ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第24話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第24話放送日と視聴率:2014年1月21日:視聴率:22.6% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
フクスとヨンチョルの関係
血書を見つけたスンニャン。寝ずに何してると言い起き上がったチョッコにそれを見せる。驚くチョッコ。
『これ、血書でしょ?』と、スンニャン。『そうだ。間違いなく明宗 (ミョンジョン:명종)陛下の血書だ』と、チョッコ。
子供に見向きもしないタファン。見ないどころか子供を抱いたタナシルリを突き飛ばす。
ついに狂ったのかと声を荒げ、そのまま生きろ、陛下のそばには誰も居ないと言い去っていくタナシルリ。タファンは憤りで胸が痛い。
フクスがペガンのもとを訪れる。まずはヨンチョルからの皇居宴会の招待状を渡し、平章政事(ピョンジャンジョンサ:평장정사)へ就任したことへの祝いの言葉を述べるフクス。さらに首領からの品だと、宝石を渡す。
フクスが所属しているメバク商団はヨンチョルの軍資金を提供しているところだ。タルタルはぺガンに対して緊密になってはいけないと言い、ぺガンは気運の陰鬱な者だと言い、監視を命じる。
奴隷を高く売るために良い食事を与えるフクス。むしろ、売られてから逃げるほうが簡単だと言い、食事を促すチョッコ。
ワン・ユとヨンビス
高麗(コリョ:고려)の市場では交抄(キョチョ:교초)と銀瓶の交換比率が2個から3個になったことが公表され、商人たちは自分たちに死ねというのかと憤っている。
ヨンビスはフクス宛の書を部下に渡す。その部下はワン・ユがここに来ているとヨンビスに伝える。もしかして自分たちのことを感付かれたのかと問うヨンビス。妓房(キバン:기방)で酒だけ飲んでいると答える部下。
スンニャンを失い、ヨンチョルの姪との縁談を持って来られ、自暴自棄になっているワン・ユ。酔いつぶれたワン・ユのところに訪れるヨンビス。ヨンビスが命を助けられた時に、敵の敵は同士だ、重要なのは今ではなく、これからやってくる未来だと、言っていたワン・ユ。
『すまないが、わたしの未来とおまえの未来は異なる』と言うも、ワン・ユに毛皮をかけて去るヨンビス。
燕京(ヨンギョン:연경)の皇宮。皇居宴会のために元に10ある行省(ヘンソン:행성)の平章政事(ピョンジャンジョンサ)が一堂に会す。
ぺガンを始め、雲南行省主の呉廣(オ・グァン)らがタファンに謁見し挨拶をする。ヨンチョルは王子を抱き満足気だ。
オ・グァンは代表してヨンチョルに申し上げることがあると、4名の妃、9名の嬪(ビン:빈)等々の後宮がおり、その充実を図るべきだという。
それで、各行省ごとに、後宮を出してはどうかという。タナシルリは大反対だったが、ヨンチョルはあっけなく承諾する。
もともと皇太后の所管だがどうするのかというペガン。タナシルリは自分が行うというが、皇后が後宮を選別するのは法度に反することだ。
平章政事らはそれに反対し皇太后の復位を主張する。もともと罪に対する明確な証拠があったわけではないため、ヨンチョル側もこれ以上抗うこともできなかった。
ぺガンとタルタルはあまりにもヨンチョルが簡単に許可したことを怪しむ。裏の思惑は人質を取ることにあるのではと言うタルタル。
ヨンチョルの思惑はまさにそうだた。タンギセに真意を語るヨンチョル。ワン・ユに姪を娶らせるのも、高麗の国号をなくし遼陽行省に組み込むためだ。今からでもワン・ユを正しく管理しなければなと、ほくそ笑むヨンチョル。
婚礼への承諾
同じ頃、ワン・ユは父王から婚礼を承諾しなければならないと言われていた。それが高麗の生きる道なのだ。
ワン・ユは婚礼するには条件がある、相手は元に置いていくという。もともと政略結婚なので、ヨンチョルもとやかく言わないだろうというのだ。
どうして気持ちを変えたのかと問うムソン。『敵の懐に抱かれてこそ、心臓を狙うことができる』と、ワン・ユ。必ずスンニャンの恨みを晴らすと誓う。
スンニャン救出
通りでフクスに出くわすペガン。ぺガンは彼が連れている商品を見て驚愕する。そこにスンニャンがいたからだ。状況が状況だけに、スンニャンも目で訴えることしかできない。
