奇皇后 第23話あらすじ&感想後半

スポンサーリンク

ハ・ジウォン(하지원)チュ・ジンモ(주진모)チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ

奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第23話感想&あらすじ後半です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

奇皇后 キャスト・登場人物紹介

奇皇后(きこうごう)人物相関図

 

奇皇后

 

スポンサーリンク

奇皇后あらすじ

王子偽装

不妊治療を行うタナシルリ。けれど、苦痛を伴う施術の甲斐も虚しく、不妊は治らなず、御医も首を横に振るだけだ。

ソ尚宮も、華佗(ファタ)が生き返り施術を施したとしても不可能だと御医が言っていたと告げ、還宮を勧める。

どこかに行って生まれたばかりの赤子を盗んで来いというタナシルリ。ただ流産したといえばいいというソ尚宮。けれど、今後陛下は後宮を入れるだろう、また朴氏のように殺せというのか?と、タナシルリ。

もう後戻りのできない所まで来てしまったと涙を流すタナシルリ。その後、仏像に祈りを捧げていると、赤子の声が聞こえる。幻聴でも聞こえたのかと思ったタナシルリが外に出てみると、尼僧が赤子を抱いていた。山中で父をなくした子だという尼僧。

赤子を抱かせろといい、その愛嬌にほだされるタナシルリ。また、その冷たさに気づく。産み月が早かったのだろうという尼僧。しばらく預かるというタナシルリ。

『この子をわたしが持つことにするわ』というタナシルリ。出自もわからない子をというソ尚宮に、哀れなわたしに仏様が送ってくださった子だと言うタナシルリ。

『わたしが、この子の母だという話だ!』とも言う。

尼僧たちは正体を知っていると言うソ尚宮。『死んだ者には言葉がないということよ』と、タナシルリ。たった三人しかいないため毒殺しろという。おまえがしないならわたしがするしかとも。

『吾子よ、これからはわたしが母だ。この国の皇后であるわたしが、おまえの母なのだ、吾子よ』と、狂気をはらんでいるタナシルリ。その子の右足の甲には星のアザがあった。

 

ヨンビスの企み

山中を歩くスンニャンチョッコ。スンニャンは呆然としている。

一汗國(イルカングク:モンゴル系国家。現在のイラン)の商人がやってくる。人をさらい奴隷として売る悪党だと言いスンニャンとともに身を隠すチョッコだったが、背後から襲われふたりとも捕まってしまう。フクスは二人の観相をし、スンニャンを貴重な相だという。

高麗では偽札が燃やされていた。ムソンが緊急の報告をしにやってくる。国庫の交抄(キョチョ:교초)が偽物だという噂が流れ価格が1/3に下がり、交抄を持っている商人たちは高利貸しに金を返せず、店を取られた者たちが道端にあふれる有り様になっていたのだ。

誰がそんなことをしているかわからないが、なにか陰謀のようだ。また、ひょっとするとすでに高麗に侵食しているかもしれないと思うワン・ユ。

黒幕はヨンビスだった。すでに高麗の商圏の半分は手中にしたという。今度は価格が上昇するから交抄を買い占めろと部下にいう。すでに燕京で手を打っているからと。

『よりにもよって、ここで相手にしているのはワン・ユとな、縁とは妙なものだ』と、ヨンビス。

 

フクスとヨンチョル

フクス一行はヨンチョルの家に到着する。ここに売られるのかとチョッコタンギセとは久しぶりに会うようだ。見つかってはまずいと、ムシロにくるまるスンニャンとチョッコ。

ヨンチョルに首領の代わりに挨拶するフクス。ヨンチョルはかつての事への礼を伝えてくれとフクスに言う。

首領の願いがあるというフクス。現在高麗で交抄(キョチョ)の値段が下落しているが、勅書を使って、本来は銀甁2個のところを、交換比率を3個にしてほしいというのだ。

首領の頼みなら聞かない訳にはいかないとヨンチョル。ヨンチョルもまた姪を嫁にやるのだが良い婚需品はあるかとフクスに問う。

珍しいものはたくさんあるが、どこの子息かと問うフクス。『高麗王室のワン・ユという者がいるのだ』と笑うヨンチョル。

世話になった礼としてタナシルが下賜した茶を尼僧たちに飲ませ毒殺するソ尚宮。そして、ヨナに後で火を掛けるように命じる。子供には睡眠薬を飲ませ還宮するタナシルリ。

 

