ハ・ジウォン、カン・ミニョク主演MBC水木ドラマ
病院船(ピョンウォンソン:병원선)
の第39話・最終回(第40話)あらすじです。
病院船 キャスト・登場人物(出演者)紹介 ハ・ジウォン、カン・ミニョク主演韓国ドラマ
病院船(ピョンウォンソン:병원선) 作品データ
- 韓国MBCで2017年8月30日から放送開始の水木ドラマ
- 企画 ハン・ヒ(한희) 『奇皇后(キ・ファンフ:기황후)』『グッバイ・ミスターブラック』の演出等
- 演出:パク・ジェボム(박재범) 『改過遷善(ケグァチョンソン)』『会いたい(サブ)』
- 脚本:ユン・ソンジュ(윤선주)『秘密の門』『大王世宗』『黃眞伊(ファン・ジニ)』
- あらすじ:インフラが不足した島で船に乗り医療活動を広げるそれぞれ異なった事情を持つ医師たちが、島の村民と人間的に疎通し、真心を処方できる本物の医師に成長していく、世代共感のストーリーを描いたドラマ。
病院船 視聴感想
まずは視聴率から。
第39話7.2%、最終回(第40話)8.6%と、二桁に復帰することなく終幕を迎えました。
また、同時間帯ドラマ『あなたが寝てる間に』とは、後半の視聴率は同率だったものの、前半で0.1%の差をつけられ2位でした。
視聴率グラフはこちら → 韓国ドラマランキング
最高視聴率は2週目の13.0%。
最低視聴率は秋夕の5.6%があるものの、それを除くと9週目の7.0%でした。
このことからも分かる通り、当初はハ・ジウォン主演ドラマということで期待値は高かったものの、期待以下だったために離脱した人が多かったという作品でした。
病院船 ハ・ジウォン、カン・ミニョク主演韓国ドラマで指摘した当ドラマのウイークポイントがそっくりそのまま顕在化されました。
カン・ミニョクが演じたクァク・ヒョンが全く魅力的でなく、キム・ジェゴルと結婚すればいいじゃんとさえ思いつつ視聴していました。
この魅力の無さは脚本と役者不足のシンクロと言わざるを得ません。
ユン・ソンジュ作家の筆力もいまいちでした。
彼女が手掛けた大王世宗なんてすごくお気に入りの史劇だったのですが、ここのところは才能に陰りが見えてきており、現代の視聴者とミスマッチを起こしているように思えます。
心に突き刺さるセリフがほとんどありませんでした。
また、今回はひょっとすると題材の選定から間違えたのかもしれません。
過疎地の島をめぐる病院船ということで、必然的に出演者は老人ばかり。
トレンドに敏感なウィークリードラマ視聴者をターゲットにするには、絵面がグレーでした。
どちらかと言うと週末か朝ドラ向きでしたね。
また、ものすごく気になったのは人の切り方。
あまりにも消える人が多かったと思いませんか?
死亡して消えるのならまだしも、生きているのに消える人が多く、キャラクターを活かしきれてないきらいがあり、すごくもやもやしています。
ウンジェの父と弟、チェゴルの母、ヒョンの父クァク・ソン、ヒョンの母と妹、ヒョンの恩師で詩人のソル・ジェチャン、ウンジェの恩師キム・ドフン、彼らは一体どこへ行ったのでしょう?
一人二人ケアできなかっただけならそう気にならなかったものの、流石にこれだけの人数をぶった切ってしまうと問題ありです。
悪かったことだけ上げても良くないので、良い点もピックアップしましょうか。
まずは、ハ・ジウォンの演技。
これは鉄板でした。
違和感なく安心して演技を見ていられると言うのは素敵なことです。
ただ、主演男優とのケミストリーがなかったことは残念でした。(あ、良くないことだ)
病院船を舞台に、過疎地の医療環境にスポットを当てたことも良かった点ではないでしょうか?
実は現在住んでいる場所の近所に、医療用ヘリポートがあるんです。
もちろん都会側のではなく島のヘリポート。
だから、それなりに切実な題材として興味深く視聴していました。
「島あるある」が共通項としてあったので、他の視聴者より個人的に楽しく視聴できたかもしれません。
いずれにせよ、ハ・ジウォン作品としては、君を愛した時間(ノルル サランハン シガン:너를 사랑한 시간)に引き続き今作も満足度が低いものでした。
というわけで、次回作に期待です。
では、あらすじをざっくりと。
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