チョ・インソン(조인성)、コン・ヒョジン(공효진)主演のSBS水木ドラマ
大丈夫、愛だ/大丈夫、愛さ(クェンチャナ、サランイヤ:괜찮아, 사랑이야)
の第1話あらすじ1/2です。
大丈夫、愛だ キャスト(出演者)・登場人物 チョ・インソン、コン・ヒョジン主演ドラマ
大丈夫、愛だ 作品データ
- 韓国SBSで2014年7月23日から放送開始の水木ドラマ
- 脚本:ノ・ヒギョン(노희경) 『その冬、風が吹く』『彼らが生きる世界』
- 演出:キム・ギュテ(김규태) 『その冬、風が吹く』『彼らが生きる世界』
- あらすじ:小さい外傷には病的に執着して大げさに騒ぐが、心の病気は背負って生きていく現代人の人生と愛を顧みる話
- 第1話放送日と視聴率 2014年7月23日 9.3%
大丈夫、愛だ 第1話あらすじ
プロローグ
『1587チャン・ジェボム釈放だ、出てこい』との看守のアナウンスに歓喜する囚人たち。チェボムは各牢から出る手にハイタッチし、囚人服を脱ぎ捨て歓喜に呼応し叫ぶ。
クラブの水着イベントでDJをするチャン・ジェヨル。バースデーケーキのろうそくを消し、歓喜し叫んでいる。
フォークを持って近づくチェボム。チェヨルは恋人にキスをし、『もう一度』という客からのリクエストに答えている。チェボムはチェヨルの肩を叩き、『もう一度』とコールしながら彼を殴る。そして、手に持ったフォークで彼の肩を刺したあと、更に攻撃を加えようとする。
朦朧とした意識の中で、ハン・ガンウが駆けつけてきたのが分かるチェヨル。チェボムは止めに入った客にも襲いかかるが、最終的には取り押さえられる。
そのチェボムの様子を認識し、『兄さん・・・あの・・・バカ・・・本当に・・・』と、心の中でつぶやくチェヨル。
ホームメイトとしてチョ・ドンミンの家に引っ越してくるチ・ヘス。洗ってない食器をゆすいだだけでシリアルを牛乳に浸して食べる。
ニュースでは、20代最高の人気作家チャン・ジェヨルが兄に襲われたことについてのニュースが流れている。兄の心情を理解して告訴しなかったものの、法的に30ヶ月の留置が決定したというものだ。
『芸能人なの?作家なの?顔がつるつるしたのが、すごく顔に似合ったことが起きたわね。何よ?うざい本当に!これは新刊が出ないという話なの?何ヵ月待ったか・・・』と、不平を言いテレビを消す。
チョ・ドンミンは明け方から越してきて大音量でテレビを見ていたヘスに不平を言う。また、『姉さんが来たわよ!』と、大声でパク・スグァンを呼ぶヘスに小言を言う。
スグァンは失恋したために数日ぶりに寝入ったから、そっとしておけというのだ。部屋にはいると彼は寝ており、周りにはティッシュが散乱していた(BGMはg.o.dの『嘘』)
やって来たトンミンは、鼻をかんだんだ、オレが見たと、妙な弁明を代弁する。去っていくヘス。スグァンの読んでいた本はチャン・ジェヨルの『愛の沈黙』だった。
スグァンを起こし、そんなにティッシュがいる本なのかと問うトンミン。見ればわかるとスグァン。
26ヶ月後
恋人が眠るチェヨルの部屋。チェヨルはシャワーを浴びた後一旦白いタオルで頭を拭き、その後黄色いタオルに替える。他にも赤と青のタオルが積んである。浴槽のカーテンを閉め浴室から出ると、セキュリティロックがかかる。
その恋人は電話を受け、『私の本は?どうなったの?』と、誰かに言う。
ヘスたち医師の前で、怪我だらけの女性を殴る男性。けれど、その女性のように見える間者は性転換した元男性のトランスジェンダーだった。暴力を振るっているのは兄だろう。
男なのに男が好きだということに耐えられないその男性は、精神科の医師を連れて来い、精神科の病棟に監禁させろという。