フクスに対して解き放てというも、メバク商団の掟でそれはできないという。欲しいなら奴隷競売に参加してみては?目をかけている価格がとんでもないだろうという。
ぺガンはスンニャンに恩義を感じており、平章政事(ピョンジャンジョンサ)になれたのもスンニャンのおかげだから助けなければならないという。
フクスのもとにやってきたヨンビス。来たついでに少し助けてほしいというフクス。奴隷競売で値を吊り上げるためだ。
20両からはじまったチョッコは50両で落札される。『死なずに生きていれば、どこか出会うことができるだろう』と、スンニャンに言うチョッコ。
スンニャンの競売が始まる。金200両からはじまりどんどん釣り上がる。何かあると感じるタルタル。ヨンビスが1000両を提示し、タルタルはやめろというも、ぺガンは3000両を提示しスンニャンを落札する。
軍の1年分の食料を一瞬ではたいてしまったことを指摘するタルタル。スンニャンが自分たちを助けた命の対価だと思えとペガン。
スンニャンが助けてくれた礼を述べに部屋に入る。どうしてこうなったのかと問うペガン。朴氏が亡くなった時にそばにいたというスンニャン。ぺガンはタファンが失語症になり正気も失っていることを話す。
そこに急にタンギセがやってくる。部屋の隅に隠れるスンニャン。ぺガンとの話で、ワン・ユが婚姻することを知る。涙するスンニャン。また、ペガンが後宮となる適当な女人を持っていないことも知る。
スンニャンはムスリたちから託された手紙を読み、惨殺時のことを思い出し泣く。ひたすら泣いたあと、何かを決心したようだ。
後宮候補に
ぺガンに会いに行き、自分を後宮候補にしてくれというスンニャン。ヨンチョル一家に一番大きな恨みを抱えているのは自分だから復讐うするのだと。
候補がおらず頭を抱えていたぺガンは、話が気に入ればそうしてやると、スンニャンの計画を聞く。まずは皇帝の権威を確立する、そうすればヨンチョルと戦える名分ができるというスンニャン。
よくわかっているなと、ペガン。スンニャンはさらに血書を持っていると言い二人を驚かす。真偽を問うタルタル。
スンニャンは蝶の標識があるのでタファンが見ればわかるし、チョッコから聞いた、一緒に捕まっていたマクセンがチョッコだったという。これならタファンを覚醒させられると、スンニャン。
タルタルは反対する。部下としてならよいが、頭の上に掲げた場合には毒になることもあるという。最後の決断で、スンニャンニ全てをかけるというペガン。
奇皇后 第24話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
- 奇皇后OST Part.4 一度だけ(ハンボンマン:한번만) ソユ(소유)
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
こんにちは。
私は、NHKで「奇皇后」を初見中です。
29話の終盤でタルタルが珍しく自分の感情を口にしたシーンを観た時に原語を聴きたくなり、ついでにタルタル役のチン・イハンさんの美声にびっくりして以来、「字幕入」でも鑑賞するようになりました。
そうすると、聴き取れそうで聴き取れない単語が気になるようになり、音を頼りに辞書で確認するようになりました(私のハングルは、初級以上中級未満です。ドラマをより理解したくて勉強中です)。その中に、ヤンがペガンを呼ぶ時に使う「ピョンジャ(ン?)・オルシン」という言葉があり、ペガンなので、「兵+者」とか「兵+将」とかを当たってみたのですが、探せずにいました。
最近、こちらのサイトを知り、「平章」だと知りました。役職名だったんですね
(それ以前に、ㅂとㅍを聞き分けられないのが問題ですが)。
私のレベルで原語での鑑賞は身の程知らずだと分かっているのですが、ハ・ジウォンさんを始め俳優陣の演技が素晴らしいので、吹替でまずストーリーを理解した後、ハングルで楽しんでいます。
貴重な情報ありがとうございました。
これからも、ちょくちょく訪問させて頂きます。
吹き替えだと声の演技がわからないですよね。
僕は吹き替えを見てないからわからないのですが、おそらく韓国の俳優の声のトーンは一段、いや、史劇だから二段低いと思います。
皆さん体が大きいですし、史劇特有の発声がありますから。
意味がわからなくてもオリジナル音声で見続けたほうがリスニングのトレーニングにもなりますので、続けてみてください!