シン・ヘソン&キム・ジョンヒョン主演tvN週末ドラマ
哲仁王后(チョリンワンフ:철인왕후)
の第11話視聴感想(あらすじ含む)です。
哲仁王后 作品データ
- 韓国tvNで2020年12月12日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:パク・ケオク(박계옥)『ドクター・プリズナー』 チェ・アイン(최아일)
- 演出:ユン・ソンシク(윤성식)『ファラン』 チャン・ヤンホ(장양호)
- あらすじ:不慮の事故により、大韓民国代表・虚勢男の魂が宿り、「あの世界のテンション」を持つことになった中殿(チュンジョン)キム・ソヨンと、二つの顔の王・哲宗(チョルジョン)の間で起こる、魂家出スキャンダル。
哲仁王后(チョリンワンフ)第11話視聴感想(あらすじ含む)
まずは視聴率。
先週の土曜日に見せた僅かな落ち込みを見事にリカバリーして、土曜日の自己記録を更新しています。
内容自体は正直なところとても薄く、内容をピックアップするのも難しいものです。
おそらく視聴者はストーリー性ではなくコミカルな描写を楽しみつつ余暇を楽しんでいるのでしょう。
哲仁王后(チョリンワンフ) 等週末ドラマ視聴率20210116 悪霊狩猟団カウンターズ、オー!サムグァン・ビラ、復讐しろ
2021年1月16日付けの週末ドラマの視聴率速報です。(韓国ドラマランキング調べ、AGBニールセンの集計結果より)
さて、第11話。
前述したように深い内容はありませんでした。
韓国語がわからなくても、描写を追っているだけでなんとなく内容がわかるレベルです。
そこで、今回は後宮政治の日韓比較でもしてみようかと思います。
日本の政治権力者が後宮政治を行う場合、自分の娘を天皇の女御として入内させるのが一般的でしょう。
一方で朝鮮では、自分の娘ではなく自らが所属する家門の娘を後宮に送り込みます。
当ドラマでは最大の権勢家が金左根(キム・ジャグン:김좌근)ですが、彼の娘ではなく同じ家門のキム・ムングンの娘であるキム・ソヨンが哲宗(チョルジョン:철종)の後宮に入っています。
日本では藤原氏は同族間で争っていましたが、朝鮮では同族の結びつきが強固なため、一致団結するのが特徴です。
今回の後宮揀擇(カンテク:간택)では、キム門の勢道政治を打破するべく3つの家門をピックアップして王との結び付きを強めました。
女優の格的には主要人物となり得ない気もしますが、今後の展開へのスパイスにはなるのかもしれませんね。
哲仁王后 キャスト(簡易)
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント