私的な感情は置いておくのはどうですか?若様と私は嫌でも同じ舟に乗る人ですと、ムミョン。
お前の出身を聞いた、世をひっくり返さなくてもお前の勝手に暮らせるのに、何をしようと続けてそうなのだ?と、ウンギ。
私は未だに満月党員です、党のために生き、私のために生きませんと、ムミョン。
お前が党を去れない理由は、イニョプのためだと知っている、結局お前は自身のために生きるやつだと、ウンギ。
それなら若様は、イニョプのために選択されたのですか?と、ムミョン。
見てみよう、お前がどのように変わっていくのかと、ウンギ。
党首の息子としてイニョプを裁可することが出来ないなら、更に遅れる前に告白してください、若様が誰の息子なのか、満月党の党首が誰なのか、後で知ることになれば、より大きい傷になるのがわかりませんか?イニョプが欺かれていたとしても、真実は欺くことは出来ません、若様と私は以前は同じ条件でした、ただし私は明らかとなり、若様は今も騙しているということが違うだけでしょうと、ムミョン。
ムミョンの目標は父を押し出し、朝鮮の王になることだと、ホ・ウンチャムに告げるウンギ。
ウンギがムミョンを疑いの目で見ているのだなと、キム・チグォン。
党首もですか?と、ムミョン。
私は私達の歳月を信じる、お前は朝鮮の子ではない、高麗(コリョ:고려)の子だと、キム・チグォン。
また、李芳遠(イ・バンウォン)に行けば王子の身分だ、後継者にもなれるのではないか?と、キム・チグォン。
一介の庶子には不可能ですと、ムミョン。
我々がお前の後ろ盾になることもできる、朝鮮の新しい王になることも不可能なことではないと、キム・チグォン。
高麗の復権が党の目標ではないのですか?と、ムミョン。
高麗の子が王になることも、目標を半分成すことになるのでは?我々がお前を朝鮮の王にしてやると、キム・チグォン。
また、当分は向こうの言うとおりにして信頼させろとも。
その話を外で聞いているカヒア。
私の手を断ったのは、信じるところがあったからだったのだな?と、ウンギ。
監獄で旦那様が助けてやれるとおっしゃった時、実は捕まえたかったです、とても切実に助けてくれとぶらさがりたかったです、けれど、旦那様を押し出すばかりだった私が、最後の瞬間だからと、その手を握ることができませんでした・・・
持っつもののない私が差し上げることができるのは、旦那様の心を押し出すこと、それだけでした、それが、私が差し上げることができる全部でした・・・と、イニョプ。
恥ずかしくないのか?お前はいま逆徒の一員といる、お父様がどのように無くなったのか忘れたのか?仇を取るという誓いはどうなったのだ?と、ウンギ。
忘れずにいるわ、心に刻み日々努力してるわと、イニョプ。
なのにどうしてあいつなんだ?と、ウンギ。
人は変わるわ、ムミョンは変わっているわ、反省して後悔しながら、私を助けているのと、イニョプ。
あいつがどれだけ変わったのかよく見ていろ、私があいつの実体を一つ一つ露わにしてやるからと、ウンギ。
カン氏夫人が闘牋(トゥジョン:투전)で失った装飾品をこれみよがしに付けるタンジとケットンイ。
イ・バンウォンに対して、ムミョンが再び狙っているのをご存知ですか?と、上申するウンギ。
確認できない事実を上申するのは私を欺瞞することだと、イ・バンウォン。
自分も満月党なので確信があると、ウンギ。
わざと潜入していることを説明するホ・ウンチャム。
機会をくだされば私がすべて明らかにしますと、もう一度狙われる状況を作ってください、ムミョンは富貴栄華を望んでいるのではなく、玉座を狙っているのですと、ウンギ。
私が得られるものは何だ?と、イ・バンウォン。
真実です、誰が真に殿下の味方なのかと、ウンギ。
その計画を許可するイ・バンウォン。
父に対して恐れを指摘するウンギ。
これからは父上の代わりに私が直接出るとも。
チボクに何かしらの指示を出すウンギ。
妓房(キバン:기방)にイ・バンウォンがやって来て、ムミョンと会う。
外からチボクが矢を放つ。
イ・バンウォンをかばうふりをしてその矢にあたるウンギ。
こうして嫌疑をかけられるムミョン。
このためにお前が私の命を受けてきたのか?私の信任を得て、今日のようなことをしようと、企んでいたのか?私の息子になることより、龍床がより欲しかったのか?と、イ・バンウォン。
そうではありませんと、ムミョン。
それならどうして再び殿下を弑逆しようと?と、ホ・ウンチャム。
お前の罪を申し上げよと、ウンギ。
ウンギが外に席を設けた意図を感じるカヒア。
二度は機会はないと、剣を振り上げるイ・バンウォン。
最後に言葉はないのか?とも。
私の母もこのように送ったのですか?母が、父の手で死んだと聞きましたと、ムミョン。
そこにイニョプが駆けより間に入る。
『なりません殿下!他人ではありません。殿下の血筋です。数十年を巡り巡ってようやく探した殿下の血筋というのです』と、イニョプ。
『その血筋が、今私を害そうとしたではないか?』と、イ・バンウォン。
『確実ですか?自分が誰なのかわからない時でさえ、揺れて危害を加えられなかった人です。もう殿下がどんな意味なのか、自身の根本が誰なのか明らかに分かるのに、このように愚かなことをするはずがありません。どうかご推察ください・・・
世に生まれて、たった一度も父を呼んだことがないと悔恨する息子です。そんな息子が、ようやく見つけた父親に向かって、矢を射た?剣を振った?本当にそうお考えなのですか?』と、イニョプ。
引きずり出せと、イ・バンウォン。
そして、剣を振り下ろす。
イニョプの道 第15話あらすじに続く
韓国ドラマあらすじ団
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