イ・スンギ(이승기)、チャ・スンウォン(차승원)、コ・アラ(고아라)主演のSBS水木ドラマ
君たちは包囲された/お前たちは包囲された(ノヒドゥルン ポウィデッタ:너희들은 포위됐다)
の第6話あらすじ・感想(ネタバレあり)2/2です。
あらすじは韓国放送時のものです。
君たちは包囲された 第6話あらすじ2/2
パンソクの処遇
ウンドに促されて昼食に行くP4。パンソクがこれからどうなるのか問うスソン。制服を脱ぐと言われているが本当か?とクク。まだ何もわからないが、一番良いのはハン検事が考えを変えることだと、ウンド。
キム・シンミョンが保釈されて何も罪のないチーム長が捕まるなんて話になりますか?と、スソン。『罪がどうしてないんだ?暴力を振るったじゃないか』と、テグ。
たった一発というスソンだったが、それでも暴力は暴力だ、どんな弁明も通用しないと言う。それに同意するテイル。チーム員のことを考えれば自重すべきだったと言う。
すべて合ってるが気力を出そうとウンド。スソンも乗り気な言葉を発するが、そうしたからといって悪いやつは世の中にいっぱいいる、何も変わらないとククに言われ、返す言葉に詰まる。
『ククの質問にとっさに返答することはできなかった。もし世の中が変わらないなら。私たちはなぜここで夜中に捜査をして家にも帰れずに。一日の初めての食事を午後3時になってようやく食べているのか・・・』
カン署長はユ議員に対して謝罪を行い、責任を取る旨を表明している。すぐに小委員会が始まることになるが、この状態で捜査権の独立の問題を私は議論できるだろうか?と、ユ議員。これ以上拡大することは無いと、恐縮した様子のカン署長。
サギョンが留置場のパンソクを尋ねる。捜査権の独立のために誰よりも熱心なのだから、カン署長のことを寂しく思うなと、サギョン。
自分が刑事の仕事をするのを嫌っていたから、気分はすっきりしてるだろう?とサギョンに問うパンソク。
こんなことでやめるならジュヌが死ぬ前にやめておけば良かった、父親としては最悪だったが、刑事としては認めている、あんたのような刑事が世の中に一人居るのも悪くない、いや、居た方が良い、だから今回のことはうまく乗り越えろ、それとキム・シンミョンを再び捕まえろと、サギョン。
サギョンと入れ替わりにイ・ヨングが入ってくる。
イ・ヨングの身辺調査を指示するウンド。テイルとククが聞き込みに行き、近所のおばさんから病気の妹がいて、手術を受けることになったのだと知らされる。
テグは病院にいるハン検事の財布から何かを盗む。
同じ頃、テイルはヨングの妹に会っていた。両親が亡くなってから二人だけで過ごしているから仲が良いという会話をし、その妹から兄はいるのかと問われ動揺を見せるテイル。
病院内はコードブルーにより慌ただしくなる。その光景に何かを思うテイル。直後にテグとばったり会う。テグは保釈に有利に働くものだからパンソクに渡してくれと、さっき盗んだ何かを渡す。
キム・シンミョン逮捕へ
ヨングの事情が妹の手術代を手に入れるための身代わりだとの報告を受けたパンソクは、隣の留置室にいるヨングに語りかける。
自分のことも織り交ぜて、世界で一番良い父親はそばに居てやる父親だ、それを息子を失ってようやく気づいた、節目のたびに一緒に居てやれなかった、次があると思っていたと語るパンソク。
『ヨング、妹に兄さんが最も必要な瞬間は、次ではなくて常に今だ』
キム・シンミョンが1時間前に空港に行ったとテイルからの連絡を受けるウンド。すぐにヨングの妹を連れに行けと指示を出す。
交通課の仕事をしていたテグとスソンは連絡を受けて空港へ行く。
ククは当時現場に居た車の持ち主を探すために、大通りに並ぶ車に対してメガホンで呼びかけをしている。見つけ出しブラックボックスの中身を見せて貰うことに。
空港でキム・シンミョンを見つけたテグとスソン。ウンドはキム・シンミョンを緊急逮捕することとヨングの説得に急を要すことをパンソクに伝えてくれと電話で指示する。
