奇皇后 第20話あらすじ&感想後半

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ハ・ジウォン(하지원)チュ・ジンモ(주진모)チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ

奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第20話感想&あらすじ後半です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

奇皇后 キャスト・登場人物紹介

奇皇后(きこうごう)人物相関図

 

奇皇后

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奇皇后あらすじ

ヨナが読む詩をスンニャンかと思い、振り返り起きるタファン。スンニャンでないことがわかり落胆し、ヨナを追い出す。

ぺガンと、タルタルタファンのところにやってくる。自分がヨンチョルを殺ったのに大丞相の地位が他の者に渡りそうだと不服を述べる。

お前たちの功はわたしが知っているが、皇太后のすることに自分は何も言えないとタファン。いいようにするからと言い、二人を下がらせる。

 

翌朝、スンニャンの部屋の前で待つワン・ユ。スンニャンが出てきたが、簪をつけてないのを見て落胆する。

皇太后に会いに行っているワン・ユ。ペガンと手を組んではどうかというが、ダメだと答える皇太后。そこにぺガンがやってくる。虎が自らの歩みで来たのかというのかと、皇太后。

自分たちも手を貸すというペガンたち。その必要はないという皇太后。業を煮やしたぺガンは、ヨンチョルを殺ったのは自分たちだと打ち明ける。

それで、大丞相の地位が欲しくて自分に従順だった陛下をたぶらかしたのかというのかと皇太后。今後はこういうことがないようにと、釘を刺す。

『虎を殺したところに雌狐が勢いづいたな』と、ペガン。タルタルは、ワン・ユが皇太后に会ったのは怪しいという。

そこにワン・ユが『怪しいことはない』と言いやってくる。もともと皇太后側だと。そして、機会を与えるからと、とある提案をする。皇太后も自分が説得すると、ワン・ユ。

事の次第はどうなったかと問うスンニャン。ワン・ユが振り返ると、スンニャンの頭には例の簪が差してあった。思わず笑みを浮かべるワン・ユ。

 

男として生きていた理由

夜になり、会いたくてスンニャンの部屋へと行くワン・ユ。そして、スンニャンの髪をとかす。

こうしてみると、お前のことはよく知らないな、どうして男として生きてきたのか?どうして瀋陽王を憎んでいたのか?と問うワン・ユ。

『15年前、黄州で貢女を解き放ってくださったこと、覚えておいでですか?』と、スンニャン。

『それを、どうしておまえが知っているのだ?そのことなら今も鮮明に覚えている。母とともに鞭に打たれた幼い女の子が目に浮かび、わたしが獄門を開いたのだ』と、当時のことを話しだすワン・ユ。

そして多くの貢女が死に、その子も母も死んだはずだ、わたしが間違っていて死んだのだ、わたしが獄門を開かなければと、涙するワン・ユ。

『殿下の間違いではありません。死んでいません。その女の子、まさにわたしです・・・。たった一度も世子(セジャ)殿下を恨んだことはありません。そのことで、苦痛を多く受けられたと聞きました。殿下が救ってくださった命です』と、スンニャン。

『その子だったのだな。その子が生きていたのだな』と、ワン・ユ。互いに涙せずにはいられない。

ワン・ユとスンニャンは共に立ち上がる。ワン・ユはスンニャンの額にキスをする。そして唇にも。その後、合房(ハッパン)する。

 

互いの思惑

タナシルリはタファン対して、父は今にでも入宮したいと言っていると告げる。そんなタナシルリを見て、不遜な態度は消えることになると、皇太后。タナシルリは先に席を立つ。

『今夜だとおっしゃいましたか?』と、皇太后。『はい、今夜が過ぎれば・・・』と、タファン。続けて心の中で、『これまで後ろ指を指されていた皇帝の姿が変わるはずです』と言う。

『皇上、天下はもうわたくしのものです。この日をどれだけ待ちわびていたか、ご存じですか?』と、心のなかで思う皇太后。

退出したタナシルリに出くわすワン・ユ。今夜の亥の刻かと確認し、苦痛を味あわせて殺したいから、父をあのようにしたものを生け捕りにしろというタナシルリ。

 

甘豆湯

ワン・ユは当然ながらタンギセたちと行動を共にしている。棺桶にしがみつき涙するタンギセ。そこにペガンたちがやってくると、千軍万馬を得た気分だと喜びを顕わにする。

遅くなってすまないと、ペガン。そして、ヨンチョルの棺桶に向かい、不忠を許してくださいと頭を垂れる。

ホンダンに高麗に帰ることを話すスンニャン。うらやましがるホンダン。すると、目の前を茶を運ぶ宮女が通る。慣れた匂いだ。

記憶を探るスンニャン。そして、甘豆湯(カムドゥタン)のことをトンマンに教わり、よく煎れていたことを思い出す。ヨンチョルが愛用していた茶だ。

ホンダンに確認すると、数日前から宮女を使わずにソ尚宮が出しているという。そこにちょうどトンマンがやってくる。

甘豆湯をタナシルリが飲んでいるようだと言うと、皇后は豆で蕁麻疹が出るから、そんなはずはないと言われる。

効用を詳しく聞くスンニャン。解毒であり、ヨンチョル丞相は毒に勝つ気運を高めるために常用していたと聞かされる。話を総合し、ヨンチョルが生きている可能性が高いことに気づくスンニャン。

予想通りヨンチョルは生きていた。密かに軍を動かし、反乱軍を撃退する算段をつけている。そのためだろう、棺桶を前にしたタンギセも不敵な笑みを浮かべている。

反乱軍を前にした時に、ぺガンやワン・ユの正体がわかるだろう、玉なのか石なのか、敵なのか味方なのかとほくそ笑むヨンチョル。

 

確信と決意

タファンに出くわしたスンニャンは、ヨンチョルが生きていることを告げる。

『誰も死体を見ていないではないですか。皇后殿へ行って確認して見て下さい。間違いなく生きています』と、スンニャン。その後、足早に何処かへ行く。

反乱軍の進軍が始まっている。スンニャンは馬を駆けている。事前の取り決めで、タンギセにバレたときは青、敵の間者を見つけた時は黄色、最も緊急なときには白を使おうということを、タルタルから説明されていた。

最も緊急なときはどんな時だろうかと問うパン・シヌに、冗談めいたチョムバギが、死んだヨンチョルが生きていることだと言っていた。けれど、それが冗談ではなくなったのだ。

タファンは皇后殿に突然訪れヨンチョルがいるかどうか確かめる。生きていることが知られてはならないとヨンチョル。タナシルリが出てくるが、有無をいわさず中に入るタファン。そして、茶を小指に漬けて退出する。

退出した後に匂いをかぐと、スンニャンの言うとおり甘豆湯に間違いなかった。タファンは護衛宦官を集めろとコルタに命じる。『ヨンチョル丞相を殺さねばならない』と、タファン。

 

反乱軍がヨンチョル邸へ到着する。都城守備軍はタンギセ側が信号を送ると反乱軍を全滅させる手はずだ。

『戦いが始まれば、タンギセの首から斬ってください』と、ぺガンに告げるワン・ユ。ワン・ユはタプジャヘを、ヨム・ビョンスはパク・ブラがそれぞれ斬ることになる。

『逆賊の息子共、今すぐ出てきて跪け』と、パン将軍。『奴らを亡き者にしろ』と、チュン・グクチョン。

やって来たスンニャンはそんなチュン・グクチョンを射落とす。皆が驚く。パン・シヌは矢に白い布が巻かれているのを見つけ口にする。

『ヨンチョルが、生きているのか!』と、心の中でつぶやくワン・ユ。

 

奇皇后 第21話前半へと続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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