ユンに呼ばれるテギル。
いったい正体が何であちこちで名前を売って通っているのだ?と、ユン。
また、父が大切にしていた剣を持っていることに気づき、自分には一度もそんな贈り物をしてくれたことはないと、心のなかでつぶやく。
さらに、ヨニングンにも淑嬪崔氏(スクピンチェシ:숙빈최씨)にも父に似ていると言い、ペク・マングムのことも知っていた。
どうしてご存知なので?と、テギル。
ユンは子供の頃に拷問にあっていたペク・マングムを見たことがあったのだ。
そして、テギルの誕生日を問うユン。
よくわかりませんと、テギル。
イ・インジャが推薦し官職を下せというからと、テギルを禁衛営(クミヨン:금위영)別武士(ピョルムサ:별무사)に任命するユン。
また、安易に信じることができなくなったイ・インジャの背後を調べてくれればよいがとも言う。
官服を差し出すキム・チェゴン。
断ればどうなる?と、テギル。
けれど、粛宗が倒れている今、ユンの命が御命という状況なので断れない。
粛宗が目覚める。
そして、キム・チェゴンが呼ばれる。
粛宗はユンがイ・インジャを放免したことに怒リを露わにする。
卓をひっくり返し、お前に失望することにもううんざりだ、出て行けすぐに嫁げる。
父上が恨めしかった、私はいつになったら父上のお心を得られるのですか?と、弟達のように愛でられなかったことに対する不満を露わにするユン。
また、私が長子ですか?どうして私を世子(セジャ:세자)として冊封されたので?と言う。
官服を着たテギルに、よく似合うとヨニングン。
また、イ・インジャがテギルを推薦したことを受け、まさかテギルと自分を分とうとしているのか?と、推測する。
どうしてそんな目で見るんだ?と、テギル。
そなたは敵なのか味方なのか?と、ヨニングン。
ペク・テギルもヨニングンもわかるようになる、誰が敵で誰が味方なのかと、イ・インジャ。
金昌集(キム・チャンジプ:김창집)ら老論(ノロン:노론)に呼ばれるヨニングン。
アヘンの件を隠していたことを上げ、王宮の中には一人でいるのではないので孤軍奮闘せずに助けを求めてくれと、キム・チャンジプ。
次からはそうすると、ヨニングン。
キム・チェゴンにイ・インジャを殺せと命ずる粛宗(スクチョン)。
暗殺などせずに、大門を開いて堂々と、お前は私だから、私の剣だから、持ってこい、イ・インジャ、その者の首とも。
イ・インジャに会いに来るチョン氏。
アヘンの香に細工をしたのはチョン氏だった。
死ぬと思っていたのにと残念がるチョン氏。
ペク・テギルを王にするつもりか?私は王になるつもりはない、そなたを試すつもりだと、チョン・ヒリャン。
まずはペク・テギルを討伐するつもりで、ふたつ目は目覚めた今上に対してそなたがどう動くかだとも。
父の墓に参るタムソ。
そこに友としてだと言ってチョン・ヒリャンがやって来る。
大業のために犠牲になった彼らを鎮魂する唯一の方法は大業だけだと、チョン・ヒリャン
お師匠様はたったの一度もここで謝罪をしなかったと、タムソ。
まだわからないのか?お前の師匠は待っているのだ、大業が終わったあと、お前の父に謝罪する日をと、チョン・ヒリャン。
また、イ・インジャがお前をどんな目で見ているのか、あの者にはお前ただ一人のはずだ、朝鮮第一剣キム・チェゴンがお前の師匠の命を収めに行くぞとも。
キム・チェゴンがイ・インジャの首をとりにやってくる。
ファン・ジンギもムミョンも彼には歯がたたない。
そして、あっという間に刺されるイ・インジャ。
一方で、テギルも何者かに襲われていた。
けれどテギルの敵ではない。
タムソがどこへ行ったと?と言い賊を蹴り倒してどこかへ向かう。
キム・チェゴンがイ・インジャにとどめを刺す直前にタムソが矢を射て間に入る。
お師匠様を斬るなら私から斬れと、タムソ。
けれど、呆気無く弓を祓われる。
そこにテギルがやって来て止まれと言う。
一瞬の間があり、タムソはキム・チェゴンの剣を握り自らを刺す。
私の命で一度だけ、どうか一度だけお止めくださいと、タムソ。
一体どうしてお前が?と、嘆くイ・インジャ。
あまりにも恨めしかったです、父と感じる方を憎むしかなかった歳月が、あまりにも重かったです・・・もう止めます、憎むことも許しを請うことも・・・と、タムソ。
死んではダメだと、イ・インジャ。
テギル、どうして私はそんなに遠く帰ってきたのだろう?初めから命で、許しを請うべきだったのに・・・と、心のなかでつぶやき、絶命するタムソ。
イ・インジャにとどめを刺そうとするキム・チェゴン。
私を殺せと、イ・インジャ。
そこにテギルが何かを投げる。
求生佩だった。
本当にこの者を生かすために使うつもりか?と、キム・チェゴン。。
師父が言っただろ?人を殺す剣があり、生かす剣があると、一度は、一度は生かすことができるんじゃないか、タムソが命をかけて頼んだことなのにと、テギル。
きっと後悔することに成ると、キム・チェゴン。
タムソを抱えて出て行くテギル。
そこにヨニングンがやって来てその姿を見る。
そして涙を流す。
荼毘に付されるタムソ。
お前が笑う姿、すべてが終われば見られると思っていたのに、タムソ、お前も笑うことのできる世の中を作れば、その時は、オレもお前にまた、会うことができると思っていたのに、すまない、守れなくて、タムソ・・・と、心のなかでつぶやくテギル。
ヨニングンもまた、タムソのことを思い出していた。
遺骨を川に撒きながら復讐心を燃やすイ・インジャ。
延齢君(ヨルリョングン:연령군)に会いに行くイ・インジャ。
殿下が最も媽媽(ママ:마마)を大事にしているなどと話したあと、御簾を開け入り、一度玉座へ上がってみるかと言う。
当然ながら怒るヨルリョングン。
自分の娘が今上の手で死んだと言い、ヨルリョングンの首元に針を刺すイ・インジャ。
どうだ?これで私の苦痛を少しは感じるか?家門を滅ぼされともを失い、娘のような弟子を失った私の悲しみと苦痛を感じるか!と、声を荒らげる。
今ヨルリョングンを殺せば後始末をどうするのですか?と、ムミョン。
この程度では痛みは消えないと、ムミョンの剣を抜きヨルリョングンを刺すイ・インジャ。
貴様の父、今上を恨め。もう、私イ・インジャが死ぬか今上が死ぬか、二人のうちの一人が死ねば終わるであろうと言い、ヨルリョングンを袈裟に斬る。
『私は必ず今上の首を斬る。あの世へ行って、お前の父を待っていろ!』
テバク 第19話あらすじ に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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