出産

完全に正気を失っているタファン。タナシルリが子を生むから来てくれとヨンチョルが言っても、全く反応がない。

以前手に入れたスンニャンの領絹(ヨンギョン:영견:現代のハンカチ)の残り香を嗅ぎ、過去を思い出し涙するタファン。

タナシルリは出産を偽装し王子を手に入れる。ヨンチョルの喜びも尋常ではない。名前はヨンチョルにというタナシルリ。ヨンチョルは偉大なという意味のマハ(摩訶)と名付ける。そんな中、トンマンだけはいぶかしがっている。

 

交抄(キョチョ)と銀甁の交換比率を2個から3個に変更しろとの勅書が高麗(コリョ:고려)に届く。

ワン・ユは父王にそうしてはダメだと過去の例を引き合いに出し、元が背後にいるかもしれないからと阻止しようと話す。自分が突き止めているので、少しの間猶予をくれというワン・ユに、長くは待てないと答える父王。

すでに勅書が届いたはずだから、発表があり次第、高麗人蔘を買い付けろと部下に命ずるヨンビス。

 

スンニャンの死

パン・シヌ開京(ケギョン:개경)に戻ってくる。チョムバギが元に行く途中に会ったのだ。スンニャンはどうしたというワン・ユに対して泣きじゃくるだけのパン・シヌ。代わりにスンニャンが死んだことを伝えるムソン。

『そんなはずはない。スンニャンが死ぬとは。お前たちはなにか間違ったのだ』と、ワン・ユ。絶壁から落ちたと言うパン・シヌ。

誰がしたのかと問うワン・ユ。タナシルリだと答えるパン・シヌ。力なく部屋に入り崩れそうになるワン・ユ。スンニャンとの会話を思い出す。

月に願掛けをするスンニャンに、『何の願いをしたのだ?』と問うワン・ユ。『殿下が一日でも早く復位するよう祈りました』と、スンニャン。

『それだけなのか?』と、ワン・ユ。『戻っていらしたらお話します。ところで、殿下はどんな願いをされたのですか?』と、スンニャン。

『おまえと一生一緒にいれたらと祈った』と、後ろからスンニャンを抱きしめるワン・ユ。続けて、『同日同時刻に死なせてくれと。死んでもおまえのそばにいさせてくれと。そう祈ったのだ』と言う。

『わたしもそう祈りました』と、スンニャン。『本当か?』と、ワン・ユ。『はい、生きていても死んでも、いつも殿下のそばにいさせてくれと、そう祈りました』と、スンニャン。

このようなやりとりを思い出し嗚咽するワン・ユ。

 

品定め

大都ではフクスが奴隷の品定めをしている。チョッコへの評価はかなり高い。

下腹部を掴み、宦官出身なのか元からなのかと問うフクス。チョッコは、『生まれた時から病身だった。おまえのように』と答える。武術をする奴に間違いないと、金20両の値がつく。

次はスンニャンの番だ。貴重な観相だと再び驚くフクス。自分は高麗人で罪はないし、無辜な人々が大部分だというスンニャン。

消えても探す者がいないのは罪であり、高麗という弱小国に生まれたのが最も大きな罪だと言い、高麗をあざ笑うフクス。

身代金を望むなら人を送るというスンニャンだったが、今すぐ出せ、目の前に見える金以外信じないとフクス。

その汚い顔を忘れない言うとスンニャン。部下に価格をどうするかと言われ、空けておけ、会うべき主人に会えば値が跳ね上がるという。

 

血書発見

牢の中で鏡を見るスンニャン。そして、その中に何か隠されていることに気づく。細工を開けてみると手紙のようなものが入っていた。

血書だ!

 

奇皇后 第24話前半へと続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント