ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第6話感想&あらすじ前半です。
主に感想をメインにあらすじをサブにして記述していきます。(けれど結局あらすじになるかも)
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第6話放送日と視聴率:2013年11月12日:視聴率:16.3% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
あらすじ
ヨム・ビョンスはスンニャンに肉を馳走し、タファンの死体のことを根掘り葉掘り問う。心配するなというスンニャンは、どうしてアナタは無事なのかと問う。
民家からあやしい通報を受けて一人だけ出ていたのだと答えるヨム・ビョンス。一人だけ禍を逃れキ・ジャオを救いに開京(ケギョン:개경)まで来たのにと、嘘泣きする始末。とにかく会えてよかったとスンニャン。
ワン・ゴの執事チョチャムはすぐにでもスンニャンを捉えようとするが、タファンの死体が先だというヨム・ビョンス。将軍の座が約束されてからは不遜な態度にいっそう拍車がかかっている。
計画通り、スンニャンはヨム・ビョンスを死体のある場所まで誘導し、捕まってみせる。
高麗(コリョ:고려)の国号を廃す
王宮ではヨンチョルが、すでに話はまとまったとワン・ユに告げる。王がいないのに何がまとまったのだとワン・ユが問うと、ワン・ゴが代わりに答える。高麗という国号をなくし、元の国号を使うことが決まったというのだ。
中にいる大臣たちは誰も反対しなかったと大妃。ワン・ユは自分を廃位せずに殺せという。高麗の他の誰の罪でもなく、自分が全てをかぶるというのだ。
お前の命ごときで贖える罪ではないというヨンチョル。先に元に帰るので、後のことはワン・ゴと処理しろとタンギセに命ずる。そこに、ヨム・ビョンスが入ってきて、ヨンチョルに対しタファンの死体を運んできたと告げる。
皇太弟の遺体、生還
タンギセ兄弟とペガンが確認しに行く。水死体なら確認できないというタンギセだったが、ヨム・ビョンスは塩で覆っているため確認できるという。タプジャヘが確認しようとするが、あまりの臭いに躊躇する。
そこで、ペガンが代わりに見る。ペガンは『南無観世音菩薩』と唱え、タファンの冥福を祈るが、すぐに生きていることに気づく。けれど、報告しない。
大明殿に運ばれた棺桶。皆がこれみよがしに嘆きを表す。けれどスンニャンはワン・ユに対してタファンが生きているという。そしてタファンが立ち上がる。驚く重臣たち。
『おっしゃってください、太弟殿下。太弟殿下をテチョン島で殺そうとしたのはあいつらだと明らかにしてください』というスンニャン。
わたしたちですか?と問うタンギセ。ペガンは、真実を明らかにした瞬間に殺されるから言ってはダメだと目線で意を送る。
ヨンチョルから『大丈夫ですおっしゃってください。誰が誰を殺そうとしたのですか』と、言葉とは裏腹に目線で恫喝されたタファンは狼狽するばかりだ。そして、どうにもならないと悟り、気を失ったふりをする。
生きているのが確認できたから大丈夫だというワン・ユ付きの二人。ワン・ユもまたスンニャンをハグして労をねぎらう。『生きて帰ってくれてありがとう。ありがとうスンニャン』と。
タファンはまだ気を失ったふりをしている。ヨンチョルは誰が最後に死体を確認したのかと怒り、剣を息子たちに向ける。殺してくれという息子たち。それを止めるワン・ゴ。むしろここで皇太弟を殺すというタンギセ。
ワン・ユをはじめ、他の者も皇太弟が生きているのを見ているのにどうするのかと問うヨンチョル。状況を把握できないタンギセを叱る。そして、ペガンに対してタファンが起きるまでネズミ一匹入れるなといい退出する。
ペガンは誰もいないから起きても良いとタファンに伝え、すでにアナタが皇帝だと告げる。ヨンチョルはそうは思ってないだろうというタファン。けれど、ヨンチョルの心をつかむことは、そう難しくないことだと言うペガン。
父との再会