『来てるわ、ここに今。いま誰に対してタメ口を?外科治療を浮けて精神科の治療を申し込んでください』と、ヘス。それでも、今すぐ監禁させろと男性。
3年前に手術を受け、2年前から自分のところに来ていると、別の医師。家族は鬼神(霊)が付いているということで巫俗(ムーダン)を呼んであれこれやっている、今回は親戚が20人も出張ってきているとも言う。
このままだと殴られて死にそうなので、精神病棟の独房に移そうと、ヘス。
このような患者への対処法は?と、インターンの医師に問うヘス。
トランスジェンダーは病気じゃないからそのままでいいという彼らの頭を下敷きで小突き、何の意欲も反応も希望もなく横たわっているのに、鬱の可能性が考えられないのかと、彼らを叱る。
トンミンからメールをもらったことで彼に電話するヘス。どうしてトークショーに出なければならないのかと問うと、急に集団治療ができたというトンミン。
『先輩、あなたは集団治療の患者たちとベッドに横たわっているの?』と、ヘス。
親子で留学先に住んでいる妻が2年ぶりに帰ってきて2時間後に飛行機に乗るのに、このまま送ることはできないだろ?というトンミン。
あなたのトークショーはあなたが出てくださいと、ヘス。電話を切ると、さっきの患者ヤン・スミンを母が連れて逃げていた。追いかけるへスだったが逃げられてしまう。
スグァンはトンミンに用があって部屋に行く。けれど、夫婦がイチャイチャしているのを暴力だと思い、トゥーレット症候群の症状が出てしまう。一分待てと妻に言うトンミン。
彼氏からヘスに電話がかかる。テレビプロデューサーの彼は録画じゃなくて生放送だから助けてくれとヘスに言う。トンミンがヘスに託したトークショーの出演を依頼しているのだ。『愛してるからしてあげるのよ』と、ヘス。
その彼はADの女性と濃厚なキスをしているところをチェヨルに目撃されてしまう。
チェヨルV.S.ヘスのトークショー
ADの女性がヘスを『オンニ!』と呼び迎え入れる。チェヨルを知っているだろうと問われ、昔は好きだったけど今は違うと、ヘス。その理由は、3年前から悪辣なスリラーになったからだ。
ADの女性は、『先輩がオンニはセックス嫌悪症だと言ってたけど男性嫌悪症もあるようね』という。『私の病症は不安障害と関係忌避症よ』と、ヘス。本物はすごくかっこいいと、AD。
チェヨルに挨拶に行くヘス。チェヨルはやって来たADが倉庫で見た女性だと気づく。
男性だと聞いていたと、チェヨル。女性だから失望したということはないですよね?と、ヘス。少しと、チェヨル。火花が散る討論を期待してたがすごく綺麗で妨げになるというのだ。
彼のメイク担当の胸元が開きすぎているのを見て、微妙に口角を上げるヘス。
本番が始まる。登壇する際にこけて、チェヨルに助けてもらうヘス。
チェヨルが書いた小説の内容と精神科医としての見解を戦わせている。途中、司会が、精神科医師を相手にうつ病をだますことができるのかと尋ねる。免許のない医師にかからないならと、ヘス。見学者から『お~』という歓声が上がる。
『私のように頭が良ければ?自分が患者なら先生を騙せるようだけど?』と、チェヨル。『精神科医を水(なんでもないよう)に見ているようですね。私だけ?』と、ヘス。盛り上がる見学者。
『大韓民国精神科医の先生方、私は医学的に無知な一介の作家です。了承お願いします』と、下手に出るチェヨル。
次の司会者からの質問は、人間の普遍性についてだ。聖なる意思と暴力性、どちらが人間の普遍性なのかを端的に説明してくれというものだった。
直ぐに回答を始めたのはチェヨルの方だった。
