ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第15話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第15話放送日と視聴率:2013年12月16日:視聴率:18.8%
- 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后視聴率
ちょっと小休止と言った感がありますが、その数字が『総理と私』に移っているのが少し気になるところです。相手がキム・ボムスだけに、同伊(トンイ:동이)のときのように追撃するのかと思ってしまいます。
今のところ倍以上の大差はついていますが、この先の展開によっては肉薄されることもあるかもしれません。ハ・ジウォン、キム・ボムスと、どちらも好きなアクターなので、高いレベルでせってほしいと思います。
余談ですが、前回紹介したOSTに参加しているジュンスの双子の兄チュノ(ジュノ)は、タファンの護衛役として登場しています。形態は違うものの同じドラマに兄弟して参加しているって、すごいことですよね!
奇皇后あらすじ
『スンニャン、ヤンイ、スンニャン!』と、スンニャンの後を追うタファン。確かにここにいたはずだがというタファンだったが、コルタはスンニャンは男並みに歩くのが早いので、もう居処に着いたのだろうという。
スンニャンは忍び込んだワン・ユとともに隠れていた。『キレイだな』と、スンニャンの女性の姿を褒め、寒そうだからと自分の上着を脱いでスンニャンに着せるワン・ユ。大丈夫だスンニャンが言っても、じっとしていろと言い着せる。
タファンがスンニャンの居処に着いても誰もいない。待っていれば来るだろうと、コルタを下がらせる。殺風景な部屋を見て、内装の変更を考え始める。
そして、スンニャンが使っている領絹(ヨンギョン:영견:現代のハンカチ)を寝台の上で見つけ、臭ったり口につけたりしたあと懐にしまう。
ワン・ユはスンニャンに血書の話をする。ヨンチョルがタファンをテチョン島に送ったのもそのためだったと理解するスンニャン。
ワン・ユは血書を利用してヨンチョルを失脚させるつもりだと伝えるが、ここは怖いところで、殿下が危なくなると話すスンニャン。
『廃位となった瞬間、王としての私はすでに死んだ。私は必ず高麗の王として復帰する』と、ヨンチョル排除に対する自分の覚悟を口にするワン・ユ。
『わたしも殿下をお助けします。何であろうと私にできることを下命してください』と、スンニャン。『おまえがすることはない。再びお前を死地に送れというのか?』とワン・ユ。
『殿下の復帰を助けられるのなら、わたしの命など関係ありません』と、スンニャン。以前も今も高麗の民で殿下の忠僕だという。それでもこの件に関わるなと念を押すワン・ユ。
スンニャンが居処に入るのを見届けるワン・ユは、おまえが苦境に立てば、わたしも皇帝もお前を助け出すことができないのだと、心の中でつぶやく。
スンニャンが居処に入ると、妄想にとりつかれたタファンが寝台に寝転がっていた。『何をしてるのですか?』と、スンニャン。以前泥酔して訪ねてきて痛い目にあったのに、まだ足りないのかとも告げる。
タファンにはその記憶がなかった。コルタに聞けというスンニャン。すごく失敗をしたのかと問うタファン。けれどスンニャンに睨まれてすごすごと退散する。その後、コルタに聞いてみたが、詳細はわからないと言われる。
上疏文への細工
ワン・ユはチャン侍郎(シラン)に出くわした時に、上疏文に細工をし、ヨンチョルの憤怒を煽ることを思いつく。
パン・シヌはその任を買って出る。以前スンニャンと話した際に、スンニャンの助けが必要なときには、顔にほくろを描いてくれと言われていた。
けれど、このことはワン・ユに内緒にしてくれと言われていた。もちろん、スンニャンを巻き込んだと知られれば、ワン・ユからとんでもない叱責を食らうのも目に見えている。それでも、スンニャンしか頼るところはないのだ。
皇太后の晩餐会
皇太后主催の晩餐にワン・ユも招待される。タナシルリは招待されていなかったが、キレイに身づくろいをし参加する。気になるワン・ユがいるからだ。
礼節にも通じているとワン・ユを大絶賛の皇太后。それを否定するタナシルリ。タファンも久しぶりに正しいことを言ったとタナシルリに賛同する。皇太后はどうしてワン・ユに博識がないと即断するのかとワン・ユをかばう。
噂では性格が粗暴で女色に吹けると聞いたとタナシルリ。ワン・ユ公は自分が招いた貴賓だから慎めという皇太后。ワン・ユは間違ってない話だと、女色について話す時にタナシルリを見つめる。焦るタナシルリ。
タファンは寝る前に詩を読んでいると言い出す。字が読めるのかと驚くタナシルリ。タファンは自分が詩を読んだら答詩をしろとワン・ユに言う。そして、スンニャンに読んでもらった詩を諳んじ始める。思わず笑うスンニャン。
案の定、途中からしどろもどろになるが、ワン・ユは良い詩をしっかりと聞いたと答える。タナシルリは意味は何だと問うが、もちろん答えることはできないタファン。タファンはワン・ユに答詩をしろと振る。
ワン・ユは、『国破れて山河あり・・・』と、高麗を思いつつ杜甫の春望を朗々と吟じ始める。
これには皆感嘆せずにいられなかった。ワン・ユに憧れる女性が多いというのもうなずけると皇太后。タファンの惨めさに笑いをこらえつつ退出するスンニャン。そして、パン・シヌの顔のほくろを確認する。
謝罪
声をかけようとして素通りされたタナシルリは、どうして自分に謝罪しないのかとワン・ユに問う。仏塔でのことだ。文武と道理を兼ね備えている方が、礼はどうしたのですかとタナシルリ。
一国の王だった者をひっぱたくのは元の礼法なのかと問い、謝罪はあなたがするものでしょうと言うワン・ユ。あの夜はワン・ユ公だとは知らなかったとタナシルリ。
わたしもまた、あなたが皇后だとは夢にも思わなかった、偶然のことなのでこれ以上は問わないでくれといい立ち去るワン・ユ。
計画
パン・シヌはスンニャンに対して皇帝の執務室である文徳殿に入り込めるかと問う。そこで上疏文をすりかえろというのだ。
もしバレてしまうと、秘書省だけでなく、文徳殿の者も皆捕まえるだろうという。お前だけでなく殿下も危ないから心しろというパン・シヌ。
明日の夜までに文を用意してこの書に挟んでおくと、パン・シヌ。最後に、殿下のお前への扱いを残念に思うなというパン・シヌ。みんなおまえが心配なのだからと。
わかっていると答えるスンニャン。
奇皇后 第15話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
文責:韓国ドラマあらすじ団
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