ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第27話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第27話放送日と視聴率:2014年2月3日:視聴率:23.9% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
歸脾湯(クィビタン)
タナシルリが用意した歸脾湯(クィビタン:귀비탕)を飲む後宮たち。それを飲まないスンニャン(ヤンイ)。
『まさかわたしを疑っているのか?飲め!さあ!』と、タナシルリ。強い眼差しでタナシルリを見ているスンニャン。そこに、『飲むな!』と言い皇太后が入ってくる。
『妊娠を妨げる薬草と緑豆が入っている歸脾湯は初耳だ、皇后が後宮に強制的に避妊させるという事実が明らかにされれば、その責任はどのようにするのか?』と、皇太后。
他の後宮たちは吐き出したい気持ちが素振りになって表れている。
『いまは内命婦(ネミョンブ:내명부)の規律から強固にする時です』と、むやみやたらに妊娠して右往左往させるときではないと、タナシルリ。
奇行(怪変)が行き過ぎているという皇太后に対して一歩も引かず、なんとしても皇室を守ると、全く引かない。
そして、スンニャンに歸脾湯(クィビタン)を飲むことを強要する。一旦飲むかに見えたスンニャンだったが、歸脾湯を床にわざとこぼす。皆が驚き、タナシルリは怒る。
『湯薬を飲むことは、陛下から承恩(スンウン:승은)を受ける道理ではありません。皇后陛下の命に逆らうことはできても、陛下に対する不忠を犯すことはできないです』と、スンニャン。その言に同調する皇太后。
※歸脾湯は主に女性の精神安定剤として処方される。
中庭で
その後、中庭でタファンに出くわす後宮たち。タナシルリも出てきてタファンに声をかけるが、タファンはそれを無視してスンニャンを連れて行く。後宮たちの手前、嫉妬もしないし、陛下のことは気にならないと強がるタナシルリ。
スンニャンは、今晩から毎日自分を呼ぶことはできるか?酒の膳も用意してとタファンに問う。喜びコルタに命ずるタファン。
疑惑
皇太后は皇后殿に訪れていた。マハを抱き、わざとらしく、陛下と皇后に似ているという皇太后。そして、こんなにも凛々しい皇子がいるのにどうしてに後宮たちの妊娠を妨げるのかとタナシルリに問う。
長子が皇統を告げなかったことが何度あったか?と言うタナシルリ。それに対して、クビライは長子に大統を注がせると遺言したので、自分もそれに従うという皇太后。
『わたしが最も怖がっている人はまさに、皇太后陛下です』と、タナシルリ。目の前では笑みを浮かべながらと、皇太后を皮肉る。言い過ぎだと笑みを浮かべる皇太后。
陛下に似たところがひとつもないと、チャン侍郎に告げ、密かに調べてくれという皇太后。
白首文(ペクスムン:백수문)
スンニャンはタルタルを呼び、タファンのために白首文(ペクスムン:백수문)などをを用意する。(白首文は千字文の一種)
それを覚えれば四書五経だ。できるのですか?と問うタルタル。死ぬことほどの苦痛がありましょうか?と、スンニャン。文字を学んでいることは絶対に知られてはならないと言うタルタル。
スンニャンとの夜を楽しみにしていたタファンだったが、文字の練習をすると言われて驚くタファン。皇権を求めるならば上疏文を読破しなければならないと言うスンニャン。酒の膳はカモフラージュとして、護衛武士やコルタが飲み食いする。
そんな日が続き、タナシルリは嫉妬に狂い酔払っている。ヨンチョルは酒ばかり飲むタファンの話を聞き高笑いし、スンニャンを後宮に入れたペガンの功を讃える。
タンギセは、ペガンに仮面を取れという。スンニャンを後宮に入れて以来、おまえを信じてないのだと。自分は大丞相に忠誠を誓っているのであっておまえにではないと、ペガン。
大丞相が亡くなれば、おまえも自分も権力を失うだろうが、私利私欲のためのおまえと、国のために尽くす自分とは違う。大丞相の影に隠れてないで出てこいと、タンギセを挑発するペガン。憤るタンギセ。
夫唱婦随?
漢字の勉強。隙を見つけてスンニャンに近寄ろうとするタファン。『3歩以内に近づいてこないでください』と、スンニャン。かつては3歩以上離れるなとタファンが言っていたが、それを逆手に取ったようだ。
漢字の勉強の妨げになることはするなと言うスンニャンだったが、タファンはお構いなしだ。『夫唱婦随』をわざと間違え、近寄ってきたスンニャンの手を握り、この方が勉強できるのだと言う。
もう今日は勉強しない、疲れたならこっちに来て一緒に寝るか?と、タファン。そっぽを向くスンニャン。
遼陽(ヨヤン)
ムソンは奴隷の中にチョッコを見つける。チョッコは宦官だということがバレ、出戻っていたのだ。すでに正体がバレているムソンだったが、そのことに気づいていない。目の前で主人が血祭りにあげられるのを見させてやるとフクス。
妓房(キバン:기방)
罠にかかっていることを知らせなければワン・ユは死ぬと、心のなかでつぶやくヨンビス。ワン・ユは、取引がしたいのだが、メバク商団につては無いか?とヨンビスに問う。自分も知らない商団だとヨンビス。
互いに商団には見えないし、女主人には見えないと警戒感を示す二人。ワン・ユは用があるといい先に立つ。ヨンビスは部下に命じて火薬を用意しろという。
取引の夜、ムソンは捕縛され、ワン・ユは絶体絶命の状況に陥る。けれど、どこからか火矢が飛んできて火薬が爆発し、なんとかワン・ユは逃げ延びることができた。
かつての借りを返したヨンビス。『これからはもう敵だ』と、心のなかでつぶやく。
警告
行省主(ヘンソンジュ)達が皇宮に乗り込んでくる。タナシルリが飲ませた湯薬の件で怒っているのだとヨム・ビョンス。
そこにパク・ブラがやって来たため驚くヨム・ビョンス。自分が殺したとばかりに思っていたからだ。おまえのおかげで皇宮内でよく暮らしていると、パク・ブラ。
さらにそこにスンニャンもやって来る。頭を垂れないヨム・ビョンスに礼もしないのかと注意するパク・ブラ。
『わたしはしっかりと覚えている。おまえがわたしに放ったその矢。その矢が、わたしの運命を変えた。いま、わたしの話しをしっかりと覚えておけ。おまえの運命も、わたしが変えてやる』と、スンニャン。
奇皇后 第27話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
- 奇皇后OST Part.4 一度だけ(ハンボンマン:한번만) ソユ(소유)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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