ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第22話感想&あらすじ後半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
奇皇后あらすじ
4ヶ月後
チャン侍郎(シラン)が皇太后にぺガンからの密書を携えてくる。したためたのはタルタルだ。
徐々に軍事力をつけて強くなっているが、問題は金だということ、綱紀粛正を行って金を集めているがそれでは限界だということ、けれどその策を模索していること、自分たちを助ける者をさがしてくれ、という内容だった。
皇太后も計画を立てていた。元には10の行省(ヘンソン:행성)があり、そのひとつはペガンによって抑えられている。5つを抑えてしまえば、天下のヨンチョルでさえ辛い戦いになるだろうと。
チャン侍郎も粉骨砕身お仕えするという。皇太后はタファンの心配をする。
ノ尚宮はスンニャンの子のために産着を作る。
タナシルリは苦痛を伴う不妊治療を行っている。朴氏を伴ってタファンがやってくる。朴氏に対してどうして来たのかと問うタナシルリ。皇太后のいる感業寺(カモプサ)に行くことを望んでいることを、朴氏のかわりにタファンが伝え、承諾してくれという。
元来皇室では、出産の際にお宿下がりをするのでと言い、それを快諾するタナシルリ。自分も皇宮を去りファンガク寺に行きお祈りをしたいという。それについてはタファンが承諾する。
コルタは、これでスンニャンに会えるというが、力がなければどうにもならないからまだ会えないと言う。
暗殺計画
タナシルリはタンギセを呼ぶ。そして、朴氏の暗殺を頼む。発覚すれば一族が危ないというタンギセ。
感業寺(カモプサ)に行く時に殺ればいい、これ以上は気が狂いそうだとタナシルリ。タンギセは父には知らせてはいけないと言い、その願いを聞き入れる。
山賊に会うタンギセ。そして、金を渡し襲撃を指示する。
ノ尚宮の鏡を使おうとするスンニャン。するとノ尚宮はスンニャンの手からその鏡を引き離し、呪われている、触ると死ぬと言う。主人は他にいる、どうしてあげないかわかるか?今あげたら死ぬから、あとであげると、ノ尚宮。
トンマンがやって来て、2日後に出発すると伝える。スンニャンはパン・シヌに連絡してくれという。皇宮から出たらどうするのだと問うトンマン。どうにかして高麗に戻り殿下に会うというスンニャン。お腹の子に父に会える、喜ばれるぞと語りかけるスンニャン。
捕縛
使節団が2万枚の取引を持ち掛けてくる。そんな数は揃えることができないから、ついに偽物を持ってくるに違いないと、捕縛計画を進めるワン・ユ。そして使節団を捕縛する。
上着を脱がせ椅子に使節団を縛り付け罪人扱いするワン・ユ。使節団をこの様にして戦争でもするつもりかと問われ、偽札をかざし、これらは偽物だったというワン・ユ。呆然とする使節長。
このことをヨンチョル丞相に伝えればどうなることか?偽札は一箇所で作られていると聞くが、教えてくれたら解き放とうというワン・ユ。
本当かと問う使節長。わたしの噂を聞いたことはないのか?わたしは絶対に信義を曲げる人間ではないというワン・ユ。
遼陽行省(ヨンヤンヘンソン:요양행성)で作られていると答える使節長。そこはぺガンが赴任した地だ。詳しい場所を聞くワン・ユ。けれど詳細は分からないが、妓房(キバン:기방)にいるホンという者に用意してもらったという。
ワン・ユは結局、彼らを元に護送するという。
皇宮脱出
皇太后は朴氏がやってくることと、タナシルリが寺へ行くことを聞かされる。あいかわらず、タナシルリの妊娠については信じていない。何を企んでいるのかと訝しがる。
スンニャンは用意された服に着替え、トンマンに恩は忘れないと挨拶をした後に、朴氏の乗る馬車に潜む。護衛はヨム・ビョンスたちが受け持っている。
途中、朴氏が用をたすということで、馬車を止め人払いをさせる。その間にスンニャンは馬車を降り去るという算段だ。今回ついてきたムスリたちはすべて高麗出身で、それぞれがスンニャンに手紙を託す。
ノ尚宮は鏡を渡す。また少しおかしくなったいるようだ。言い出したら聞かないため、仕方なく受け取るスンニャン。
襲撃
名残惜しく別れているさなかに、矢が飛んできてムスリが射られる。タンギセが用意した山賊たちによる襲撃だ。次々に殺されていくムスリ。そしてノ尚宮も斬られる。
死ぬ前に高麗の地を一度見たかったのにと言いノ尚宮は絶命してしまう。朴氏も斬られ、残るホンダンとスンニャンは追いかけられる。
途中、二人は離ればなれになる。スンニャンは追い詰められ絶体絶命となるが、パク・ブラとパン・シヌに助けられる。けれど、そこにヨム・ビョンスがやって来て危機は続く。
パク・ブラが足止めすると、スンニャンとパン・シヌを逃がす。けれど、パク・ブラとヨム・ビョンスが対峙し残りの部下はスンニャンたちを追う。
ヨム・ビョンスを追い詰めたパク・ブラだったが、今度はタプジャヘがやって来て、矢で射られた上に、ヨム・ビョンスに下腹部を斬られ倒れてしまう。
逃げるスンニャンは途中、小高い場所から転げ落ちる。パン・シヌは囮となり敵を引きつける。破水したのかチマが濡れる。
皇宮ではスンニャンが去ったことを知らされるタファン。
洞窟に逃げ込むスンニャン。お腹を擦る。
『吾子、心配しないで、わたしの母がわたしを守ったように、わたしが、わたしがあなたを守るわ。心配しないで、吾子』と、スンニャン。
陣痛が始まり、手ぬぐいを噛み苦しむスンニャン。
奇皇后 第23話前半へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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