ユン氏夫人はユノクの婿にウンギを強く押す。
けれど、当事者の新婦が我が家の家婢になった状況ではないか?と、ホ・ウンチャン。
下に気を使わないといけないのか!と言い、縁談を推し進めようとするユン氏夫人。
『もう全て捨ててください、そして生き残ってください』と、イニョプに言い聞かせるムミョン。そうすれば復讐もできると。
決心したイニョプは下女のチマチョゴリに身にまとい、わらじをも履く。
そして、最も単純な水運びからやらされることに。
カン氏夫人の嫉妬心を煽るタンジ。そして、そのイニョプに向いた矛先を、嫌がらせに転化させる。
カン氏夫人は、自分を抱かない主人のことを、男に人気があるということでタンジに相談する。
でたらめな化粧をカン氏夫人に施すタンジ。
ユンソは鍼を施す医員を送る。
笑わずに入られないタンジ。
ムミョンの手引で上疏をあげた老婆に会うホ・ウンチャン。
殿下に合わせてほしいと、老婆。私は怖いものはないとも。
尋ねることだけ答えろと、お前の娘が承恩(スンウン:승은)を受けたのは事実か?娘はどこだ?殿下に会いたいという理由は一体何だ?と、ホ・ウンチャン。
差し上げるものがある、殿下だけがお分かりになるものがと、老婆。
水汲み途中にホ・ウンチャンに出くわすイニョプ。
上典に会った時には先に挨拶をと、ムミョン。
イニョプは父の死体の収拾をしたいと願いでる。
車裂刑(コヨルヒョン:거열형)後の死体は八道にばらまかれる上に、その収拾は実の親だとしても国法に反する行為だ。
残された家族が請えば目をつぶってくれると聞いたと、イニョプ。
イニョプの意を汲み、ムミョンに収拾を命ずるホ・ウンチャン。
自分の手でしますと、イニョプ。
水口門(スグムン:수구문)は女が行くところではないと、ホ・ウンチャン。
それでも自分が行くと、イニョプ。
『ムミョン、お前が一緒に行って処理しろ』と、ホ・ウンチャン。
※水口門・・・屍躯門(シグムン:시구문)とも呼ばれ、都城から死体を送り出す門だった。正式には光熙門(クァンヒムン:광희문)。
父は謀られたのだと訴えるイニョプ。
真実は咸興にいらっしゃる太上王( テサンワン:태상왕)だけがご存知だが、その方を告問できる人は朝鮮の地に誰もいないと、ホ・ウンチャン。
水口門へ行くイニョプとムミョン。
府院君の死体を探しに来た。兵曹(ピョンジョ:병조)から話がはいっているはずだと、ムミョン。
すると、門番は、とある者が、仕えていた主人だと言ってすでに持って行ったと答える。
トックだと感づいたイニョプは、それらしい荷車とすれ違ったことを思い出し追いかける。けれど、まかれてしまう。
その後、同じ要件でやって来たウンギは、イニョプがここに来ていたことを知る。
イニョプと再会するウンギ。そして、生きていてくれてありがとうと告げる。
二度とは会えないと思った、これから私たちはどうなるの?と、イニョン。
約束通り、玉指輪(オクカラクジ)をもう一つイニョプの指にはめるウンギ。また、手紙に書いた通りにすればいいと告げる。
けれど、ユノクが自分にその手紙を見せていないことを知るイニョプ。
二人が一緒になるためには逃げるしか無いと、ウンギ。
ユノクはハン氏夫人にウンギの手紙を渡す。
ハン氏夫人はユノクのウンギへの気持ちを確認する。
ユノクに対して、自分にくれるものが無いですかと言うイニョプ。
シラを切るユノク。
私のよ!と言って腕をつかむイニョプ。
ムミョンに、その行動とタメ口をたしなめられるイニョプ。
間違ってました、若様はお嬢様を信じて頼まれたのです、ください、どうか!と、跪くイニョプ。
手紙は若様宅に戻した、また送られることだろう、待ってみろと、ユノク。
推奴(チュノ)に負われるサウォル。イニョプのところへ行くために、何度も逃げ出しているのだ。
首に縄をかけられるサウォル。
『私は必ずお嬢様のところに行かないと。私のお嬢様は私がいないとダメなの。生きられないの。放してよ、行かなきゃなんないの。お願いだから・・・』と、サウォル。
その後、キム・チグォンの命により、サウォルを買うパウ。
トックが物干しをしているイニョプに文を投げる。母親の墓と書いてあった。
直後に塀の外に出てみても誰もいなかった。
その様子を見ていた満月党の男。
クク・ユ宅でイニョプを待っていたウンギだったが、代わりに母がやってきて連れ戻されそうになる。
ムミョンの部屋から剣を持ち出し、母の墓へ向かうイニョプ。
それに気づき尾行するムミョン。
イニョプが墓に到着すると、母の墓が掘られ祀られていた。付属の小屋に明かりが灯り行ってみるとトックが出てくる。
跪き、他の場所に埋めようがなくて、奥様の墓に合祀したと告げるトック。
剣を抜き、我が家をこの様にしたのは誰なので!と、激昂するイニョプ。
私を許さないでください、家族で脅迫されて仕方なくと、トック。
『誰なの?誰がそうしたの?言いなさいよ!』と、イニョプ。
『大監マニムは太上王( テサンワン)殿下から特命を受けられました。朝鮮に隠れている満月党の組織を探しだせという。それで、私をわざと党に入れ・・・』と、トック。
すると、何者かが放った矢がトックを射る。更にイニョプをかばって矢に当たるトック。
『お嬢様、大監マニムが悔しく残したものがあります。私が裏切っても、大監マニムは、また再び私のような者を信じてくださり、それを、お嬢様に渡せと・・・』
再び矢を受け倒れてしまうトック。
『ちょっと、悪いやつ!死んではダメ!』というイニョプを、さらに矢が襲おうとしていた。
イニョプの道 第5話あらすじ・解説に続く
韓国ドラマあらすじ団
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