イ・ジュンギ(이준기)、ナム・サンミ(남상미)、チョン・ヘビン(전혜빈)、ハン・ジュワン(한주완)、ユ・オソン(유오성)主演のKBS2水木ドラマ・朝鮮銃使い/朝鮮ガンマン(チョソン チョンジャビ:조선 총잡이)
のキャスト(出演者)・登場人物紹介です。
KBS2の公式サイトの内容を翻訳・要約しています。
韓国ドラマのキャスト紹介はあらすじが多く含まれているため、初期の放送内容のネタバレも含まれています。ご注意ください。
朝鮮銃使い/朝鮮ガンマン作品データ
- 韓国KBS2で2014年6月25日から放送開始の水木ドラマ
- 脚本:イ・ジョンウ(이정우) 『戦友』
- 演出:キム・ジョンミン(김정민) 『王女の男』
- あらすじ:朝鮮の最後の剣使いが銃使い(ガンマン)として新たに世に出て、民衆の英雄となって行く過程を描いたドラマ。
朝鮮銃使い/朝鮮ガンマン 主要キャスト
パク・ユンガン(박윤강)役 イ・ジュンギ(이준기)
胸に剣を秘めた銃使い。
朝鮮第一の剣の息子という自負心で生きていった青年武士。愛する人が新式銃の威力の前に空しく死ぬとまもなく、復讐のために涙の中で剣を捨てて銃を持つ。
思い返せば剣はユンガンの人生の全部だった。
有能な武官だった父パク・ジナンはいつも家を空けた。ユンガンが生まれた日も、妹ヨナが生まれた日も、父は一揆を鎮圧して国境の騒ぎを静めるために、家に戻れなかった。
そうして父はユンガンの母を亡くした。
治安が不安な辺境地域で盗賊隊が大手を振っていたある年だった。
その後、憎い父を切るように木を切り倒し、一人で剣術を会得していった。絶対父のように生きないぞと。愛する人をそのように行かせないぞと。
総決意し歳を重ねた。。しかし、誓いは誓いであるだけだ。高宗の護衛の武士になった父親について都城にちゃって来ることになったユンガンは、反抗心でなすがままに通りを徘徊し、妓房(キバン:기방)に出入りすることを飯を食うかのようにする。
しかし、謎のガンマンを捜査していた父が一転、彼らの標的になって平穏だったユンガンの人生も急転する。
妓房の出入りどころか、安全のためにしばらく住むようになった訳官宅の娘スインが
事ごとに喧嘩を仕掛けてくるなどお先真っ暗だ。
そんなある日、ユンガンは、誰が見ても怪しい身なりと振る舞いで、その人を嗅ぎまわる男を発見するようになり、瞬間ガンマンの手先という直感がくる。
男を捕まえ首に刀を突きつけるユンガン。けれどこの男、何かちょっと変だ。
チョン・スイン(정수인)役 ナム・サンミ(남상미)
新世界を胸に抱いた女性。
好奇心も之も多い訳官の娘。新しい文物と新知識に囲まれて暮らしたが、夢にだけ新しい世の中を描く温室の中の草花。
しかし、師が残した本1冊を渡そうと家を出て、運命の波にのまれ夢に向かって進む
強靭な女性へと変わっていく。
スインは押し入れいっぱいに「新世界」を留めておいて、夜ごとに夢の中の冒険から離れた女性だった。
訳官の父親のお陰で早くから開花された社会を胸に抱いて生きたスインは、好奇心が多かった。
地球が回るということを証明し、知りたいことがあれば直接作って見なければ気がすまない、とんでもない少女。
しかし、現実は盤上の規範と男女の規律に縛られた朝鮮の箱入り娘だった。
しかし、開花を主張した彼女の師が謎の銃撃で死を迎え、スインには運命の波が押し寄せる。自分が書いた本をある学者に伝えてほしいと請託を残した師。
スインはその本を渡すために家の外に乗り出したものの、銃使いの標的になって追われてしまうが、ユンガンに会って危機を脱する。
そして気に入ったところとは爪の垢ほどもなかったユンガンに少しずつ心が揺れ始める。
チェ・ヘウォン(최혜원)役 チョン・ヘビン(전혜빈)
欲望の花火。
行商人団の長チェ・ウォンシンの一人娘。
涼しい美貌同様、強いカリスマを持つ女性。
財力によって世の中を支配しようとしたが、お金では買えない愛という存在によって、歴史の騒乱の中に巻き込まれる。
しきりにのぞいてみたくなるが、あえてまっすぐ向き合うことができない女・・・
ヘウォンは、行商人団の男たちにそんな存在だった。
彼女が、都城の物品供給を合わせる麻浦商団の女接長(チョプジャン)ということを知らなくても、彼女の父親が京畿行商人団の頭という事実を知らなくても、ヘウォンには近づけれない威厳があった。
それはまさに、胸中を満たした恨みから発散される冷たい気だった。
