タンジを追いかけてくるユンソ。
後始末して戻ってこい、今回は本当に整理しろ、お前の子は受け入れてくれても、この男はダメだ、婚姻は三人でするんじゃないと、トクセ。
一旦トクセに嫁に行って・・・と、身勝手な提案をするユンソ。
ユンソをひっぱたき、両班をひっぱたけば処刑でしょ?よかったわ、殺すときに殺してください、私の子と一気に消えるからと、タンジ。
いくら怒ったといって、上典(サンジョン:상전)を?と、ユンソ。
旦那様は未だに私の上典ですね、私は何時でも旦那様は私の男だったのに・・・同じ賤民の人生を犠牲にせず、両班であってもなにか一つ失ってみて、できないでしょ?旦那様は一つも失うことは出来ないわ、どうして?両班だから・・・それなら私でも失ってください、旦那様の人生で失くなってもいいものは、私くらいだからと、タンジ。
キム・チグォンの部屋に忍び込み、何かしらの鍵を入手するイニョプ。
見つかりそうになったが、サウォリが時間を稼いでくれた上に、ハン氏夫人がやって来たことで、見つからずに済む。
獄舎を出て行くムミョン。
そして、アジトへ行く。
オレを罠に陥れたのは誰の命だったのだ?党首だったのか?違うなら息子か?それでもなければ、ふたりともか?と、ムミョン。
ヒョンのせいで饌母(チャンモ)様が・・・と、チボク。
すると、青い顔をしたヘサンが出てくる。
祖母だけでなく母親も我々の手で殺した、主上ではなく我々だった、お前の母も我々のように間者として、主上の寝所に潜伏したが、主上を恋慕することになった、そうしてお前を身ごもり、党員として生きるより女として生きようとした・・・
お前が生まれた日が、お前の母が死んだ日が、まだ目の前に鮮明だ、一度だけ子供の顔を見せてくれと涙を流したが、ついにはお前の顔を見せてやれなかった、お前の母は党首の手で死んだ、お前の母を助けられなかった、ならば、お前だけでも私が守ろう、そう誓ったのにと、ヘサン。
やめてください、気力を回復させないとと、ムミョン。
謝り、我々を絶対に許すなと言い絶命するヘサン。
このように逝って・・・と、涙するムミョン。
イニョプが何かしら勘ぐっていることに気づき、ウンギに問うキム・チグォン。
以前のように純粋な班家の令嬢ではないと言い、我が家で何を探すのか一度見てみようとも言う。
そのイニョプが見つけたのが、高麗王室の祠堂であり高麗王族の位牌だった。
剣を携えキム・チグォン宅にやってくるムミョン。
祠堂にいたイニョプの前に現れるウンギ。
ムミョンはキム・チグォンのところへ行き、母を殺したのは党首かと問う。
お前の母も裏切り者だった、お前が女のために裏切ったようにとキム・チグォン。
父の存在も母の死も、事実を言うべきでしたと、ムミョン。
そうすれば、お前は私達と共にすることが出来なかった、お前の母が死んだ時に一緒に埋めねばならなかったと、キム・チグォン。
むしろそのほうが良かった、何も知らずに殺すべきだったでしょう、仇の息子を殺し屋に育て、その長い歳月、一人で笑っていたのではないですか?と、ムミョン。
これからお前が私に復讐をしようと言うのか?と、キム・チグォン。
自分の父であると知らず、王を殺すために生涯研いだ剣です、今になって本当の的に会ったのですね、党首様が消えれば満月党も消えます、すべて私の手で失くして差し上げますと、ムミョン。
選択せねばならないな、今お前の女も危機に面してるようなのでと、キム・チグォン。
何を知りたいんだ?と、ウンギ。
逆党の証拠と、イニョプ。
何時から知った?と、ウンギ。
何時から騙してたの?はじめから?下女になった時から?この家に、一度入ってみたかった、何があるのか、何が隠されているのかと、イニョプ。
サウォリを祠堂に閉じ込め、お前はもう多くのことを知っている、サウォリはここが安全だと、ウンギ。
私達が互いにここまでしないといけないの?と、イニョプ。
お前はどうせ終わったと言わなかったか?と、ウンギ。
私を相手にしてサウォリを放してと、イニョプ。
そこに、心配するなと、キム・チグォンがやって来る。
彼はムミョンに剣を向けられていた。
イニョプに剣を向けるウンギ。
言葉のやり取りがあり、まずはムミョンが剣を捨てる。
当分サウォルは我々が連れている、こいつが捕まったと聞けばその時放してやると、ウンギ。
むしろ自分が残ると、イニョプ。
近いうちにまた会いましょうと、ムミョン。
獄舎に戻れ、戻らなければサウォリが死ぬ、あの子がイニョプにどんな意味かわかるか?イニョプはサウォリを助けるためにうちの息子を諦め、お前と婚姻する考えをした、イニョプは自分の命を捨てても、サウォリを捨てられない子だ、どうする?我々がサウォリを好きにしてもいいのか?と、キム・チグォン。
イニョプガ自分から離れた真相を知るウンギ。
獄舎に戻る、あの子には何の罪もないと、ムミョン。
方法を探すから、今日は一旦戻ろう、機会があるはずだと、ムミョン。
あんたが死ぬのはダメ、サウォリも。
俺たちは誰も死なない、今までも生き残っていたし、これからも生き残るはずだと、ムミョン。
家内をよく世話しろ、この状況で兵判(ピョンパン:병판)との関係が落ちてはダメだ、夫人は家族ではなくお前が持つ牌だ、牌をうまく管理してこそ盤で成功するのだと、キム・チグォン。
肝に銘じますと、ウンギ。
イニョプとの事を思い出しながら獄舎へ戻るムミョン。
そのことに気づき、ムミョンを追いかけるイニョプ。
脱獄した罪人だ、罪の対価を払うので、兵判(ピョンパン)を呼んでくださいと、ムミョン。
だめ、行かないで、あんた死ぬわ、少し越えて行けば死ぬというのよと、イニョプ。
オレを信じろ、くだらない噂を聞いても、俺達がした話だけ覚えていろ、必ずお前を訪ねるさと、ムミョン。
だめ、言ってはダメ、ムミョン、行かないで!と、イニョプ。
必ず戻るさと、ムミョン。
イニョプの道 第16話あらすじに続く
韓国ドラマあらすじ団
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