ハ・ジウォン、カン・ミニョク主演MBC水木ドラマ
病院船(ピョンウォンソン:병원선)
の第11話・第12話あらすじです。
病院船 キャスト・登場人物(出演者)紹介 ハ・ジウォン、カン・ミニョク主演韓国ドラマ
病院船(ピョンウォンソン:병원선) 作品データ
- 韓国MBCで2017年8月30日から放送開始の水木ドラマ
- 企画 ハン・ヒ(한희) 『奇皇后(キ・ファンフ:기황후)』『グッバイ・ミスターブラック』の演出等
- 演出:パク・ジェボム(박재범) 『改過遷善(ケグァチョンソン)』『会いたい(サブ)』
- 脚本:ユン・ソンジュ(윤선주)『秘密の門』『大王世宗』『黃眞伊(ファン・ジニ)』
- あらすじ:インフラが不足した島で船に乗り医療活動を広げるそれぞれ異なった事情を持つ医師たちが、島の村民と人間的に疎通し、真心を処方できる本物の医師に成長していく、世代共感のストーリーを描いたドラマ。
病院船 第11話・第12話あらすじ
まずは視聴率から。
第11話11.0%、第12話12.9%と、先週ほどではなかったものの、それなりに数字を揃えてきました。
では、あらすじをざっくりと。
Exit肝切除術は患者に残る最後の治療法だ、それを拒むのかとソン・ウンジェ。
患者が手術台の上で死ぬのを阻んでいるんだと、クァク・ヒョン。
あなたには決める権利はなく、ソル・ジェチャン患者が決めることだと、ウンジェ。
ソル・ジェチャンは手術を受けないとウンジェに告げる。
ヒョンはウンジェを信じてみたいと言っていたが、10年前に同じくガンで亡くなった妻の経験から、自分にこれから起きることがよくわかっているからだ。
退院してしまうソル・ジェチャン。
自分たちは手術を諦めただけで治療自体を諦めたわけじゃない、ソウルへ行こうとヒョン。
子供たちが待っていると、話を聞かないソル・ジェチャン。
妻は治療を望まなかったのに、自分が医師の言うがままに手術や抗がん治療をさせたことを、今でも悔いていたのだ。
最後に一度紅葉狩りがしたいという妻の希望も聞くことができなかった。
だから自分もそうやって生きて死にたくないと。
ソル・ジェチャンが自分の病院を選択することが濃厚なのをいいことに、治療をウンジェにやらせる代わりに論文の名前を自分にしろと取引を持ちかけるキム・ドフン。
また、その取引をウンジェが断れないであろう確信がキム・ドフンにはあった。
院長キム・スグォンがキム・ドフンを呼んだのがその理由だ。
検証が必要だった、無謀な医師から患者を保護することも自分の仕事なので師匠を呼んだのだと言うキム・スグォン。
それでもキム・ドフンが足を運んだことで、手術成功の可能性に含みがありそうだと示唆する。
それ故、患者を説得する自信があるかと尋ねる。
けれど、失敗すればウンジェが自分の病院に残ることを勘案しての発言だった。
巨済第一病院の御曹司にも関わらず韓医大へ行ったキム・ジェゴルに、どうしてかと問うチャ・ジュニョン。
学力が足りないわけでもないので不思議なのだ。
兄がいたが亡くなった、しかも空港に自分を迎えに来てと、チェゴル。
見せたい論文を準備して、ヒョンの帰りを待つウンジェ。
翌朝、ようやく戻ってきたヒョンに論文を見せる。
犬の成功例のデータも渡す。
犬のほうが人よりも弱いのでと説明するが、ヒョンが話をさえぎる。
人を説得するということは心を動かせるということなのに、自分の言いたいことばかり言っているからだ。
人を治療することが我々の仕事で、その対価として金を受取り出世もするがそれが悪いの?百歩譲って出世が重要だとして、あなたは何をしていることはなに?と、何もできずにいるのに医師なのかと、ヒョンに悪態をつくウンジェ。
病院船の登板を割り当てられるウンジェ。
今回はヒョンとスーパーで買い物だ。
一度リストを見ただけで記憶してしまうウンジェ。
次々とカートに商品を投げ込む。
今度は市場だ。
そこで、父がいなくなったとの知らせを受けて、ウンジェとともに施設に急行するヒョン。
