シカゴ・タイプライター 第12話までの視聴感想(あらすじ含む)
3話のレビューに書く予定だった予備情報を、今更ながら書くことにします。
シカゴ・タイプライターとは?
実はこう呼ばれる銃が実際にあるんですよ。
アメリカのマフィアと警察の抗争を思い浮かべた時に、小型のマシンガンを思い浮かべませんか?
その一つに『トンプソン・サブマシンガン:thompson submachine gun』というものがあります。
実はこのサブマシンガンの別名が『シカゴ・タイプライター:Chicago Typewriter』なんです。
他にも別名が多くあるのですが、シカゴがついているものだけでも、『Chicago Piano』『Chicago Style』『Chicago Organ Grinder』などがあるようです。
実際にYoutubeでその音を聞いてみたのですが、なるほどタイプライターでした。
カルペ・ディエム(Carpe diem)
シン・ユルが経営しており3人のアジトにもなっているスウィング・ジャズバー『カルペ・ディエム』。
出典は古代ローマの詩人ホラティウスの詩で、とても有名なラテン語の言葉です。
現代では簡素化して『今を生きろ』的な意味合いで使われていますよね。
ラテン語は医学用語の研究の際に触れたことがあるのですが、文学的なことはさっぱりわかりません。
Wikiによると、Carpeが花を摘むの命令形で、diemが日を表すのだそうで、『その日の花を摘め』になるのだとか。
実は広島には、このお名前のイタリアンのお店があるんですよ!
それはさておき、日本統治時代(日帝時代)からの革命を目指す3人がいるお店の名前として、この名前はとてもマッチしていると思いませんか?
シカゴ・タイプライター 第12話までの視聴感想
つかみは上々で2周目まではいい感じに視聴していました。
けれど、3・4週あたりは停滞感が見え隠れし、没入度が低下します。
それでも、ユ・アインの演技は秀逸で視聴を続けていました。
そして、個人的に思い切りフックを感じたのが第10話(だったはず)。
チョン・ソルの母が過去ではカルペディエムのマダムで、彼女自身も過去の記憶を持っていたという設定でした。
チョン・ミソンさんがチョイ役で出るはずもなくなにかあるなとは思っていたのですが、まさかこう来るとは思いませんでしたよ。
第6週の見せ場はユ・ジノ(シン・ユル)がチョン・ソルの前世リュ・スヒョンの名前を呼ぶ前後でしたね。
制作陣が泣かせに来ているのはわかっているにも関わらず、うるっと来てしまうシーンでした。
謎が明らかにされてない状態が続いており、更に謎を乗せしてきましたね。
ペク・テミン作家が前世にもホ・ヨンミンとして存在しており、信用できない人物としてユ・ジノ(シン・ユル)が認識していること。
また、ユ・ジノ(シン・ユル)が懐中時計を触ることにより、自身の謎の死を垣間見てしまったこと。
さらに、チョン・ソルを狙う謎の女性チョ・サンミの登場。
あと2週でどのようにまとまるのか。
ますます目が離せません。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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