テイルはテグから渡されたものをパンソクに渡す。パンソクは電話を貸してくれと言いハン検事に電話を掛ける。抜糸は済んだかと余裕だ。
ククがチェックしたブラックボックスは、肝心の決定的瞬間が映ってなかった。
連行されるヨングの前に妹が現れる。テイルが連れてきたのだ。手錠を掛けられたヨングを見て、自分のために悪い人になるのなら、むしろ自分は死ぬと言い涙を見せる妹。
そんな妹の態度により、何かを話そうとパンソクを呼ぶヨング。
空港に居る二人に、ブラックボックスが不完全だったことが伝えられる。出国寸前のキム・シンミョンっは女性と合流していた。そこに、ウンドからどうやってでも出国させるなとのメールが入る。
女性と抱き合おうとしたキム・シンミョンだったが、スソンが間に割り込んだことにより、女性とでスソンをサンドイッチ状態にしてしまう。
『オッパ、私がどんなに待っていたか、このまま行くんじゃないでしょ?』と、キム・シンミョンにしがみつくスソン。二股かと怒った女性はキム・シンミョンにビンタを食らわせ去って行く。
キム・シンミョンのボディーガードたちが出てくると、テグは二人をカートに乗せて逃走を始める。
そのころヨングは財布の中に隠しておいたSDカードをパンソクに渡していた。見ればわかると。妹の手術前には出られるようにしてやるから少し待てと、パンソク。
止められたテグはボディーガードに囲まれる。証拠もないのに逮捕しようとしているのか?と、高圧的なキム・シンミョン。そこに、これで捕まえるとウンドがやってくる。
そして、ヨングがパンソクに渡した動画を見せる。飲酒運転で子供を殺したから、妹の手術費用を工面する代わりに身代わりになってくれとヨングに頼む動画だった。手術をしなければ死ぬという妹を持つヨングに対する卑劣な行為だった。
パンソクの保釈とテグの正体
ようやく保釈されたパンソクを見て、喜びのあまり抱きつくスソン。微妙なテグ。何も言わずに出て行くサギョン。
再逮捕の気分を問うパンソク。良い気分だと答えるP4。捕まえたい犯人を捕まえたときの味だ、おまえたちはついに新入刑事になったと、笑顔のパンソク。あいかわらずテグだけは愛想がない。
ロッカールームには行ったテグを追いかけ、封筒を貰ったことを感謝するパンソク。あなたのためじゃなく、チームが解体されるのが嫌だっただけだと、テグ。また、チームだと言っていたのに今回のような行動をとったあなたに失望したとも言う。
機が悪いものの質問をしないわけにはいかないと、自分に不満があるのかと問うパンソク。最初からそうだったし、もしかしておまえ、オレを知っているのか?とも問う。
レジェンド、ソ・パンソクを知らない人間が居ますか?と、無難にその質問をかわすテグ。
パンソクはテグの個人データを見ていた。幸福の家出身と知り出かけるパンソク。翌朝、自分のことが調べられたことを知るテグ。
ロッカールームでめがねを掛けて作業をするテグ。そこにスソンが入ってくる。
『キム・ジヨン?あ・・・あ・・・』と、スソン。焦って部屋を出ようとするテグ。『ちょっと待って。あんたチヨンでしょ?そうでしょ?』と、スソン。
近づいてくるパンソク。『あんた、キム・ジヨン・・・』とスソン。パンソクに聞かれてはならない名前を口にするスソンに、自らの口で口封じをするテグ。
驚くパンソク。
ビハインドストーリー
テグから受け取った封筒の中にはナイトクラブ『夜長天国』での500万ウォンの領収書が入っていた。それをハン検事に送り、『夜長天国の領収書、奥様にも送りましょうか?』とのメッセージを添えていた。
恐妻家の彼はその脅迫に屈してパンソクを釈放させたのでした。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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