クァク・ソンは森のなかにいた。
戦場にいると思い込み治療もしていた。
敵じゃない、自分も医師だと言って近づくヒョン。
自分があとを見るから先生は休んでと言う。
名前を聞いたあと、自分と姓が一緒だと、クァク・ソン。
彼がモルヒネを盗んだのは、鎮痛剤として患者に使うためだった。
雨が降る。
ヒョンに傘を差し出すウンジェ。
2年前に父がアルツハイマーになったこと、捕虜になって開放されたことなどをウンジェに話すヒョン。
それからが戦争だったと、韓国に帰ってきてからの話も続ける。
クァク・ソンは反乱軍に捕まったままだと思い逃げ出していたのだ。
専門試験の準備をしている当時も、逃げた父を追いかけていたヒョン。
そのような状況下で、インターンでもしない失態を犯し、患者はお前のせいで死んだ、お前は医師でもないと先輩医師に言われたのだった。
それがトラウマとなり、その時から左手が言うことをきかなくなった事を告白する。
また、時々正気になった父が死にたいからとモルヒネを要求する、父のせいでソル・ジェチャン先生を阻まなかった、先生の言うように、ひょっとすると自分は医師としての資格がないかもしれないとも話す。
まだ取引は有効ですか?と、キム・ドフンに電話を入れるウンジェ。
倒れたソル・ジェチャンを病院に運ぶヒョン。
目覚めたソル・ジェチャンと二人で話すウンジェ。
11月に詩集を出すし、秋には子供たちと遠足へ行くと、ソル・ジェチャン。
いくらそうしたくても6ヶ月しかできない、より悪ければ・・・と、ウンジェ。
3ヶ月は残るだろうと、ソル・ジェチャン。
退院するソル・ジェチャン。
戦ってこそ医師で、死は失敗と話すヒョン。
人間なら誰にでも公平にやって来る死は、失敗でなく結論で、自分はそんな結論を選択したのだと、ソル・ジェチャン。
また、ヒョンの眼差しを見て、ひょっとするとお前のその共感がお前の最高の医術になるかもとも。
涙するヒョン。
その会話を少し離れたところで聞くウンジェ。
ソル・ジェチャンの詩集を買い込み読み漁るウンジェ。
14年8ヶ月ぶりに。
『誰かが言ってたわ、説得しようとするなら、相手を先に理解しろって』と、ウンジェ。
『どう?』と、ヒョン。
『感動的だわ、だけど命よりは感動的でないわ』と、ウンジェ。
手術に執着する理由は何だ?と、ヒョン。
医師が患者を助けたいのに理由が必要?と、ウンジェ。
論文を理由にして俗物だというウンジェに、キム・ドフンに論文を渡すことを知っているため、さらに理由を追求するヒョン。
『母さんが死んだじゃない、私がいなくて。だけど今は私がいるじゃない、その患者の前に。助けることができたのに、十分に助けられたのに、私が、この島に私が、母さんを助けられる機会、その機会自体を切り捨ててしまったって・・・
二度と繰り返さないわ、まだ患者は生きていて、生きている間か希望があるんだって。だから私は諦められない、いいや、しない。諦めたら私は・・・』と、涙ながらに語るウンジェ。
ウンジェを抱きしめ、『君のまちがいじゃない、君のまちがいじゃないって』と、ヒョン。
ソル・ジェチャンからの死体寄贈の書類を、ヒョンから受け取るウンジェ。
手術できずにすまないとの言伝をするヒョン。
死が失敗ではなく結論だと言ったソル・ジェチャンの言葉を考える二人。
医師をしている間、ずっとついてくる質問でもあると、ウンジェ。
遠足へ行くソル・ジェチャンと子供たち。
偶然ウンジェも乗り合わせる。
そのバスが事故を起こす。
ウンジェも負傷してしまう。
他の医師たちも駆けつけ治療を始める。
サンがいないと慌てふためくソル・ジェチャン。
生徒が一人いないのだ。
横転したバスの中に入り探すヒョン。
サンを見つけるも、不安定な状態だったバスが動き始める。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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