誰も知ることができない悲しい過去から始まった毒気。ヘウォンは辛抱強く自分の基盤を作り26歳の処女接長になった。
もう都城のどんな金持ちよりも多くの財力を所有したヘウォン。彼女は朝鮮行商人の女王になって世の中を支配することで、過去の傷を洗っている。
しかし、あんなに冷たかった鉄の女へウォンも、ある男性に出会ってから恋の炎に包まれるようになる。
キム・ホギョン(김호경)役 ハン・ジュウァン(한주완)
孤独な革命家。
領議政キム・ビョンジェの息子。しかし父さえ無視する庶出。その束縛から抜け出そうと新しい世界を夢見ている。
そして、スインにその道の同伴者として出会い、愛を感じる。
しかし、いつも傍にいながらも遠いところだけを見るスインによってますます孤独となる。
領議政。『一人之上、万人之下』の絶対権力。
ホギョンはその領議政の息子だ。
しかし、卑しい官妓生の体から生まれた庶出。
領議政はそれでホギョンが世に出ることさえ望んでいなかった。
そんな現実によって家の外だけを巡っていたホギョンは、スインの師匠であるヒョナムに会い新たな道を発見する。
そして明治維新で新しい思想と新聞物が溢れていた日本に密航し、急進的な開化思想家になって帰ってくる。
しかし、朝鮮の基盤となって暮らしている父キム・ビョンジェと、革命を夢見る自らの運命の中に絶えず苦しむホギョン。
そんな鎬京にとって唯一の支えは同志であり、恋人のような存在、スインだ。
もう少し良い世の中で、スインと一緒にいたいという夢を少しずつ育てている。
チェ・ウォンシン(최원신)役 ユ・オソン(유오성)
野望の狙撃手。行商人団の首長であり、ヘウォンの父。
そしてスホゲ(守護契)の首長キム・ジャヨンの意思に従う朝鮮最高の狙撃手。
幼い娘ヘウォンとともに痛い過去を隠したまま、古い火縄銃一本に頼って野獣のような商人たちの間で執拗に立ち上がった男。
キム・ジャヨンの銃使いに抜擢された後、彼の命によって人を殺した。
その見返りに都接長(トジョプジャン:도접장)の地位に上がり、金で身分を買った。
銃には心がない。ただ命によって人を殺していくだけ。理由などは重要ではない。
パク・ユンガン周辺人物
ハン・ジョンフン(한정훈)役 イ・ドンフィ(이동휘)
ユンガンの友人であり左捕庁捕校(チャポチョン ポギョ:좌포청 포교)
捜査官として不足することない実力を持つ。 しかし執務時間にこっそりと酒を飲むこと、妓房に出入りして妓女とともにサボるのが得意な不良捕校。
友人ユンガンの仕事には誰より積極的で義理ある男。ユンガンも気がよく合うジョンフンといる時が最も楽しい。そうして仲良く送った歳月もかなりなった。
ユンガンの父さんパク・ジナンを助けて銃使い事件を捜査するが、そんなに大きい助けはならない。
ムン・イルド(문일도)役 チェ・チョロ(최철호)
パク・ジナンの愚直で忠誠心の強い副官
剣の時代が去り銃が幅を利かせる世の中が来ることへの恐怖を持っている。
ヨナ(연하)役 キム・ヒョンス(김현수)
乳児の頃から死んだ母と辺境に出た父に代わってユンガンが見守った妹だ。
しかし、分別のないユンガンに訓戒を日常的に行う小言屋に育った。ユンガンは、そんなヨナに無作法だと目をむくが、あえてげんこつをくらわせることもないほど愛する妹だ。
チョン・スイン周辺人物
チョン・ヘリョン(정회령)役 オム・ヒョソプ(엄효섭)
長い間訳官として生きてきた実直な人物だ。訳官の職責を遂行し目覚めた新しい知識を娘に伝えてやり、より大きな世界に目を向けろと言ってくれる優しい父。
ヒョナムを自分の家に寄居させスインに大きな影響を及ぼさせた。開港後、宮廷に出入りして、開化の実務を担当する。
キム氏夫人(キムシ プイン:김씨 부인)役 キム・イェリョン(김예령)
伝統的な規範の中で生活している厳格な母。
女子供だけに厳しいのが朝鮮の法と知っている。しかし、それが現実だから、スインにも順応することをいつも強調している。
チョンイ(잔이)役 アン・ジヒョン(안지현)
スインにとっては妹のような存在。
ヒョナム(현암)役 ナム・ミョンリョル(남명렬)
スインの師匠であり開化派の巨頭
「朝鮮開化持論」という本を書いて開化派の儒者を糾合して世の中を変えようとするが、銃使いによって死を迎えることになる。
オ・ギョン(오경)役 キム・ジョンハク(김정학)
高宗(コジョン)が宮廷に呼び入れようとした開化派の儒者のうち銃使いによって死なずに生き残った唯一の人物。銃使いを避けて身を隠す。
キム・ホギョン周辺人物
