イニョプは良人(ヤンイン)の身分を剥奪され済州(チェジュ)の官妓(カンギ)になることに。
サウォリは開城府(ケソンブ)の官奴婢に、プンイはホ・ウンチャンの家は行くことに。
一緒に居させてくれと言うサウォリだったが、罪人の娘に小間使いだと?と、一蹴される。
父の消息を教えろと言っているではないかと、イニョプ。官奴に堕ちた分際で!と、武官に殴られる。
獄から出るウンギ。父からイニョプたちのことを聞き、走って出て行く。
船着場に連れて行かれるイニョプたち。出発前にイニョプがホ・ウンチャン宅に連れて行かれることが知らされる。こうして二人は生き別れとなる。
ムミョンがプンイを引き取りに来ている。そして、奴婢文章とともにイニョプも引き取ることに。
父はまだ獄にいるのか?それとも流刑なのかととうイニョプ。
今日処刑だと話すプンイ。
見ないほうがいいというムミョンだったが、処刑の場へ行くイニョプ。
一緒に逝く、一人は嫌だと、イニョプ。
愛してるイニョプと、クク・ユ。
こうして、彼は車裂刑(コヨルヒョン:거열형)で処刑される。
目を手で覆ったムミョンだったが、結局父の無残な姿を見てしまい、気絶するイニョプ。
『そばにいた人たちが父上のおかげで、ひとりひとり去るのだな・・・最初は父上の手で、もう私の手で・・・』と、嘆くイ・バンウォン。
『まだ殿下のそばには多くの臣僚たちが残っています。そう、ご心配なさらないでください』と、ホ・ウンチャン。
私は父上と別の道を行きたいと、長子も功の大きい息子も無視して異腹の弟を持ち上げ兄弟間に血みどろの争いをさせた父には追随しないと言うイ・バンウォン。
イ・バンウォンはとある上疏をホ・ウンチャンに読ませる。
かつてかわいがっていた家婢が一人いたが、中殿(チュンジョン:중전)の嫉妬のせいで入宮させられなかった、その母親が上げた上疏だ、どうやら懐妊していたようだと、イ・バンウォン。
そして、本当にその母親からの上疏なのかと、子供を探すことを、秘密裏にホ・ウンチャンに任せる。
荒れ果てたクク・ユの屋敷の中をさまようウンギ。
イニョプを連れてきたのはユノクのためではなく、逆徒に関連することをイニョプを近くにおいて見定めるためだと話すホ・ウンチャン。
大監の意志を深く解して内の動きをやりくりすると、ユン氏夫人。
わざとらしくイニョプに同情するふりをするユノク。
下女たちはイニョプに悪態をつく。湯に浸かりたいというイニョプに対し、強引に顔を水につける。
むしろ殺せと、イニョプ。
そうは出来ないでしょ、もうお嬢様はこの家の財産よ、死なないよう可愛がらないとと、タンジ。
つばを吐くイニョプ。
布団をかぶせイニョプを暴行する下女たち。
プンイは酒を振る舞い、他の男達とうまくやっている。
そして、この家でお嬢様の味方は自分しかいないと、同じ身分に落ちてきたイニョプを自分の女にしようとする。
そんなプンイを木の枕で殴り、逃亡するイニョプ。
ホ・ウンチャンはイ・バンウォンからの命をムミョンに伝える。
その後、イニョプが消えたということで、すぐに剣と縄を持って出かける。
我が家へ戻るイニョプ。そして、荒れ果てた状態を目の当たりにする。
物音に気づくウンギ。
『誰だ?イニョプか?イニョプ!』
思わず逃げるイニョプ。
『亡家で何をしてる!家に戻ろう。待っている母を思わないのか?』と言い、キム・チグォンがやってくる。
『済州に行きます』と、ウンギ。
『忘れろ』と、キム・チグォン。
『どうか父上、イニョプでも助けないと。守らないと、私の新婦ではないですか!』と、ウンギ。
『逆徒の娘だ。婚礼は挙げておらず、幸いなことに三族を免れた。生き残ったことに感謝せねばならないぞ』と、キム・チグォン。
『むしろ共に死にます』と、ウンギ。
ウンギをひっぱたき、引っ張って来いと下男に告げるキム・チグォン。
それでも、イニョプを探さねば!と、ウンギ。
イニョプの男として生きたいなら行け、なにが待っているのかわかっているのか?賤婢の男として同じ奴婢になるのだ、我が家もやはり逆賊の一族となり、クク氏家門と同じ滅門之家となるのだ、お前が望むものがまさにそれなら、行け、阻まない、行け!と、キム・チグォン。
結局、下男たちに引かれて家に帰るウンギ。
そこにムミョンがやってくる。
『戻りましょう。ここはもうお嬢様の家ではありません』と、ムミョン。
ここからは、第1話の冒頭と同じシーン。
凍傷になれば足首を切ってしまわなければならないと、わらじを差し出すムミョン。
けれど、賤民の象徴であるわらじを履くことに躊躇するイニョプ。
イニョプの道 第4話あらすじ・解説に続く
韓国ドラマあらすじ団
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