『皇太弟を信じられるのか?』と、スンニャンに問うワン・ユ。自分と確かに約束をしたから心配しないでくれと答えるスンニャン。スンニャンはキ・ジャオはどうなったかと問う。
会いに行くと牢の中で悲惨な姿になったキ・ジャオがいた。『お父さん』と、何度も声をかけてもしばらくはスンニャンとわからない状況で、カラクジ(指輪)を触れさせることでようやくスンニャンだとわかる。
涙ながらに父を呼ぶスンニャン。キ・ジャオは唯一残された文字を書くという方法で、スンニャンの手のひらに自分の気持ちをしたためる。
『泣くな我が娘よ。死ぬ前にお前に会えて、これ以上心残りはないぞ』と、血の涙を流し再会を喜ぶ。
『お父さん、少し待っていてください。太弟殿下が目覚められたら、解くことができるでしょう。わたしがお父さんをこんなにしたやつを許さないわ!』と、スンニャン。
『ヤンイ』と心のなかでスンニャンの本名を呼ぶキ・ジャオ。
スンニャンと真実を明らかにすることを約束したと主張するタファン。けれどペガンは正気になってくれという。
また、『先帝が誰の手でなくなったとお考えですか?皇帝になれば父の無念を晴らすことができます』と言うタルタル。
何をすればよいか、ようやくお分かりになりましたか?と、ペガン。
そのころ、ヨム・ビョンスはワン・ゴの折檻を受けていた。執事もタメ口を聞けば死ぬぞと、先日の借りを返す。ヨム・ビョンスはスンニャンを自分の手で殺すと誓う。
偽証
タファンがヨンチョル以下元軍と、ワン・ユとその側近との前に出てくる。もちろんスンニャンもいる。ヨンチョルとワン・ユに、誰が首謀者なのかと問われる。タファンの目を見て頷くスンニャン。
けれど、タファンは高麗軍だと答える。高麗王の命を受けた高麗軍が自分を殺そうとしたのだという。
『どうして嘘をつくのですか?』と問うスンニャン。タファンは、キ・ジャオが自分に剣を振りかざしたのをしっかりと見たという。
『その口を閉じてください!』と、叫びタファンに近づこうとするスンニャン。けれど、タンギセにより進路を阻まれる。
スンニャンを獄へ入れろというヨンチョル。『こいつには罪はない。むしろわたしを殺せ』と言うワン・ユ。『お前の命はすでに我が手中にある、死にたくてもわたしの許しが必要だ』と、ヨンチョル。
スンニャンがキ・ジャオの獄に入ると、彼はにわかに苦しみだす。『すまない娘よ。我が娘スンニャン。母を守ることのできないダメな父を・・・』と、キ・ジャオ。そして、絶命する。号泣するスンニャン。
タファンの撹乱
呼ばれたと聞きヨンチョルがタファンを訪ねる。タファンは土下座をして、『助けてください』と、命乞いを始める。
バカになれと言われればバカになるし、操り人形になれというならそうなるし、臆病者になれというならそうすると、涙を流し訴える。
『こいつの正体は一体なんなのだ?』と、心の中で思うヨンチョル。そして、皇帝が崩御したことを告げ、二度と自分の前でこのようなことをしてはいけないという。その理由は天下の至尊は目の前にいる皇帝陛下だからだというヨンチョル。
『至尊とはとんでもない』自分ではなくアナタが至尊だというタファン。ほんとにバカだと心の中で思うヨンチョル。むしろその地位にはアナタが就いてくれというタファン。
もしかしたら自分の探していた皇帝はこの人かもしれないと思うヨンチョル。最後にただ気楽に生きたいだけだと言うタファン。
すると、ヨンチョルはすでに自分が保護していると言い、娘を娶れという。そして、皇帝は天が下すのだという。
『天もアナタの許しを受けるべきでしょう』と、タファン。その答えに満足するヨンチョル。再び頭を垂れるタファンは、守れなかった約束を守るとスンニャンに誓う。けれど、スンニャンは獄の中でタファンへの復讐を誓っていた。
タファンはペガンの助言通り、見事にダメ皇帝を演じきった。
奇皇后 第6話後半へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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