ソサの墓に到着するケットン。
ポンサムと婚姻してはダメだと、ナム・ソニュ(ソンドル)。
中殿ママが許可されたことなので、そのことなら話すことはないと、ケットン。
言い合いをしている二人を見つけるポンサム。
これは道義的問題だ、何を言ってもチルリョン君がユスオンマを殺した事実は変わらない!と、ナム・ソニュ。
愕然とするポンサム。
証拠はないし、すでにキル・ソゲが罪価により命まで失った、それで全て終わりだと、ケットン。
天知地知我知子知、天が知り地が知り、ママ様が知り私が知っている、チルリョン君がポンサムの妻となれたとして、実母を殺した女性が、どうしてユスの母になれるというのか?と、ナム・ソニュ。
ケットンが去ったあと、ナム・ソニュの前に出てくるポンサム。
一時は友だったのに、おまえがユスオンマを殺したチルリョン君と婚姻することを、オレがどうして見ているだけなのだ?と、ナム・ソニュ。
いつ、いつから知ったと尋ねている!と、ポンサム。
ヤンピョンに税穀米を持ってこようといった時と、ナム・ソニュ。
ナム・ソニュを殴るポンサム。
どうして今?どうして今になって!と、ポンサム。
お前がチルリョン君と結婚しようと気を変えるとはわからなかったと、ナム・ソニュ。
『嘘だ、黃帖(ファンチョプ)のためだろ?どうしてキル・ソゲが歩いたその道を歩くんだ?どうしてその道を行く?六矣廛(ユギジョン:육의전)大行首(ヘンス)という座が人をそうさせるのか?友だった、オレの胸の中深く未だオレの友ソンドルだった。なのにだ、オレの友が行った・・・六矣廛大行首ナム・ソニュあんたは、権謀術数に堕落した市井の輩なだけだ!ユスオンマのいるところから、今すぐ消えろ!』と、涙ながらに話すポンサム。
自分の愚かさを嘆き、どうか許すなと、ソサの墓に語りかける。
国師堂(ククサダン)で神に挨拶をしたのち、松坡へ向かおうとするケットン。
ケットンの過去の言動を思い出していたポンサム。
そこにやって来たトリは、20年来の友に言えないことがあるのかと問う。
『ヒョン、ユスオンマ、オレのユスオンマ、ユスオンマを害したのはケットンだって・・・』と、ポンサム。
妻も友もケットンを失うポンサムがソサよりも可哀想だと、トリ。
当分の間ケットンだけでなく仲間にも気づかせてはダメだと、ポンサム。
また、黃帖を得られなければ、褓負庁だけでなく朝鮮の商圏が崩れるはずだとも。
さらに、ケットンのことも米のこともどうすればいいのか、時間が必要だとも。
黃帖を中殿から受け取るケットン。
ポンサムに翼を与えることになるので、チルリョン君にも助けと成ることを願うと、ミン・ヨンイク。
黃帖(ファンチョプ)をポンサムが得たことで、米の取引先を六矣廛ではなく褓負庁を選択する各地の客主。
苦虫を潰すナム・ソニュ。
ポンサムはイヒョン市場に米・塩。綿布を扱う朝鮮流水組合商会を設立する。
ナム・ソニュはすぐに褓負庁を潰さねばと、ミン・ヨンイクに告げる。
けれど20万人の組織であるため王の教旨を得るにも名分がいる。先日の軍乱は2万で起きたのだが、褓負商(ポブサン:보부상)が乱を起こせばそれどころではない大規模なものになるからだ。
敵を敵で制すべく、日本の商人一郎を呼ぶようにと、メン・グボムに告げるナム・ソニュ。
黃帖を持ってきたケットン。そして、もうみんな知っているし中殿ママの許し萌えたので、そちらから言うべきだ、私達の婚姻の日を決めればいいと、ケットン。
商会の起業式をして、そのあと話をしようと、ポンサム。
起業式。招待されてもないのにやってくるナム・ソニュとミン・ヨンイク。しかも、日本の商人を引き連れている。
追い返さずにクッパプをごちそうするというポンサム。
米を渡すと約束していた商人に、どうして渡さないのかと難癖をつけ始める日本の商人。もちろんこれは予定通りの行動だ。
そして言い合いをしていると、逆上した日本人が銃を抜き、ポンサムに対して、お前を殺しに来たがお前は二番目だと告げ、先に朝鮮の商人を撃ち殺してしまう。
日本人商人は蹴りまくられる。
さすがにここまで想定していなかったソンドルは呆然とする。
兵を呼べと、ミン・ヨンイク。
弾丸を放った男は逃げてしまう。
日本人商人が死んだことで、ポンサムを逮捕しろと兵。そして、商会の者たちと兵とで争いが起こる。
マンチはポンサムを気絶させ抱えて逃げる。
逃げる途中、ケットンのところに行ってはダメだと言っていたトリが尻を撃たれる。
『オレの心配はせずに早く行け、オレは何の罪もないから大丈夫だ』と、トリ。
『チェ・ドリ ヒョン!』と、マンチに抱えられたままのポンサム。
商売の神 – 客主2015 第40話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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