
『わたしもいただくよ、ソンイママ』と、父。一瞬笑みを浮かべ、『まあ』と、ミヨン。『ト・ミンジュンさん、うちの家族がこうして囲んで座って食事をするの12年ぶりなのよ!』と、ソンイ。
『あんた、どうしてごはんをそうして食べるのよ?すくって食べないと!』と、ユンジェに小言を言うミヨン。『オレの勝手だ』と、ユンジェ。『おいしく食べろ、ユンジェ』と、ミンジュン。『はい、ヒョン!』と、スプーンに持ち替えて食べ始めるユンジェ。呆れるミヨン。笑う父。
スープを一口飲むソンイ。『あ、母さん、スープは作んないで!塩梅が何よ!』と、ソンイ。『わたしは大丈夫なのにどうして?』と、父。
『とにかくこの女は自分で料理もしないのに、他人の指摘だけしきりに!』と、ミヨン。自分が以前同じことを言ったのを思い出してか笑っているミンジュン。
『ト・マネージャー、どう?スープの塩梅はどうなのかって!』と、ミヨン。一口食べるミンジュン。『変です』と、答える。『ほら!ト・ミンジュンさん、食べないで。これだけで捨てて』と、ミヨンの前に器を移すソンイ。
『オレはもとから母さんのスープは食べないじゃない』と、ユンジェ。『みんな食べないで!笑わせることばかり、ほんと!』と言い、すべてのスープは父の元へ。
書斎で
『家族という人たちとご飯を食べてみたのが初めてでした。 感じですか?チョン・ソンイのそばに、こんな人達がいてくれるなら、安心だ、という程。わたしも、ずっと共にしたい。まあ、そんな思い・・・』と、ミンジュン。(書斎終わり)
追い出し工作
『あら、時間がもうこんなになったのね!タクシーが有るうちに行くのは(どう)?』と、ソンイ。『あ、ああ、そうだな。パパは行くよ、娘!』と、父。
『気をつけて行ってね、母さん!』と、ソンイ。『わたしも行けって?』と、ミヨン。目で訴えるソンイ。『何をしようと?』と、ミヨン。『何をするというより、オレのミンジュンヒョンが不便だからそうなんだよ。オレたちだけでいるよ』と、ユンジェ。
『あんたも行きなさいよ、母さんを連れて!』と、ソンイ。『オレも?』と、ユンジェ。『あんたが一番居座ってんのよ、あんたが!』と、ソンイ。『オレが何を?』と、ユンジェ。
『あんたがしきりにわたしのト・ミンジュンさんにちょっかいを出すんじゃない!』と、ソンイ。手で静止しようとするミンジュン。『なによ、言いたいことは言わないと』と、ソンイ。
『あ~、くそ、ミンジュンヒョンはオレのものだ!』と、ミンジュンと腕を組むユンジェ。『それなら、わたしのものはあんたのものなの?』と、ソンイ。『早く行って!面倒をかけずに』と、ソンイ。
『あんたは誰に似て簡単なの?この子は!ちょっと、わたしが見たところ、あんたが一番飢えてるわ。あんた、女がそうなら、ほんとに魅力がないわ!』と、ミヨン。
『いいの、わたしは綺麗だから例外よ。そうでしょ?ト・ミンジュンさん!』と、ソンイ。笑って頷くミンジュン。
星から来たあなた 第20話4/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
またまたお邪魔します!
ユ検事たちの取り調べのシーンも好きだし、その後の食事のシーンも好きだし…。
ホントにこのドラマは素敵なシーンが多すぎて、まだまだ廃人状態から抜け出せそうにありません。
でも先ほどネットの記事でシーズン2の可能性も?みたいな記事を読みましたが、それはしないでもらいたいです。。。>_<
やっぱり今回のソンイとの話がチェゴですから! これ以上のケミはないと思います!(笑)
それにしても、ホヨヌ!まったく気付きませんでしたが、見直してみたら確かにそう聞こえました。太陽を抱く月も好きな作品なので嬉しいです。
発見!
ユ検事が言った名前は「ホ・ヨヌ」ではなく「ホ・ヨン」のようですね。
チャン弁護士と会ったときのト・ミンジュンssiの名前が「ホ・ヨン」だったと、キャスト紹介にありました。
私も「太陽を抱く月」は好きなドラマです。スヒョンssiの慟哭・・呻くようなふりしぼるような声をあげて泣く演技に涙を流し。今回は声を押し殺して泣く演技に涙が止まりませんでした。
自分で訳しておきながら、すっかり忘れてました(汗)