シン・ヘソン&キム・ジョンヒョン主演tvN週末ドラマ
哲仁王后(チョリンワンフ:철인왕후)
の第17話視聴感想(あらすじ含む)です。
哲仁王后 作品データ
- 韓国tvNで2020年12月12日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:パク・ケオク(박계옥)『ドクター・プリズナー』 チェ・アイン(최아일)
- 演出:ユン・ソンシク(윤성식)『ファラン』 チャン・ヤンホ(장양호)
- あらすじ:不慮の事故により、大韓民国代表・虚勢男の魂が宿り、「あの世界のテンション」を持つことになった中殿(チュンジョン)キム・ソヨンと、二つの顔の王・哲宗(チョルジョン)の間で起こる、魂家出スキャンダル。
哲仁王后(チョリンワンフ)第17話視聴感想(あらすじ含む)
まずは視聴率。
ここに来て小休止。
数値的には下落しているものの誤差の範疇といっていいでしょう。
さて、17話。
哲仁王后(チョリンワンフ)が思いがけず妊娠し、ストーリーにスパイスを加えていますね。
今回はその妊娠にまつわる言葉をピックアップしてみます。
懐妊・妊娠
歴史ドラマに関して言えば前者の懐妊(フェイム:회임)が多く使われる気がします。
実際、当ドラマでもこの言葉が出てきました。
一方の妊娠(イムシン:임신)もセリフの中に登場します。
当ドラマに関しては哲仁王后はほぼ現代語を話しているので、セリフは妊娠と言っています。
結局のところ、より歴史的な言葉がどちらなのか、セリフだけではわかりませんでした。
ということで、困ったときの朝鮮王朝実録。
検索してみると、個人的には意外な結果が。
妊娠は11出現し、懐妊は3しか出現しませんでした。
そもそも女性についての記述が圧倒的に少ないため、代によってはこれらの言葉が全く出現しないことも。
特に朝鮮王朝は男性過多のその傾向が強く、正史では女性の動きをなかなか掴むことはできません。
胎教
歴史ドラマ/現代ドラマに関わらず胎教(テギョ:태교)は頻出単語です。
日本ではそこまで古い言葉のような感じはせず、胎教について多く語られだしたのは数十年前のような気がします。
こちらも朝鮮王朝実録で調べてみました。
なんと、出現数31でした。
しかも第3代太宗(テジョン:태종)の1407年に記された記録にも登場しています。
韓国のドラマは時代考証を無視しているので、当時使わなかった言葉も多く登場します。
もちろん、現代人が理解できなければ意味がないので仕方のないことです。
そのような状況にありながら、上記の3単語に関しては、実録を調べることで改めて当時も使用されていたことがわかりました。
哲仁王后 キャスト(簡易)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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