キム・ビョンジェ(김병제)役 アン・ソクファン(안석환)
ホギョンの父、領議政
チャヨンが宮廷に植えた大臣たちの首長格の人物だ。 しかし表面では高宗(コジョン)の開化に積極賛成して忠臣の仮面をかぶる。 それによって領議政まで上がるが、後には官僚らと野合して高宗(コジョン)を難関に直面させることを止めない。
チェ・ウォンシン周辺人物
キム・ジャヨン(김좌영)役 チェ・ジョンウォン(최종원)
永い歳月派閥勢力政治で朝鮮を率いた安東金氏一族の巨頭。 高宗(コジョン)の即位で権力の中心から押し出されたが朝鮮を揺るがして高宗(コジョン)の不安感を利用して権力を引き継いでいく。
高宗の開化を執拗に邪魔する秘密結社体スホゲ(守護契)を導く首長だ。高宗が開化という名前で不遜な思想の流入を傍観すると、すぐに保守的な勢力を糾合して対抗していく。 その過程で銃使いチェ・ウォンシンを利用して不遜な分子をためらいなく除去する。
ソンギル(성길)役 チン・ソン(진성)
まだこの世に現れていないチェ・ウォンシンのまた別の銃使い。いつもチェ・ウォンシンの影のように従い、彼に随行する。
その他の人物
高宗(コジョン:고종)役 イ・ミヌ(이민우)
第26代朝鮮王
1874年。長い間の沈黙を破ってちょうど親政を始めた若い王には越えなければならない壁が多かった。
宮廷は相変らず大院君(テウォングン)の陰に置かれた大臣たちが健在で、外には保守的な両班(ヤンバン)の斥化運動が熱い。しかしながら、朝鮮の運命が傾角にかかったという悟りにより積極的に開化を推進し、新しい朝鮮を夢見る朝鮮の若い王.
中殿(チュンジョン:중전)ミン氏
朝鮮の近代化のために奮闘した高宗の妻。時には妹のように孤独な王を抱いて、時には策士のように高宗の前途を開いた英敏で暖かい女性。
パク・ジナン(박진한)役 チェ・ジェソン(최재성)
ユンガンの父で高宗の信任の厚い武官。開化派を狙う銃使いを捕縛するために駆け回っているが・・・
サンチュ(상추) チェ・ジェファン(최재환)
日本で会ったユンガンの部下。両班(ヤンバン)に迫害を受けて逃げた奴婢で、命を賭けて朝鮮を脱出した後、日本で朝鮮人を相手にささいな詐欺を働く。
金丸役 大谷亮平
ハンゾウに従う山本商団の一員。優れた容貌に見識まで備えた金丸の唯一の弱点は朝鮮語が全く分からないということ。
チェミ(제미)役 キム・ガウン(김가은)
ヘウォンの行商人団に流れてきた逃亡奴婢出身で、ヘウォンに文と計算を習う。鉱山開発のために建てたハンゾウの商会所の給仕として切り盛りする。サンチュは彼女に惚れている。
ユンガンの母(윤강 모)役 チェ・ジナ(최지나)
有能な武官だった夫が原因で、盗賊群が大手を振って歩いていたある年、残念にも殺されるパク・ユンガンの母。
キム・ムドク(김무덕)役 カン・ソンジン(강성진)
奴婢出身の行商人でチェ・ウォンシンによって銃使いとして育成された。パク・ジナンの死に深く関与している銃使い。
チョンテ(종태)役 パク・ジェミン(박재민)
チェ・ウォンシンの銃使い。パク・ジナハンに捕えられて投獄されるか、チェ・ウォンシンによって死を迎える。
ソンギル(성길)役 チン・ソン(진성)
ソン・テクス(손택수)役 チョン・グン(정근)
3年前、パク・ジナンを逆賊として追い立てた武衛所(ムウィソ:무위소 )内部の間者。今は保守派の保護を受けて贅沢三昧する生活を送っている。
金玉均(キム・オッキュン:김옥균:1851-1894)役 ユン・ヒソク(윤희석)
この時代に実在した改革派の主要人物。船に乗って日本に向かう途中、川に落ちたパク・ユンガンを救い、当分のあいだ共に生活する。
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
おもしろいといいな!明治維新の頃の話なんですね?興味深いですね。
訳官の娘というと済衆院の女医を思い出します、時代を先取りする女性なんですね。イジュンギの作品の選択は期待できそう。
異邦人は何だかつまんない話になってきた・・・ジェヒの存在がわけわからない上に、ミスキャストの感否めず、のめりこめません。せっかくカンソラがいい味だしてるのに 対するライバルにいまいち魅力がないので全く活きてこない!?イジョンソクと合ってます?現代ものは良かったけど、カクシタルも違和感あったし、演技派だけど雰囲気で役が限定されるかも。嫌いじゃないだけに残念。でもでも、最後までしっかり見ま~す!