『私は生きていて一度でも人を害したかったことがあった。殴ったり、悪口を言ったり、殺したかったり。どうですか?』と観客に問いかけると、多くの人が手を挙げる。その中にはハン・ガンウもいる。
『それでは、手をあげた方々のうちに実際に誰かが憎くて殴りつけたことがある方だけ立ってくださいますか?』と、ヘス。
続けて、『チャン・ジェヨル作家さんの小説の主人公のように、人を斧で頭蓋骨を殴って殺した方のみを残して、ほかの方は座ってください』という。皆座る。
『私はこれが普遍性と見るのです。じゃあ、もう一度やってみましょうか。チャン作家が好きな、あの性的興奮を例にして』とヘス。
今度はチェヨルの番だ。
『男性の方たちのうち、通りすがりの女性、隣の女性に性的興奮を感じた?顔を隠して立ってもいいです』と、チェヨル。それなりの人数の男性が立つ。
『これは私が勝ったようですが』と、小声でヘスに言うチェヨル。
『それで、通りすがりの女性、隣の女性、あるいは知らない女性を残忍に性的暴行した人のみ立っていてください』と、ヘス。皆座り拍手が起こる。ADにウインクするヘス。
『我々は誰でも怖い考えや想像ができます。それでも、それを行動に移しはしないでしょう?たった今、客席で証明されたように、我々の中に善良な意志のために・・・』と、ヘス。
ヘスの言葉を遮り、『それなら、私の小説は全く問題がないですね?たった今、証明されたじゃないですか?考えは罪ではなく普遍性だ。
したがって、私の小説は一介の推理作家の考えを拾い入れた小説だから別に問題がない。私の本があまりにも危険だ残忍だ社会の悪のように話してくださり。すぐ新刊が出版されます。皆さんの声援をお願いします』と、チェヨル。
スグァンとスマホで放送を見ていたトンミンは、ヘスが負けたと思いスイッチを切る。
余裕綽々のチェヨルは、ヘスへの拍手を観客に促す。おかげで自分の本がよく売れると小声で伝えるチェヨル。
『お前が作家か?本商人だろ?』と、口を動かさずにつぶやくヘス。
『さあ、チャン作家の本は単に面白くて読んで、皆さんの内面の美しさを信じ願います。私が最後に問題を一つ出します。(2つのおられたメモ用紙を用意し)
ここにはすべて死ぬという言葉が書かれています。けれど、敵軍は捕虜に嘘をつきます。二つの中の一つは生きる。だから、生きるを選べば助けてやる。何を選択しますか?』と、ヘス。
『その答えが見つかったら電話してもいいですか?』と、チェヨル。その切り返しに湧き、『付き合え』とのコールが始まる。
『結論は・・・捕虜は生きました。人生が私たちを大変にする時、我々は世の中に自分が生きる方法は全くないと考えます。今この答えを知らない皆さんのように。 けれど、精神科医の私は、断然無いと言うでしょう。
希望は、極限の瞬間にも常にあります。チャン・ジェヨル作家の本の中の主人公のように偏狭な思考を持たず、多様な思考をもつならば・・・心が痛いとき、心が風邪をひくとき、精神科を訪れるのも、希望を抱いて生きる方法のひとつのはずです。 ありがとうございます』と締めくくるヘス。
大満足の観客。『あとで会いましょう』とのチェヨルの言葉を無視して去るヘス。300日の記念にホテルをとっているから避けることはできないぞと、ヘスの彼氏。
チェヨルが追いかけてきてもタクシーに乗って去って行くヘス。チェPDに電話番号を聞こうとするチェヨル。そうしたら死にます、彼女は恋人がいますと、チェPD。
『絶対ないはずです。彼女は愛する時に出てくるオキシトシンが一度も分泌されたことがない女です。とても尖ってるじゃない。豪語して』と、笑ってその場を去るチェヨル。
大丈夫、愛だ 第1話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント