タンジとタンジネを呼んでいるカン氏夫人。
その妙に優しい様子と、プンイを呼んだことから死を感じる。
逃げようというタンジネ。
逃げて隠れ住むのが簡単なことだって?私がやってみたじゃない、母さんは出来ないわと、タンジ。
イ・ソンゲに会うことになるムミョン。
歳をとったので人よりこいつらのようなのがより慰めになる、裏切ることを知らないと、インコを愛でるイ・ソンゲ。
自分の側につく理由をイ・ソンゲから問われたムミョンは、大切な人を守りたいと答える。
また、やりたいままに父上を罰するだけ罰して、許せないなら許さないでくださいとも。
大義は太上王殿下にありますと、ウンギ。
玉璽を先に送れとのイ・バンウォンの条件を告げるムミョン。
パンウォンに直接取りに来いと伝えろと、イ・ソンゲ。
二人のうちの一人は王宮に戻れないだろうと、ウンギ。
殿下をお連れすると、ムミョン。
太上王が息子を排除できなければ、お前が父親を排除するんだ、それがお前のすべきことだと、ウンギ。
ホ・ウンチャムの懐柔を行っているキム・チグォン。
王室のことに干渉せずに結果を待とうとも。
その会話を部屋の外で聞くイニョプ。
その後、互いに話があるということで、後日会う約束をするイニョプとキム・チグォン。
命を絶とうとして崖から身を投げようとしたタンジを、身を挺して助けるユンソ。
私もオギ姐さんの様になるのが時間の問題よと、号泣するタンジ。
タンジを背負って帰るユンソ。
そしてこれから強くなると誓う。
明日、パンウォンとイ・ソンゲが会うことをカヒアに話すキム・チグォン。
そして、お前が最後の牌はお前になるだろうと言い、毒の小瓶を渡す。
自分たちが失敗すれば、その時はお前が動くとも。
再会するパンウォン父子。
今日王宮に戻る王はお一方です、大監は誰にお仕えするのか選択してください、我々は太上王( テサンワン)殿下をお連れし還宮しますと、ウンギ。
日和見のホ・ウンチャムは一旦拒否感を示すが、すぐに態度を変える。
お前を許さないというイ・ソンゲに対し、私はもう父上の許しは必要ない、私を認めなければ、私が先に父上を捨てると、外にいる息子も捨てるイ・バンウォン。
お前は人か?と、イ・ソンゲ。
君主は人ではありません、私は兄弟を殺し父上を押し出し、息子をも知らないふりする背倫でしょう、けれど人の道を行ったとして帝王の道が美しくなるというものではないでしょう、私が押し出さなければ、彼らは私を殺したはずです、父上もよくご存知ではないですかと、イ・バンウォン。
私はお前がこれ以上罪を犯す事を望んでいない、満月党と手を握ったのも彼らの勢力が必要だったからだ、けれど最後の瞬間、孫がこう言ったと、イ・ソンゲ。
イ・ソンゲは、世孫を約束されたわけでもなく、二人の仲を取り持ち去るといっているムミョンが信じられなかった。
イニョプ一人を守るためでもなく、自分が守ろうとしているのは父親でもあること、悔しく死んだ父のために命を投げ出す人もいる、そのおかげでわかった、殺伐とした過去を一掃するためには、今は父を守るのだということを、そうすればイニョプを守ることができるというのだと言っていた、ムミョン。
また、太上王殿下も、どうか息子が父を守れるように助けて下さい、歴史にどんな記録が残るのか、さらにもう一度省みてください、殿下のために仕事をして、無念に死んだ府院君のような臣下の犠牲を無駄になさってはなりませんとも。
イ・ソンゲはキム・チグォン親子が組んだ北方の将帥たちの書を証拠としてパンウォンに渡す。
けれど、こうしたとしてもお前を許したのではない、お前の顔を見て過ごせない、すぐにでも剣をとって・・・玉璽を渡してやるので、還宮は無いことに、これ以上私を苦しめるなとも。
出てきたイ・ソンゲに即座に跪き還宮を護衛するというホ・ウンチャム。
その後出てきたイ・バンウォンは、まずはウンギ親子の捕縛命令を出す。
ウンギに剣をかざすムミョン。
けれど、ある程度予測していたウンギは、イニョプがどこに居るか気にならないか?イニョプはいま我が手中にあると告げ、逃げていく。
私が解決しますと、一人追うムミョン。
生きていても息子の女になれない、我々のための犠牲になれとキム・チグォン言われ、チボクに殺されそうになるイニョプ。
とっさにイニョプをかばい、代わりに刺されたのはウンギだった。
その後にやって来たムミョンに助けられ、ウンギを連れて去るイニョプ。
チボクは兵に捕まる。
ホ・ウンチャムは大逆罪で捕縛される。
イ・ソンゲは咸興へ帰り、イ・バンウォンは玉璽を手に入れる。
ホ・ウンチャムの家族も捕縛される。
ユンソはタンジとタンジネの奴婢文章を探しだし、タンジへ渡す。
一旦これを持って遠くへ行き子供を産んで待っていろとも。
すぐに捕まるウンギ。
アジトにウンギを連れて行くイニョプ。
一緒に行こうといえば欲心だろうな?と、ウンギ。
一緒にいてあげられるのはここまでと、イニョプ。
権力・王・謀反なんて、夢にも思っていなかった、私はただお前の新郎となって、禄を食みお前を迎え、お前が作る飯を食べ、お前が縫った服を着て、一緒に過ごし子供を育てながら老いたかったのに・・・苦しめて・・・と、ウンギ。
それがすべて、私に向かう気持ちだったということ、私わかるわ、だから最後まで憎むことが出来なかった、あきらめないで、オラボニにはまだ守らなければならない人がいるじゃない、お母様を捨てるの?と、イニョプ。
先に下りろと、ウンギ。
行くのを見届けると、イニョプ。
二人が外に出るとムミョンがやって来ていた。
イニョプを見送れと、ムミョン。
嫌だと言ったら?と、ウンギ。
お前のそばにいれば死ぬ、こっちに来いと、ムミョン。
私達を見送ってと、イニョプ。
イニョプの道 最終回(第20話)あらすじに続く
韓国ドラマあらすじ団
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