夜更けに3人で外出し、巡衛府(スヌィブ:순위부)の壁に壁書を張る。
直後に人定(インジョン:인정)となったために急いで帰ることに。
見つかれば捕縛されてしまう時間だからだ。
けれど、見つかりそうな状況なので、サウォリが囮になり騒ぎたて、その隙に逃げる二人。
それに気づいたムミョンは、追われるイニョプを匿い連れて帰る。
行廊 (ヘンナン:행랑 )で文字のわかる下女が私しかいないじゃない、最後にそれ一つでもやって行きたかったと、イニョプ。
二人の様子を目にしたユノクは、二人は普通の仲じゃないようだとウンギに告げ、いっそのことくっつけようかと言い出す。
夫人がいいようにしてくれと、ウンギ。
一時は情人だったのに、そんなに関心がないのかと、ユノク。
今は下女だと、ウンギ。
その答えに気分を良くするユノク。
朝になり、子の母で呼ぶことの出来ない情人の女が死んだとの内容の壁書が発見される。
そして、巡衛府の兵が山から遺体を掘り起こす。
そして、ホ・ウンチャム宅に捜査と取り調べに入る。
文字がわかるかと問われたイニョプだったが、わからないと答える。
ホ・ウンチャムはイニョプが準備ができたと言っていることを太宗(テジョン:태종)李成桂(イ・ソンゲ:이성계)に話す。
日を決めよと、太宗。
巡衛府の将帥はホ・ウンチャムに対して、下女の死の処理に頭が痛いことを告げる。
ハン氏夫人はホ・ウンチャム宅に乗り込んで、ユノクを連れて行きしっかり教育すると言う。
あれこれ心配をかけたが今は大丈夫だと、夫婦仲も良くなったように装うウンギ。
調査が終われば夫人は恐らく外命婦(ウェミョンブ:외명부)の人ではない、夫人はこれ以上、貞夫人( チョンブイン:정부인)ではなく、私が政丞になっても貞敬夫人(チョンギョンブイン:정경부인)にはなれないと、ホ・ウンチャム。
また、死体が官衙に渡った以上、殺人事件となるのだ、獄舎へ行くか、そうでないなら封爵を放棄するか?と迫る。
どちらも嫌だ、どうして私がしてないことで罰を受けるので?大監が解決できないなら私がする、出てこないでくれと、ユン氏夫人。
好きになさいと、ホ・ウンチャム。
本当に死ぬか!と、ユン氏夫人。
好きにしろってと、ホ・ウンチャム。
プンイを呼ぶユン氏夫人。
ムミョンが住んでいる場所をやると言われて、罪をかぶることを承諾するプンイ。
もちろん、放免されることは前提だ。
その後、タンジネを呼び、文字を知っている唯一の下女イニョプを犯人に仕立てるように命じる。
そして、証人がいなければならないと金も渡し、タンジを考えなければと念を押す。
こうしてプンイとイニョプが捕縛されることになる。
イニョプについては上典(サンジョン)告発罪によるものだった。
その後、ムミョンはイニョプが捕縛されたことをウンギに告げる。
下女一人などどうでもいいと言われれば仕方ないが、挙事に支障が出るとも。
父がすることに私が何の関係が?父上と論議しろと、ウンギ。
言葉とは裏腹に、思い悩むウンギ。
獄舎にイニョプを訪ねるホ・ウンチャム。
殿下にお会いするのに幾日もないのに獄舎に閉じ込められて、どうすればいいでしょう?と、イニョプ。
証拠を見つけたと?と、ホ・ウンチャム。
はい、端緒が1つ2つではありません、殿下とともに見れば私を信じてくださるかとと、イニョプ。
私に渡せ、恐れもなくお前ごときに我が家の命運をかけると思ったか?それにオギのことまで、私の妻がそうもたやすく見えるか?断罪するにしてもお前のような賤民ではなく私がすると、ホ・ウンチャム。
そして、再度証拠を出せという。
できないなら?どうなさいますか?私は人を殺した上典(サンジョン)を告発した罪で死ねば終わりですが、殿下と約束された大監の信任はどうなさるので?いっそお殺しください、殿下が本当に喜ばれます、逆党を知っている唯一の証人が、家門の威信のために死んだという事実を知れば!と、イニョプ。
神に祈り、その後、イ・バンウォンの簪を確認するヘサン。
また、鍼も出す。
ムミョンは老婆の様子を見てくるようにと、ホ・ウンチャムからの命を受ける。
また、ホ・ウンチャムは、ムミョンに対して彼女がお前の何かしらを見るといえば見せろとも告げる。
イニョプのことを尋ねるムミョン。
すべてのことは嘘だったと申し上げればいいと、ホ・ウンチャム。
老婆を殺すヘサン。
その後、老婆を尋ねたムミョンは、怪しい人影を追いヘサンを見つける。
私がせねばならないことだったと、ヘサン。
兵判(ピョンパン:병판)大監が探している子が我が党にいるのですか?と、ムミョン。
いつから党命の理由を尋ねるのだ?これ以上尋ねるなと、ヘサン。
兵判大監に報告しなければなりません・・・今度から出ないでください、私がしますと、ムミョン。
キム・チグォンに老婆の死を報告するヘサン。
必ず挙事を成功させねば、うちの鳥が本当の巣を見つけ飛び立つ前にと、キム・チグォン。
奥様の言うとおりにしただけだと白状するプンイ。
一人でしでかしたことだと自白しろと、官吏。
言われるがままにしただけだと、プンイ。
それがまさに罪だ、生意気な壁書を張った女やお前は、斬刑を免れないぞと、官吏。
サウォリとタンジが獄舎に面会にやってくる。
ムミョンに会えば会おうと言っていたことを伝えてと、イニョプ。
兵判(ピョンパン:병판)を通さずに主上に直接行く道を開かないければ、王宮に行くぞと、キム・チグォン。
私も共にしますと、やってきたウンギ。
機会を与えてくれぬか?何時の日か我々とともにするものだと、キム・チグォン。
頭を垂れるヘサンとムミョン。
王に直接行く道は誰が?と、ウンギ。
こんな時のためにあれこれと牌を準備していたと、キム・チグォン。
イニョプの道 第13話あらすじに続く
韓国ドラマあらすじ団
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